農業じゆう人

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今年も早 第4コーナー

2022年10月06日 12時50分28秒 | 世間
  スーパーに銀杏が出回るようになった。 我が街のメインストリート❛いちょう通り❜は
  その名の通りイチョウの樹木がずら~っとあり、今の時期になると黄色くなった葉が、
  見事な彩りをなしていた。 歩道には落ちた葉がいっぱいになり歩きにくいほどに‥。 
  落ち葉はいいのだが、潰れた実の方は足元で独特な存在感を放っている。 こに時期
  はキンモクセイとかわるがわる鼻に届く。 これも秋の便りの一つだろうと思う。

  子どものころ、親がつまみにと近所でよく拾ってきていた。 漂うかおりに鼻をつま
   んで逃げ回ったことを思い出す。  作家の"円地文子さん"は随筆に、台風で枝ごと
   吹きちぎられたあとの濃密な匂いの印象を記している。 「食膳の茶碗蒸しにぎん
   なんが入っていても、ふとそのあらしの翌朝のことを思い出すのである」(「銀杏})

  この時分、季節の歩みは時に驚くほど速い。 きのうは冷たい雨が、わずかに残る夏
   の余熱をざっと洗い流した。 都心では前夜は熱帯夜に近いほどだったのに、昼過
   ぎには20度を÷割り込んだ。 そして今朝は一気に朝の気温が15度以下に。
   重ね着して家を出る人が目立ってくれば、イチョウもだんだんと黄色く染まる。
   気づけば今年ももう、第4コーナーにさしかかったわけだ! 速い‥。

  やっと開かれた国会では、先日の首相の所信表明演説に対しての代表質問が始まった。
   年末のゴール(なぜ通年にしないのだろうか。国民のためにもっと働こうよと言いたい)に向
   け論戦(ぜひそうあってほしい)が本格化する。 台湾の有事の懸念に北朝鮮の度重な
   る狼藉が加わり、さて防衛費はどうあるべきか。 積み残した旧統一教会問題も、
   匂うものには蓋とはよもやしないだろう‥。 むしろ銀杏のあの堅い殻をパキンと
   割抜くくらいの意気込みで、首相は議論に臨んでもらいたいものです。
   先々を見据えた堂々の議論をしてほしいものです。