農業じゆう人

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微量元素の摂取

2019年01月28日 13時00分00秒 | 
  鉄や亜鉛、銅といった「微量元素」は私たちの体が正常に働くために必要な物質といわれている。
  適切な量を取るにはどうすればよいのでしょうか・・?

 厚生労働省が定める食事摂取基準(2015年版)は、鉄・亜鉛・銅・
 マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデンの八つの微量元素
 について、性・年齢別に1日当たり必要とされる量などを示してい
 ます。 17年の国民健康・栄養調査では、女性の鉄接種の不足が
 目につく。 月経がある女性では推定平均必要量が15歳~29歳
 で8㍉㌘、30歳~69歳で9㍉㌘とされているのに、これらの年
 代の実際の摂取量は6.4~8.2㍉㌘だそうです。
 推定平均必要量はある集団の50%の人が必要量を満たすと推定さ
 れる量なので、必要量を満たしている人は半数に達していないこと 
 になる。 同じ調査で成人男性の亜鉛の摂取量は推定平均必要量を
 上回っているものの、ある集団のほとんどの人が充足している量を
 示す推奨量には達していない。 微量元素が足りない場合に起こる
 健康障害としては、鉄欠乏性貧血のほか、亜鉛不足による味覚障害
 免疫力低下、銅不足による貧血などが一般的に知られている。

  女子栄養大の“上西教授”によると、骨の代謝にかかわるマンガン、甲状腺ホルモンをつくるヨウ素
   などは日本人の通常の食生活で不足することは考えにくいという・・。
   「偏りのない食事を心がけることが大事」と話しているそうです。
  一方で、取りすぎもよくない。 上西教授によると、サプリメントで多量の亜鉛を継続的にとると
   貧血になり、ヨウ素の過剰摂取は甲状腺腫、セレンの取りすぎは皮膚、胃腸などの障害を招くと
   指摘しています。
  同志社女子大の“吉田特任教授”が行なった10~80代の男女約320人へのアンケートによると
   健康に気を使って食事をする人の方がサプリメントを飲用していることがわかった。
   吉田特任教授は「食事だけでは不十分と考えて種々のサプリメントを常用する人がいるが、微量
   元素の過剰摂取になる可能性があるので注意が必要です」と重要な指摘をしています。
  ある先生によれば、病気や体の関係でキチンと摂取できないのであれば不足する分をサプリメント
   で補うのは結構なことだが、そうでないのならば一般食で摂取するのが一番と言っています。
     私共もできる限り普通の食事で摂取するように心がけています。

  連日、寒さと乾燥に悩まされていますが、時にはこんなものを眺めて見てはいかがでしょうか?
    
      蝋梅           紅梅            葉の落ちた木々と蝋梅               
      これ埼玉県秩父郡小鹿野町両神で撮影したものです。 青空に映えてきれいだったです。