農業じゆう人

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昨年の災害に思う

2019年01月18日 12時23分21秒 | 世間
   年が明け落ち着いて昨年を振り返ってみると年末に今年の漢字一文字に選ばれた
    まさしく「災」の年だったと思う。
   2月には福井県の一部で1981年の昭和56年豪雪に匹敵する積雪となった・・。
   6月には大阪府北部の地震、7月には広範囲に記録的な豪雨となり大雨特別警報が
    11府県で発表された西日本の豪雨、逆走台風と言われた台風12号、強い勢力
    で各地を襲い、大雨、暴風や高潮の被害をもたらした台風21、24号、災害級
    の猛暑、そして、北海道胆振東部地震では広範囲に大きな被害となった。

   気象庁が100年以上にわたり保管している観測結果によると、気温は100年あ
    たり約1.2度の割合で上昇していて、大雨も増加しているそうだ。
   100年後の地球温暖化予測によると、二酸化炭素の排出が抑制されない場合では、
    日本の気温は3.3~4.9度上昇するという・・?

   1時間に50㍉という滝のように降る雨の回数は今の倍以上になり、北日本が東日
    本並みに、東日本が西日本並み、西日本は沖縄・奄美並みになる。 
    台風の発生数は減るが強い台風の比率が増えるそうです。
   気象について言えば、昨年は、100年後の将来の様子を少し先取りして我々に見
    せて、警鐘を鳴らしているのではないかと思います。

   災害対策の基本は「自助、共助、公助」だと思う。 中でも自助は欠かせないが、
    このように気象が激しくなるのに加えて、高齢化が進行していることを考え合わ
    せると、自助だけでは助からない命もあります。 
    実際、西日本の豪雨ではそのような事例と思われるものが多くあった気がする。

   我々日本人の個々の英知を結集して、助け合って立ち向かわないと克服はできない
    難しい課題ではないでしょうか・・皆さんはどう思われますか?