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免許証見てたら思い出した

2007年11月01日 | 雑記
自分の運転免許はゴールドの制度ができてからずっとゴールド免許。しかも免許を取って20年以上、30年近くなるが未だに無事故無違反。
てな事は以前書いたことがあるような。。。

免許をぼんやりながめていると、初回交付日が昭和5x年8月8日と書いてある。学生時代の事なので夏休み中に交付されたことになる。
試験場に学科試験を受けに行った日の事を思い出した。
ただ、話がうまくつながらなくて、その時の出来事は夢だったのではないかと思う事もある。

当時実家を離れて学生寮に住んでいて、学生寮から実家までは電車で3時間半ほどかかる。
運転免許試験場はその途中にあり、実家からは1時間程の場所にあった。

当時確か夏休みの初日に、実家へ帰る途中に試験場へ寄って筆記試験を受けるつもりだった。
ところが前日の夜になって、実地試験の合格証明書を実家に置いたままになっているのを思い出した。
教習所へ通うお金は実家で出してもらってたので、終了のあかしを親に見せるため、実家へ持っていったんだっけ。

今から思うとどうせ夏休みなんだから、実家へ帰ってから暇なときにゆっくり受けにいけばいいと考えるのだが、そのときの行動はそうではなかった。
もう夜なのでこれからだと実家までたどり着く電車はない。
時刻表を調べたのだが、翌朝寮を出て実家へ寄ったのでは試験に間に合わない。
で、夜のうちにいける所まで行って、そこから始発で実家へ行き、すぐに試験場へ行けば間に合うことがわかった。つまり途中駅で朝まで過ごすわけ。
なんでこんな事する気になったのかわからないけど、しちゃった。

夜を明かす事になったのは大きな駅で、フェリーへも連絡していて、待合室や周辺のイスには結構な人数がいた。

夜中長いすに坐ってボーっとしていると警官が話し掛けてきた。家出少年とでも思ったか。
ここで何してるのか?住所と名前、自宅の電話番号を聞かれて学生証見せたら、急に親しげな口調になった。どうも実家が近いらしいような事を言っていた。
しばらく話をしてから、置き引きなんかもいるんだから気をつけろよ、みたいなことを言って去って行った。
その後朝までその警官が歩き回ってるのをなんどか見た。

一睡もしないまま一旦実家へ戻り、すぐ逆戻りして試験場へ行き筆記試験を受けた。
学生なのでほとんど満点で合格。
当時は免許証の交付は即日ではなく、郵送だったと思う。
交付日付が夏休み初日あたりではなくて、8月8日ってのはそこからきているのだろう。


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