全国の警察が自転車の取り締まりを強化している。 東京都内では、警視庁が31日から信号無視など
4項目について、悪質で危険性が高い場合、重点的に刑事罰の対象となる「赤切符」を交付する。
新型コロナウイルスの感染拡大などで利用が広がり、過失の大きい事故が増えたことが背景にある。
専門家は取り締まりに加え、利用者の規範意識を高めていくことが求められると指摘している。
「安全運転を御願いします」。 10月19日の朝、JR品川駅高輪口前の国道脇。 警視庁の警察
官が通りがかった自転車の利用者に呼びかけていた。 赤信号を無視して横断歩道を横切ったりイ
ヤホンを着けて音楽などを聴きながら走行したりと違反がみられた自転車には「警告カード」を渡
して注意した。 午前8時半~10時の1時間半で7人に警告を出した。
警視庁が赤切符の対象とするのは、信号無視▽一時不停止▽右側通行▽徐行せず歩道通行‥‥などの
違反行為です。 危険性が高く悪質な場合は警告にとどめずに交付する。
背景には、自転車側の過失が大きい事故が増えていることがあるからだという。
2021年に東京都内で発生した自転車絡みの事故は前年比
1628件増の1万2035件。このうち自転車が過失が重
い「第1当事者」となった事故は5494件(46%)と過
去10年間で最も多かった。22年はさらに増え、1~9月
で5507件と既に前年を上回っている。警視庁幹部は「コ
ロナ下で飲食店のデリバリーサービスや自転車通勤などが拡
大したことも、事故増加の要因となっている可能性がある」
と話している。警察庁は今年1月、悪質な違反がみられた場
合、交通切符を活用するなどして刑事事件として処理するよ
う指示した。同庁は通達でコロナ下のライフスタイルの変化
などによって「自転車利用のニーズが高まっている」と指摘
する一方で、対歩行者の事故では交通ルールの順守が徹底されていないケースなどがみられることを
理由として挙げた。
この方針を受け、全国の警察も取り締まりを強化している。 大阪府警は先立って事故が多い場所を
「自転車指導啓発重点地区・路線」に指定。 通達を受けて対策を強化した結果、22年1~9月
の赤切符の交付を含む自転車の摘発数は4034件となり、既に21年の3074件を上回った。
車道通行を原則とする自転車の法令違反への対策強化はこれまでも行われてきた。 歩行者と接触す
る事故の増加を受け、08年に施行された改正道路交通法は、幼児や高齢者が運転する場合や、車
道通行が特に危険な場合に限って歩道通行ができるとルールを明確にした。
15年には「自転車運転者講習制度」が導入され、赤切符を3年間に2回以上交付された人には3時
間の講習が義務付けられた。 それでも悪質な法令違反は後を絶たず、重大な事故につながるケー
スもあるのが実情だ。 内閣府の交通安全白書によると、21年に自転車乗車中(第1・第2当事
者)の事故で死亡した359人のうち、273人(76%)で法令違反があった。
交通政策に詳しい早稲田大学の“森本教授”は「日本は外国と比較して安く自転車が購入で、歩道走行
しやすい自転車が普及している。 手軽さから車ほど利用ルールに対する意識が高くなく、法令違
反につながってい」とる分析している。
その上で「法令違反の取り締まりを続けていく一方で、専用レーンの整備や安全教育など総合的な
対策を取り、規範意識を向上させていくことが欠かせない」と話している。
私も毎日早朝にウォーキングをしています。 歩道のある場所は歩道をるいていますが、スピードを
出して通り過ぎる自転車の多いこと多いこと。 非常に危険です。 注意しても素知らぬ顔をして
通り過ぎる人、歩行者が悪い!と逆切れする人。 歩道内を歩いているのにチリン・チリンとベル
を鳴らしドケドケといわんばかりの人。 道交法ではこれは威嚇行為で禁止されているのにです。
本当に手に負えないのが実態です。 自分も自転車に乗りますが、このようにならないように注意
して乗っています。 皆さん自転車のルール守りましょうよ! お願いです。
10月のウォーキング集計(31日)
歩いた日 27日 歩かなかった日 4日 (雨・3日 芋ほり・1日)
4項目について、悪質で危険性が高い場合、重点的に刑事罰の対象となる「赤切符」を交付する。
新型コロナウイルスの感染拡大などで利用が広がり、過失の大きい事故が増えたことが背景にある。
専門家は取り締まりに加え、利用者の規範意識を高めていくことが求められると指摘している。
「安全運転を御願いします」。 10月19日の朝、JR品川駅高輪口前の国道脇。 警視庁の警察
官が通りがかった自転車の利用者に呼びかけていた。 赤信号を無視して横断歩道を横切ったりイ
ヤホンを着けて音楽などを聴きながら走行したりと違反がみられた自転車には「警告カード」を渡
して注意した。 午前8時半~10時の1時間半で7人に警告を出した。
警視庁が赤切符の対象とするのは、信号無視▽一時不停止▽右側通行▽徐行せず歩道通行‥‥などの
違反行為です。 危険性が高く悪質な場合は警告にとどめずに交付する。
背景には、自転車側の過失が大きい事故が増えていることがあるからだという。
2021年に東京都内で発生した自転車絡みの事故は前年比
1628件増の1万2035件。このうち自転車が過失が重
い「第1当事者」となった事故は5494件(46%)と過
去10年間で最も多かった。22年はさらに増え、1~9月
で5507件と既に前年を上回っている。警視庁幹部は「コ
ロナ下で飲食店のデリバリーサービスや自転車通勤などが拡
大したことも、事故増加の要因となっている可能性がある」
と話している。警察庁は今年1月、悪質な違反がみられた場
合、交通切符を活用するなどして刑事事件として処理するよ
う指示した。同庁は通達でコロナ下のライフスタイルの変化
などによって「自転車利用のニーズが高まっている」と指摘
する一方で、対歩行者の事故では交通ルールの順守が徹底されていないケースなどがみられることを
理由として挙げた。
この方針を受け、全国の警察も取り締まりを強化している。 大阪府警は先立って事故が多い場所を
「自転車指導啓発重点地区・路線」に指定。 通達を受けて対策を強化した結果、22年1~9月
の赤切符の交付を含む自転車の摘発数は4034件となり、既に21年の3074件を上回った。
車道通行を原則とする自転車の法令違反への対策強化はこれまでも行われてきた。 歩行者と接触す
る事故の増加を受け、08年に施行された改正道路交通法は、幼児や高齢者が運転する場合や、車
道通行が特に危険な場合に限って歩道通行ができるとルールを明確にした。
15年には「自転車運転者講習制度」が導入され、赤切符を3年間に2回以上交付された人には3時
間の講習が義務付けられた。 それでも悪質な法令違反は後を絶たず、重大な事故につながるケー
スもあるのが実情だ。 内閣府の交通安全白書によると、21年に自転車乗車中(第1・第2当事
者)の事故で死亡した359人のうち、273人(76%)で法令違反があった。
交通政策に詳しい早稲田大学の“森本教授”は「日本は外国と比較して安く自転車が購入で、歩道走行
しやすい自転車が普及している。 手軽さから車ほど利用ルールに対する意識が高くなく、法令違
反につながってい」とる分析している。
その上で「法令違反の取り締まりを続けていく一方で、専用レーンの整備や安全教育など総合的な
対策を取り、規範意識を向上させていくことが欠かせない」と話している。
私も毎日早朝にウォーキングをしています。 歩道のある場所は歩道をるいていますが、スピードを
出して通り過ぎる自転車の多いこと多いこと。 非常に危険です。 注意しても素知らぬ顔をして
通り過ぎる人、歩行者が悪い!と逆切れする人。 歩道内を歩いているのにチリン・チリンとベル
を鳴らしドケドケといわんばかりの人。 道交法ではこれは威嚇行為で禁止されているのにです。
本当に手に負えないのが実態です。 自分も自転車に乗りますが、このようにならないように注意
して乗っています。 皆さん自転車のルール守りましょうよ! お願いです。
10月のウォーキング集計(31日)
歩いた日 27日 歩かなかった日 4日 (雨・3日 芋ほり・1日)