スーパーに銀杏が出回るようになった。 我が街のメインストリート❛いちょう通り❜は
その名の通りイチョウの樹木がずら~っとあり、今の時期になると黄色くなった葉が、
見事な彩りをなしていた。 歩道には落ちた葉がいっぱいになり歩きにくいほどに‥。
落ち葉はいいのだが、潰れた実の方は足元で独特な存在感を放っている。 こに時期
はキンモクセイとかわるがわる鼻に届く。 これも秋の便りの一つだろうと思う。
子どものころ、親がつまみにと近所でよく拾ってきていた。 漂うかおりに鼻をつま
んで逃げ回ったことを思い出す。 作家の"円地文子さん"は随筆に、台風で枝ごと
吹きちぎられたあとの濃密な匂いの印象を記している。 「食膳の茶碗蒸しにぎん
なんが入っていても、ふとそのあらしの翌朝のことを思い出すのである」(「銀杏})
この時分、季節の歩みは時に驚くほど速い。 きのうは冷たい雨が、わずかに残る夏
の余熱をざっと洗い流した。 都心では前夜は熱帯夜に近いほどだったのに、昼過
ぎには20度を÷割り込んだ。 そして今朝は一気に朝の気温が15度以下に。
重ね着して家を出る人が目立ってくれば、イチョウもだんだんと黄色く染まる。
気づけば今年ももう、第4コーナーにさしかかったわけだ! 速い‥。
やっと開かれた国会では、先日の首相の所信表明演説に対しての代表質問が始まった。
年末のゴール(なぜ通年にしないのだろうか。国民のためにもっと働こうよと言いたい)に向
け論戦(ぜひそうあってほしい)が本格化する。 台湾の有事の懸念に北朝鮮の度重な
る狼藉が加わり、さて防衛費はどうあるべきか。 積み残した旧統一教会問題も、
匂うものには蓋とはよもやしないだろう‥。 むしろ銀杏のあの堅い殻をパキンと
割抜くくらいの意気込みで、首相は議論に臨んでもらいたいものです。
先々を見据えた堂々の議論をしてほしいものです。
その名の通りイチョウの樹木がずら~っとあり、今の時期になると黄色くなった葉が、
見事な彩りをなしていた。 歩道には落ちた葉がいっぱいになり歩きにくいほどに‥。
落ち葉はいいのだが、潰れた実の方は足元で独特な存在感を放っている。 こに時期
はキンモクセイとかわるがわる鼻に届く。 これも秋の便りの一つだろうと思う。
子どものころ、親がつまみにと近所でよく拾ってきていた。 漂うかおりに鼻をつま
んで逃げ回ったことを思い出す。 作家の"円地文子さん"は随筆に、台風で枝ごと
吹きちぎられたあとの濃密な匂いの印象を記している。 「食膳の茶碗蒸しにぎん
なんが入っていても、ふとそのあらしの翌朝のことを思い出すのである」(「銀杏})
この時分、季節の歩みは時に驚くほど速い。 きのうは冷たい雨が、わずかに残る夏
の余熱をざっと洗い流した。 都心では前夜は熱帯夜に近いほどだったのに、昼過
ぎには20度を÷割り込んだ。 そして今朝は一気に朝の気温が15度以下に。
重ね着して家を出る人が目立ってくれば、イチョウもだんだんと黄色く染まる。
気づけば今年ももう、第4コーナーにさしかかったわけだ! 速い‥。
やっと開かれた国会では、先日の首相の所信表明演説に対しての代表質問が始まった。
年末のゴール(なぜ通年にしないのだろうか。国民のためにもっと働こうよと言いたい)に向
け論戦(ぜひそうあってほしい)が本格化する。 台湾の有事の懸念に北朝鮮の度重な
る狼藉が加わり、さて防衛費はどうあるべきか。 積み残した旧統一教会問題も、
匂うものには蓋とはよもやしないだろう‥。 むしろ銀杏のあの堅い殻をパキンと
割抜くくらいの意気込みで、首相は議論に臨んでもらいたいものです。
先々を見据えた堂々の議論をしてほしいものです。