農業じゆう人

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身近な場所での転倒

2022年10月09日 12時44分05秒 | 世間
  日常生活の身近な場所で転倒し、思わぬケガをする人が増えているそうだ。 東京消防庁によれば2016~20年、
  38万人以上の人が救急搬送されたという。 家庭内でコードや段差、近所のスーパーの床の水ぬれなどに気をつ
  けることで危険を避けられる例も多いという。 『転ばぬ先の杖』を改めて点検しておきたいものだ。

  「慣れ親しんだ我が家の居間で、あんな事故に遭うとは夢にも思わなかった」。 東京都在住の80代女性は自宅
   のリビングで、暖房器具のコードが足にからまって転び、大腿骨などを骨折してしまったことを振り返る。 
   一人暮らしだったこともあり、痛みで意識を失った後、連絡が取れないことを心配して訪ねた親族に発見される
   まで約2日間もかかり、救急搬送後に長期入院を余儀なくされたすだ。
  こうした例は決して特殊な例ではないそうだ。 東京消防庁によると、同庁管内では日常生活における事故での救
   急搬送のうち「転ぶ」を原因としたものがじわりと増えているという。 その数は2016年から20年の5年
   間で約38万人以上に上る。
 直近で通年のデータがそろう20年は約7万4000人
 と前年比では減少している。ただ、10年ほど前は6万
 人にも満たなかったことを考えると「落ち着いたとは言
 い難く、高止まりの状況だ」(同庁)。搬送される人は
 65歳以上の高齢者が中心だが、40~50代も約10
 %、0~9歳までの子どもも約4%を占めており、幅広
 い年代にリスクは存在している。 家内の転倒事故の具
 体例に詳しいALSOK介護(さいたま市)によると ,「コ
 ードや段差でのつまずきは注意しているが、扉の開閉な
 どでバランスを崩す例も多い」。玄関の扉や各部屋を仕
 切る引き戸などのほか、大型冷蔵庫の開閉でもよろめく
 ことがあるという。このほかにも、高齢者になるとスリ
 ッパの脱ぎ履きなど、わずかなことでバランスを崩しや
 すくなる。同社は「新型コロナウイルスの影響による外
                     出自粛などで気づかぬうちに運動能力が低下している人も少なくない。 
             『少し前まではできた』と思い込むことが事故の原因になることもある」と注意を促す。

  コロナ過はようやく第6波が落ち着き、外出機会は増えてきそうだが、家の外にも転倒の危険は潜んでいる。 
  例えば、よく訪れるスーパーなど小売店内です。 各種の商業施設などに事故防止の助言をする東京海上日動火
   災保険ロスプリ&テクノロジー戦略チームは「野菜や床など水気が多い場所には特に注意が必要だ」と指摘。
   天候が悪いときには、施設の出入り口付近と階段を下りた地点、店の外の駐車場の段差やスロープなどで転ぶ
   例もある。
  転倒予防は小さなことの積み重ねが大切だという。 家の中の場合「『生活動線』をつかみ、その線上の整理整
   頓から始めることがスタートだ」(ALSOK介護)。 まず家で過ごす時間が最も長い場所を考える。
  次に、その場所からトイレや浴室、玄関などへ移動する際に必ず通る線の上に物が置かれたリ、コードが出てい
   たりしていないか確認し、片付けていくという手順。 扉の開閉が必要な場所や、どうしても段差がある場所
   には簡易の手すりを付けることも有効になる。
  家の外で近所の店などを訪れる場合は「まず天候が悪いとき、改装などで店の環境が変わったときは特に慎重に
   歩くことを心がける。 注意喚起を促す店内のポスターなども見落とさないようにしたい」(東京海上日動)
   特に高齢者の場合はできるだけ混雑しない時間帯を選んで出かけ、ほかの人と接触する事態を避けることも一
   案だという。 これはよいと思っています。 
   スーパーなどは開店時間直後は比較的すいていますので(私共の周りだけかな)、私共はこの時間帯に行き
   サッと済ませるようにしています。