きょうは二十四節気の「小寒」です。 冬至と大寒の中間。いわゆる「寒の入り」です。
暦便覧も「冬至より一陽起こる故に陰気に戻らふ故、益々冷える也」と説明しています。
寒風と降雪の時期で、寒さが厳しくなる頃。例年ならこれから冬本番を迎えるわけです。
今年はきのうは暖かかったですがきょうはまた冬に逆戻りのようです。
寒い時期なので、寒稽古や寒中水泳などが行なわれるのは、この「寒」の時季です。
付け加えれば、この日から寒中見舞いを出し始めます。
そんな寒いきょう午前8時43分から11時36分にかけて部分日食が見られました。
太平洋側では殆んどの地域で見られたようです。 ご覧になりましたでしょうか。
国立天文台 川口市立科学館
私メですか・・そりゃもう物好きですから、欠け始めからず~っと見ていました。
但し、残念ですが科学や天文に関しては全く無知です。 単なる物好きだけです。
温かいお茶を飲みながらでした~・・。 (次回は12月26日です)
無色透明なコーヒーや紅茶、コーラなどが登場して話題のペットボトル飲料。
中身だけでなく容器のペットボトル自体も進化しているのにお気づきでしょうか。
どんな工夫が詰まっているのか・・。 秘密を探ってみました。
「最近のペットボトルは重さを感じさせない。右利きだけど、左手でも簡単につぶせる」。
会社勤めの女性でもこういう。“捨てるのに場所をとらないので、いいんじゃないですか”
1960年代に米国で基礎技術が確立されたペットボトル。 日本では82年に食品衛生
法改正で清涼飲料用に使うことが認められ、ガラス瓶に代わって一気に広まったという。
PETボトルリサイクル推進協議会によると、2016年の出荷量は227億本にもなる。
ペットボトルは中身の飲料を保護するため、輸送しても壊れない、人が手に持って圧力を
加えてもつぶれないなどの強度が必要です。どんな工夫をしているのでしょうか。
ペットボトル製造大手の東洋製缶に確認してみると、技術開発統括室の“細貝さん”が
「折り紙の理屈を使って耐久性を高めているんです」と教えてくれた。
ボトルをよく見てみよう。 側面に様々な凹凸がついています。
「これは単なるデザインではなく、意味がある」(細貝さん)。 リング状のへこみ(リブ)
は横方向への強度を増すためのもの。 パネル状のへこみは、飲料を冷やしたときに
生じる減圧によるへこみを吸収するするためのものだという。
炭酸飲料と非炭酸系では底の形状が違っているそうです。 非炭酸系は少し内側にへこん
だ凹状なのに対し、炭酸系は突起物が5つ付いている。 これは内部のガス圧を分散し
て耐久力を高めるとともに、ボトルを自立しやすくする工夫だという。
蓋をひねって外したあとの口の部分も注意してみると、白と透明の2種類があるそうだ。
果汁など中身の飲料を高温殺菌して充填している場合は、口部のペット樹脂を白く結晶化
させて耐熱性を高めているそうだ。 無菌化された工場で常温充填する場合は、その必
要がないので透明のままだそうです。 へぇ~・・
とりわけ軽量化が進んでいるのはガス圧や耐熱の必要ない無菌充填タイプだという。
かつては500㍉㍑タイプだと30~40㌘程度だったが、10㌘台が続々登場している。
日本コカ・コーラの天然水「い・ろ・は・す」が使うペットボトルは、555㍉㍑入りで
12㌘しかない。 技術本部の“柴田さん”は「ボトルを輪切りにすると断面が五角形
や六角形で、これをずらしながら何個も重ねたような形状になっているのがミソだと。
それで様々な方向からの耐久性を高めている。口部も軽量化し、全体で従来より約4割
軽くした」と話しています。 1億本を生産した場合、ガソリン換算で一般的な自動車
が地球約90周分の原油削減効果があるそうです。 凄いな~・・・
東洋製缶でも18㌘のボトルを開発。 側面に耐久性を高めるためのパネルや溝がほと
んどなく、ほぼツルツルの形状だという。 手に持つと柔らかく、少しフニャっとする。
「かつてはボトルが少しでもへこむと不良品だったが、今では消費者が多少のへこみに
は寛容になって買ってくれるようになった」(細貝さん)。
軽量化が進む背景には、消費者の意識の変化もあるようです・・。
今後はどう進化するのだろうか? 細貝さんは「形状的な工夫は限界に近いと思われる。
次のキーワードは『脱石油由来』への対応」ではないかと指摘しています。
日本コカ・コーラでは、いち早く原料の一部に植物由来の素材を混ぜて作ったペットボト
ルを「い・ろ・は・す」に使っているそうだ。 「重量の約30%が植物由来だと。
(これまで捨てられていた)サトウキビの搾りかすを有効活用している」という。
コスト面が課題だそうですが、プラスチックごみが社会問題化するなか、近い将来、
植物由来100%の容器が誕生するかもしれない! 是非そうなってほしいものです。
注目されているプラスチックごみ削減問題。 国内で生じる約900万㌧の廃プラスチッ
クのうち、約1割がペットボトルだと言われています。
PETボトルリサイクル推進協議会によると、16年のリサイクル率は83.9%で、
20~40%程度の欧米に比べ極めて高いそうです。 さらなる回収率を高めるため、
スーパーなどに回収機を置く動きも出てきている。
ただ、国内で再生したペット樹脂の用途を見ると、70%以上がシートや繊維などに
リサイクルされている。 再びボトルに使用しているのは20%強です。
プラスチックごみを減らすためにも、より効率の高い完全リサイクルの実現が課題と
なっています。 自然破壊を招かぬように皆で工夫していきましょう!
暦便覧も「冬至より一陽起こる故に陰気に戻らふ故、益々冷える也」と説明しています。
寒風と降雪の時期で、寒さが厳しくなる頃。例年ならこれから冬本番を迎えるわけです。
今年はきのうは暖かかったですがきょうはまた冬に逆戻りのようです。
寒い時期なので、寒稽古や寒中水泳などが行なわれるのは、この「寒」の時季です。
付け加えれば、この日から寒中見舞いを出し始めます。
そんな寒いきょう午前8時43分から11時36分にかけて部分日食が見られました。
太平洋側では殆んどの地域で見られたようです。 ご覧になりましたでしょうか。
国立天文台 川口市立科学館
私メですか・・そりゃもう物好きですから、欠け始めからず~っと見ていました。
但し、残念ですが科学や天文に関しては全く無知です。 単なる物好きだけです。
温かいお茶を飲みながらでした~・・。 (次回は12月26日です)
無色透明なコーヒーや紅茶、コーラなどが登場して話題のペットボトル飲料。
中身だけでなく容器のペットボトル自体も進化しているのにお気づきでしょうか。
どんな工夫が詰まっているのか・・。 秘密を探ってみました。
「最近のペットボトルは重さを感じさせない。右利きだけど、左手でも簡単につぶせる」。
会社勤めの女性でもこういう。“捨てるのに場所をとらないので、いいんじゃないですか”
1960年代に米国で基礎技術が確立されたペットボトル。 日本では82年に食品衛生
法改正で清涼飲料用に使うことが認められ、ガラス瓶に代わって一気に広まったという。
PETボトルリサイクル推進協議会によると、2016年の出荷量は227億本にもなる。
ペットボトルは中身の飲料を保護するため、輸送しても壊れない、人が手に持って圧力を
加えてもつぶれないなどの強度が必要です。どんな工夫をしているのでしょうか。
ペットボトル製造大手の東洋製缶に確認してみると、技術開発統括室の“細貝さん”が
「折り紙の理屈を使って耐久性を高めているんです」と教えてくれた。
ボトルをよく見てみよう。 側面に様々な凹凸がついています。
「これは単なるデザインではなく、意味がある」(細貝さん)。 リング状のへこみ(リブ)
は横方向への強度を増すためのもの。 パネル状のへこみは、飲料を冷やしたときに
生じる減圧によるへこみを吸収するするためのものだという。
炭酸飲料と非炭酸系では底の形状が違っているそうです。 非炭酸系は少し内側にへこん
だ凹状なのに対し、炭酸系は突起物が5つ付いている。 これは内部のガス圧を分散し
て耐久力を高めるとともに、ボトルを自立しやすくする工夫だという。
蓋をひねって外したあとの口の部分も注意してみると、白と透明の2種類があるそうだ。
果汁など中身の飲料を高温殺菌して充填している場合は、口部のペット樹脂を白く結晶化
させて耐熱性を高めているそうだ。 無菌化された工場で常温充填する場合は、その必
要がないので透明のままだそうです。 へぇ~・・
とりわけ軽量化が進んでいるのはガス圧や耐熱の必要ない無菌充填タイプだという。
かつては500㍉㍑タイプだと30~40㌘程度だったが、10㌘台が続々登場している。
日本コカ・コーラの天然水「い・ろ・は・す」が使うペットボトルは、555㍉㍑入りで
12㌘しかない。 技術本部の“柴田さん”は「ボトルを輪切りにすると断面が五角形
や六角形で、これをずらしながら何個も重ねたような形状になっているのがミソだと。
それで様々な方向からの耐久性を高めている。口部も軽量化し、全体で従来より約4割
軽くした」と話しています。 1億本を生産した場合、ガソリン換算で一般的な自動車
が地球約90周分の原油削減効果があるそうです。 凄いな~・・・
東洋製缶でも18㌘のボトルを開発。 側面に耐久性を高めるためのパネルや溝がほと
んどなく、ほぼツルツルの形状だという。 手に持つと柔らかく、少しフニャっとする。
「かつてはボトルが少しでもへこむと不良品だったが、今では消費者が多少のへこみに
は寛容になって買ってくれるようになった」(細貝さん)。
軽量化が進む背景には、消費者の意識の変化もあるようです・・。
今後はどう進化するのだろうか? 細貝さんは「形状的な工夫は限界に近いと思われる。
次のキーワードは『脱石油由来』への対応」ではないかと指摘しています。
日本コカ・コーラでは、いち早く原料の一部に植物由来の素材を混ぜて作ったペットボト
ルを「い・ろ・は・す」に使っているそうだ。 「重量の約30%が植物由来だと。
(これまで捨てられていた)サトウキビの搾りかすを有効活用している」という。
コスト面が課題だそうですが、プラスチックごみが社会問題化するなか、近い将来、
植物由来100%の容器が誕生するかもしれない! 是非そうなってほしいものです。
注目されているプラスチックごみ削減問題。 国内で生じる約900万㌧の廃プラスチッ
クのうち、約1割がペットボトルだと言われています。
PETボトルリサイクル推進協議会によると、16年のリサイクル率は83.9%で、
20~40%程度の欧米に比べ極めて高いそうです。 さらなる回収率を高めるため、
スーパーなどに回収機を置く動きも出てきている。
ただ、国内で再生したペット樹脂の用途を見ると、70%以上がシートや繊維などに
リサイクルされている。 再びボトルに使用しているのは20%強です。
プラスチックごみを減らすためにも、より効率の高い完全リサイクルの実現が課題と
なっています。 自然破壊を招かぬように皆で工夫していきましょう!