農業じゆう人

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あっさり?さっぱり?

2015年01月15日 14時50分05秒 | 無題
  「成績の方はさっぱりだ!」「何を言いたいのか、さっぱりわからない」といった、
  「ちっとも」「まるっきし」の意味と同じ否定的な用法は、「あっさり」と言い換えられない。
  一方、「あっさり諦める」「あっさり負ける」といった例では「さっぱり」は使えない
  その点では、この二つの副詞は、明確に意味がわかれる。
   ところが、両方とも「しつこくない」という意味で共通しているようだ・・?
   これ、人の性格や化粧の仕方や料理の味などに使うとなると、けっこう紛らわしい。
   それでも、どの場合も微妙に違う感じがしませんか!
   
  「あっさりした人」は・・対象へのこだわりの少ない人物を連想させ、物事に熱中するほど
                深く入り込まない!という雰囲気がありますでしょ・・?
  「サッパリした人」は・・物事に熱中しても長続きせず、くよくよ悩んだり・・
                根にもったりしないタイプの人間を思わせる!と思いません?
  「あっさりした化粧」は・・目立たない程度に口紅を塗り、軽く白粉をはたいた程度の薄化粧を
                 想像させる?
  「さっぱりした化粧」は・・口紅や白粉の濃淡よりも、髪形や衣装も含めた清潔感に
                 重点がありそうだ?
  「あっさりした料理」は・・刺し身や白身の焼き魚・・?
  「サッパリした料理」は・・サラダや酢の物というイメージだろうか?

  「あっさり!さっぱり!」 日頃からよく使いますが考えみるとこんな風になるんですネ~
  ‘頭の悪いおっさん’にとってはこれもまた勉強になりました・・!

           ・        ・

  きのう決定された【来年度予算】・・いつも通り?「あっさり」と閣議決定されたようだ!
  しかし、その収支の内容などとなると「さっぱり」わからない。
   最近の国家のいろいろな事項は、国民にじっくりと分かっては困るのか・・
    一部だけで「あっさり」決め、内容は「さっぱり」分からないように多いようだ


  分かりやすかったのは、新聞に掲載された例えが一番分かりやすかった
        
     表は、15年度予算案を一般家庭に例えたもの (1万円未満は四捨五入)
    〔”15年度の収入・支出について、1兆円を10万円に置き換えてあります〕
   夫の年収(税収)は増えて「545万円」に、奥さんのパート収入(副収入)も「50万円」
   2人の収入の合計は「595万円」だが、支出(歳出総額)は「963万円」
    表のように支出は収入の約1・6倍にのぼる。
   最近体調の悪い‘おじいちゃん’の介護や医療費(社会保障費)に「315万円」かかる
   地方におる‘お母さん’の実家はアベノミクスの効果が波及していないようで、
   仕送り(地方自治体への財政支援)が「155万円」必要だ!
   最近は地震が多いし、自宅の耐震工事(公共工事費)に「60万円」を」かけるつもりだ
   物騒な世の中なので、最新の警備システム(防衛費)も「50万円」で導入する 
   これまでの借金の返済費用(国債費)には「235万円」かかる
   ご覧の通り2人の収入だけではまかないきれないため、お父さんは銀行からあらたに
    「369万円」を借りる(新規国債発行)
   これまでの借金の合計はすでに「1億円」を超えている。

   “収入が増えてるからそのうち借金は減るだろう”と‘お父さん’
   “収入が少しくらい増えても、支出を減らさないと借金は減らないわ”という‘お母さん’
   この指摘を受けて、夏までに借金返済の計画(財政再建計画)を立てることにした。
   
    収入「595万円」 でも新たな借金「369万円」どうなんでしょうかネ
     一般家庭ではあり得ないのではないのでようか・・皆さんのご家庭では・・・
   「あっさり」決定?はやむを得ないとしても、内容について「さっぱり」は困りものです。