唐揚げとして広く食されている❛深海魚 メヒカリ(標準和名 アオメエソ)❜ですが、
その生態はベールに包まれている。 このため福島県いわき市の水族館アクワマ
リンふくしまが、卵を抱えた成魚1匹を国内で初めて確認したという。
若魚しか漁獲されない謎の解明につながる可能性があるという。
同館によると、この個体は2,3年前に福
島県沖の底引き網漁で捕獲されたものを同
館が譲り受け飼育していたものだそうだ。
今年5月ごろから腹が膨らみ背が反ってき
て、8月22日に死んだ。体長は13.5
㌢、体重23.38㌘で外見は若魚と大き
な違いはなかったが、解剖すると腹の中から直径1㍉ほどの卵が多数見つかった。
メヒカリは青森県から鹿児島県までの太平洋沖の水深200㍍付近に生息する。
精巣と卵巣の両方を持つ雌雄同体であることはしられているが、どこでどのよ
うに繁殖しているか不明という。
20年間で計約40匹を飼育してきた同館の”山内さん(48)”は「広い地域で水
揚げされ、食べられてきたなじみの魚で成熟個体が見つかっていない種はまれ
だった。 飼育下で繁殖行動を観察できる可能性が出てきた」と期待している。
メヒカリは、いわき市名産で市の魚にも制定。 江戸時代に磐城平藩を治めてい
た内藤家が延岡藩に転封した縁で、兄弟都市になっている宮崎県延岡市でもよ
く食べられているそうです。
珍しい深海魚なので、生態解明へ是非頑張っていただきたいと思います。
その生態はベールに包まれている。 このため福島県いわき市の水族館アクワマ
リンふくしまが、卵を抱えた成魚1匹を国内で初めて確認したという。
若魚しか漁獲されない謎の解明につながる可能性があるという。
同館によると、この個体は2,3年前に福
島県沖の底引き網漁で捕獲されたものを同
館が譲り受け飼育していたものだそうだ。
今年5月ごろから腹が膨らみ背が反ってき
て、8月22日に死んだ。体長は13.5
㌢、体重23.38㌘で外見は若魚と大き
な違いはなかったが、解剖すると腹の中から直径1㍉ほどの卵が多数見つかった。
メヒカリは青森県から鹿児島県までの太平洋沖の水深200㍍付近に生息する。
精巣と卵巣の両方を持つ雌雄同体であることはしられているが、どこでどのよ
うに繁殖しているか不明という。
20年間で計約40匹を飼育してきた同館の”山内さん(48)”は「広い地域で水
揚げされ、食べられてきたなじみの魚で成熟個体が見つかっていない種はまれ
だった。 飼育下で繁殖行動を観察できる可能性が出てきた」と期待している。
メヒカリは、いわき市名産で市の魚にも制定。 江戸時代に磐城平藩を治めてい
た内藤家が延岡藩に転封した縁で、兄弟都市になっている宮崎県延岡市でもよ
く食べられているそうです。
珍しい深海魚なので、生態解明へ是非頑張っていただきたいと思います。