農業じゆう人

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          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

七草粥

2015年01月07日 15時00分01秒 | 
  楽しくご馳走ざんまいのお正月も終わり、今週からは新年のお仕事がスタートしましたネ~
  でもまだ「新年会」などの宴会が続く皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
  こんな時に気になるのは「正月太り」では・・。
  そんな時にちょうどいい習わしが・・今日の『七草粥』を食べるということでは・・!
  近年はコンビニでもセットされたものが販売されているので、手っ取り早く手にできる
  新年の食べ過ぎた胃腸を労わるためにも、忘れずにいただくことができます。
              
  このようにセットものが売られています       できあがった「七草粥」

  私のような田舎もんは、こうしたセットものではなく、殆んどが自己調達したものでした。
  
  そもそも「七草粥」は、お正月のご馳走ざんまいで疲れた胃腸を休ませるために
  ‘縁起のいい七草’をお粥に入れて食べたのが始まりとか言われています。
  また1月7日は「「人日(じんじつ)の節句」として前の年の厄払いをし、
                      新年の無病息災を願う節句でもあるんだそうです

   農業国である(農耕民族)日本では古来より豊作を願ってきましたが・・
    ビジネスパーソンにとっての「豊作」は、まさに今年の仕事への意欲向上や成功では・・・
   せっかくですから「七草粥」をいただいて、昨年の厄払いと今年のご自身の豊作を願いましょう

  さて、ご存知でしょうが「七草の謂(いわれ)と期待できる効果」は下記の通りです
   *せり(芹)=競り勝つ カロテンの他に鉄分やビタミンB2が含まれ、冷え対策やダイエットに役立つ
   *なずな(ぺんぺん草)=撫でて汚れを除く 解毒作用や利尿効果が期待でき、むくみ防止に 
   *ごきょう(キク科の母子草)=仏体 こちらも解毒作用に優れ、気管支や扁桃腺など喉のイガイガ予防に
   *はこべら(撫子の一種ハコベ)=繁栄する  利尿作用に優れ、むくみ解消に
   *ほとけのざ(キク科の一種)=仏の安座   抗酸化作用と解毒作用があるので、
                               冬の風邪やインフルエンザなどのウイルス対策に
   *すずな(蕪)=神を呼ぶ鈴 疲れた胃腸を守り、イライラを鎮めてリラックス効果も期待できる
   *すずしろ(大根)=汚れにない精白 疲れた胃を修復し、食べ過ぎた老廃物のデトックスに最適

    こうして謂(いわ)れを見ていると「仕事運も健康運」もよくなりそうですネ~
     まだ食べていないようでしたら今晩にでも・・いかがでしょうか?