啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「アケボノソウ」

2011-10-02 08:29:56 | 山野草

昨日、孫の運動会の応援に出掛けた。出発時、群馬は予報を上回る良い天気だったが、目的地の柏市に入ると小雨。それでも会場は“ジイ、バア”を含めた家族の応援と元気な幼稚園児の声で賑やか。お遊戯、組み体操と立派にこなし、最後がお目当てのリレー(全員参加)。孫のチームは、スタートから2人が遅れ、1周のビハインド。アンカーから2人前に走った本人は“圧倒的な!スピード感溢れる走り!”で頑張り、追い込んだがもう遅かった。終了後、パパとママの所に戻ったUちゃんは、チームの敗戦が悔しくて大粒の涙。来年はもう一年生だ。

「アケボノソウ」はリンドウ科センブリ属の2年草。北海道から九州まで、全国の山地で、湿り気の多いところに咲く。乾燥地帯のせいか、群馬の山ではあまり見ないような気がするが・・。花期は9-10月。草丈は6,70センチほど。花径で1・5センチほどの5弁のきりっとした花をつける。花弁には赤紫の斑点と黄緑色の斑点がついている。この模様を夜明け前の星空ミ見立て、名がついている。

戸隠高原。戸隠牧場から奥社方面に向かう「ささやきの小道」沿いで撮った写真。夕方に撮ったもので意識してバックを暗くしたのではなく、成り行きでこうなった。アケボノソウの名は図鑑上で知っていた。所有の図鑑でハコベの仲間を調べている時に、近くのページに出ていたような気がする。ところが、ハコベ類はナデシコ科なのに対し、この花は全く違うリンドウ科。そういえば仲間のセンブリと花の形が良く似ている。

※今日、稲刈りの応援で帰省します。数日間お休みします。