農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

平和

2022年10月11日 12時37分44秒 | 世間
  「今年世界中でたくさんの尊い命が失われました」「目を覆いたくなるようなこともたくさん
   ありました」「僕たちに今、何ができるのでしょうか」。 19年前、NHK紅白歌合戦で
   大トリを務めたSMAPのメンバーは、こう語った後で「世界に一つだけの花」を歌った。
  「みんながすべての人に優しくなれたら、きっと幸せな未来がやってくる」との言葉もあった。
  イラク戦争が起き、反戦を掲げた集会などでこの歌が合唱されていた年です。
 
  時を経て、なお同じ呼びかけが通用しそうな世界の現実があり非常に悲しい。 ロシアによ
   るウクライナ侵攻は隣国の領土に対する一方的な「併合」宣言に至った。
  この戦争で冷戦終結以来の平穏が破れたとの声も聞く。 しかし実はこの間も、戦争や内戦
   は繰り返されてきた。 イラク、コソボ、シリア‥‥。 
  100年続く平和を願う“一青窈さん”の「ハナミズキ」、戦いのむなしさを歌う“Mr.Ch
   ildren”「タガタメ」などは、命の大切さを訴え平成の反戦歌としても口ずさまれた。

  世界がまだ平和とは遠いことに皆がもっと心を砕き、危険の芽を摘んでいれば現在の事態は
   避けられたのか? SMAPが17年前に発表した「Triangle」という歌が今、
   聴かれているという。 「精悍な顔つきで 構えた銃は / 他でもなく 僕らの心に / 突き
   付けられている」(作詞・市川喜康)。  静かに聞くと歌の一節が胸に迫ってくる‥‥。