農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

ウイルス予防、その知識は?

2019年01月29日 13時06分17秒 | 話題
  今の全国で猛威をふるっているインフルエンザ。 また今結構多いとされるノロウイルス。
  皆さん、正しい情報をどれだけご存じでしょうか。
  1000人聞き、正答率が低い順にランキングしたものが新聞に掲載されていました。

 1位 風邪やインフルエンザ予防に取りたい栄養素は?
  ①ビタミンA ②ビタミンC ③ビタミンD
 2位 インフル、ワクチンを打つ回数は?
  ①何歳でも1回でよい②13歳以上なら1回
  ③15歳以上なら1回
 3位 小・中学生のインフル、火曜に発熱、金曜に解
  熱なら登校はいつから? ①月曜以降 ②火曜以降
 4位 インフルのウイルスが最も生存しやすいのは?
  ①マフラー ②雑誌 ③硬貨
 5位 風邪の予防には水よりうがい薬が良い?
  ①ハイ  ②いいえ
 6位 ノロウイルスの予防、二枚貝は火を通せば大丈
  夫?  ①はい ②いいえ
 7位 便の色で問題ないのは?
  ①赤 ②黒 ③緑
 8位 風邪は抗生物質を飲むと早く治る?
  ① はい ② いいえ
 9位 インフル予防、より効果が高いのは?
  ①外出後のうがい ②外出後の手洗い
10位 ウイルス性胃腸炎に感染後、発症する可能性
  がある病気は? ①腸閉塞 ②過敏性腸症候群 
  ③虫垂炎
 
 解答 1位=③ 2位=② 3位=① 4位=③ 5位=② 6位=① 7位=③ 8位=②
    9位=② 10位=②  いくつ正解できましたか?  私は6個でした。 

 解説 1位=(正答率9.2%) 風邪やインフルエンザなどの感染症にかからないためには、日頃から
     免疫力を高めることが重要。 ビタミンDはカテリシジンという、抗ウイルス作用のある
     たんぱく質を誘導し、免疫力を高めるそうです。イワシやサケなどの魚や、マイタケなど
     のキノコ類にも含まれている。日光に当たると体内でも生成されるそうで、晴れた日など
     に手袋をしないで屋外で15分程度過ごすだけでも効果があるという。
    2位=(同26.5%) インフルエンザは毎年、その年に流行しそうなウイルスの予測に基づ
     き作られる。接種回数は年齢によって決まっており、12歳以下は免疫がつきにくいため
     2回が一般的。1回目から2~4週間空けて2回目を接種する。13歳以上は、特に医師
     が必要と認めるケースを除けば1回で良く、65歳以上の高齢者も1回で抵抗力が得られ
     る。接種後、5~6ヵ月ほど持続すると考えられている。
    3位=(同27.4%) 2015年に学校保健安全法が改正され、インフルエンザによる学校
     の出席停止期間の基準が変わったそうです。以前は「解熱後2日を経過するまで」だった
     が、解熱してもウイルスの排出が続くケースがあるため「発症した後5日を経過し、かつ
     解熱した後2日を経過するまで」になった。 発熱が始まった日は含まず、その翌日を1日目
      と数える。まるまる5日間は休み、その翌日から登校が可能になる。 幼稚園に通う幼児の場合は
      「発症後5日かつ解熱後3日」と1日長い。

    4位=(35.5%) インフルエンザウイルスは、金属やプラスチック、ガラスなど表面がつ
     るつるした物質や手では24~48時間生存するが、紙や繊維では8時間以内しか生存し
     ない。 電車などの手すりやドアノブにもウイルスが付着していることがある。感染の恐
     れがあるのでなるべく触れないか、こまめに消毒して対策したいもの。 表面が平らなス
     マートフォンやパソコン、電話などもウイルスが生存しやすいので気をつけましょう。
     衣服についたウイルスの活性が高いのは15分程度だそうだ?
    5位=(36.6%)うがい薬には殺菌・消毒効果があり、「風邪の予防には水うがい、風邪を
     ひいたらうがい薬と使い分けると良い」という。 のどから肺にかけての気道にある線毛
     には、外から入ってきたウイルスを排出する役割がある。 線毛が乾燥するとその働きが
     鈍り、風邪をひきやすくなるため、うがいで潤すのは有効だという。 ただし、うがいは
     水がいい!との実験効果もあるという。 2005年に京都大学の“川村教授”が行った
     臨床実験で、水でうがいをしたグループはまったくうがいしなかったグループに比べて約
     40%、風邪の発症を抑えられたという。うがい薬を使ったグループは約12%だった。
    6位=(44.8%)ノロウイルスは感染力が非常に強い。 ただウイルスは熱に弱いので生や
     半生で食べなければ大丈夫。 厚労省は中心部を85~90度で90秒以上加熱するのが
     望ましい、としています。 調理中にウイルスがまな板などに付着することもあるので、
     消毒や手洗いを徹底することが大事です。
    7位=(46.8%)赤や黒い便は消化管で出血していると考えられるので要注意です。大腸の 
     ポリープや食道・胃の潰瘍など病気のサインになることもある。黄色や緑の便なら大丈夫
    8位=(53.6%) 風邪やインフルエンザはウイルス性のため、抗菌薬である抗生物質は
     効かない。細菌による肺炎や溶連菌感染症などでなければ服用する必要はない。「風邪を
     ひいたら抗生物質」との思い込みは根強く、厚労省は2020年までに使用量を3分の2
     に減らすことを目標にしているそうです。
    9位=(56.3%) 「インフルエンザは比較的早期に体の細胞内へ入ってしまうため、外出
     後のうがいでは防ぎきれない」。インフルエンザウイルスが細胞内に入った後では効果が
     期待できないそうです。 接触感染を避ける点では手洗いやアルコールによる手指消毒の
     方がより有効だそうです。
   10位=(61.8%) 「感染性の胃腸炎がきっかけで、一部の人は過敏性腸症候群を発症する」
     過敏性腸症候群とは腸の働きが異常となり、腹痛や下痢、便秘などを伴う疾患だそいです。
     都会暮らしの高収入、高学歴のエリートや管理職に多く、人によって長引くこともある?

   風邪やインフルエンザ・ノロウイルスに皆さんはどんな対策をとればいいのか?
    約4割の人が対策をしているという。「手洗い・うがい・マスク」の3つを挙げる人が多か
    ったそうです。 効果が期待できるものとして「食後の歯磨き」。口の中をきれいに保つと
    インフルエンザの発症を抑えることが分かっている。「加湿」も欠かせない。 乾燥すると
    ウイルスの生存率が高まる。室内の湿度が50~60%になるようにするとよいそうだ。
    ただ、湿度が高すぎると、カビやダニが増殖するので気をつけたいものです。
    インフルエンザ対策では18年、新薬「ゾフルーザ」が登場しました。 これまでの治療薬
     と違って服用が1回で済み、ウイルスの増殖を抑えられると注目されています。
    これ新薬なので、まだわからないことも多くあるそうです。
    まずはワクチン予防注射を受けましょう! 罹りにくくするには免疫力を下げないこと。
    一番避けたいのは睡眠不足とお医者さんは指摘。 そして基本は休息と栄養のある食事。 
    栄養素ではビタミンDが注目されているという。 また軽い運動もいいよいそうだ。 
    風邪のひき始めなら入浴やウォーキングはむしろ回復に役立つそうです・・が
    何事もほどほど・・疲れるほどやってはダメです。 今夜はゆっくり休みましょう!!