疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

旧吉兆宝山

2004年10月25日 | 酒蔵
先週末、S亭に飲みに行ったら店主が棚から旧ラベルの吉兆宝山を取り出した。
今年の夏頃吉兆宝山の瓶のラベルが変わり、白地に墨書きのラベルから、黒麹らしい黒いラベルになった。
出てきたのは白地に墨書きの方だ。
仕入れの酒店にたまたま残っていたものを見つけ、わざわざ買ったのだという。

吉兆宝山はラベルが変わったら味も変わってしまったと感じている私としても、その辺は是非確認しておきたいところ。さっそく注文して飲んでみた。
と、甘い香りとまろやかな味わいは今の吉兆宝山とは違う。
今の吉兆宝山はまろやかさがなくなって、カドがあるような感じがする。

そういえば、たまに通販で西酒造の焼酎を買う酒店から、販売制限のメールが届いた。蔵元からの通達で、西酒造の焼酎は通販で売れなくなったという内容だった。
人気の富乃宝山は黄麹のツンツンした感じが出てきたし、芋麹全量に至っては2001年製造はあんなにおいしかったのに、2002年製からはあれっ?と思う味になっている。
全て私の味覚が変わっただけなら、なんの事はない一人で勝手に騒いでるだけなんだけど、同様の感想を持ってる人もいるのですよ。

旧吉兆宝山を飲み過ぎた翌日の土曜日は久しぶりの二日酔いで、朝は起きられなかった。