農業じゆう人

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便秘予防 食物繊維を取ろう

2019年01月15日 12時33分48秒 | 健康
  あっという間に時は過ぎてきょうは15日・小正月です。とは言っても意味不明では・・?
  元日を大正月というのに対して呼ばれた名です。 「女正月」とも呼ばれています。
  これは、松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味だと言われています。
  年神様や先祖を迎える行事を行う大正月に対して、小正月は家庭的な行事を行う正月で
   盆と同様に大切な節目です。 大正月は門松を飾りますが、小正月には餅花を飾る。
   (私の田舎などでは‘繭玉(まゆだま)’といっています)
  私のような古い人間は15日というと「成人の日orどんど焼き」を思い出します。

  そんな1月も半分過ぎましたが、日常生活や体調は普段通りに戻りましたでしょうか。
  年末から正月にかけての飲み食いで‘やや重の体’になった方は、調整中でしょうか。
  たくさん飲み食いした後、尾籠な話ですが排せつの方はどうでしょうか?順調ですか?

  気温が下がり、活動量が少なくなる冬は、便秘が起きやすくなると言われています。
  予防には、食物繊維を積極的に取ることが欠かせないといいます。 摂ってますか・・。
  「国民健康・栄養調査結果(2017年)」によると、20歳以上の1日当たりの摂取量は
   男性15.2㌘女性14.8㌘
  「日本人の食事摂取基準(15年版)」が定める成人の食物繊維の目標量(男性20㌘以上、
   女性18㌘以上)を下回っています。 特に50代以下の摂取量が少ないという。

 効率的に取るには、食物繊維を含む食品と穀類と組み
 合せるのがおすすめ。  ご飯にいも類を混ぜたり、
 ライ麦パンや胚芽パンにピーナッツバターやきな粉バ
 ター、あずきを塗ったりするとよいという。 切り干
 し大根やヒジキ、乾燥ワカメなどの乾物を味噌汁やラ
 ーメンの具に使うと、ミネラル類も補給できます。
 ささがきゴボウやレンコンスライスなどのカット野菜
                 や冷凍野菜を使うと、調理をいためる、煮るといった
                 加熱がら始められるので便利です。
                 ドライフルーツやナッツ類も調理の手間が不要です。 
                 サラダやヨーグルトなどに活用しましょう。

   食物繊維には水に溶ける「水溶性」と溶けにくい「不溶性」があり、異なる働きを持
    っています。 糖尿病や高脂血症などの予防や改善に役立つのが水溶性食物繊維。 
   昆布やワカメなどの海藻類や果物、里芋や大麦などに含まれ、糖質の吸収を緩やかに
    して食後血糖値の急上昇を抑えたり、コレステロールを吸着し体外へ排出したりす
    る働きをしています。

   不溶性食物繊維は小麦やふすまなどの穀類、ゴボウなどの野菜や豆類、キノコ類、甲
    殻類の殻などに含まれています。 胃腸で水分を吸収して膨張し、腸のぜん動運動
    を活発にして便通をよくする働きがあります。

   通常の食生活では食物繊維の過剰摂取の心配はないそうです。 ただサプリメントな
    どで食物繊維を大量に取ると、下痢を招いたり、ミネラル類の吸収を妨げたりする
    ことがあるので注意しましょう。  サプリメントもほどほどに・・。