疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

恒例おやじキャンプ(後編)

2013年07月09日 | アウトドア
たっぷり飲んで食って寝たのが0時過ぎ。目が覚めたのは4時半。既に明るい。
エアマットの空気が抜けてしまっていて、背中が痛くて目が覚めた。
なのでまだ全然寝足りない。わずかな衣類をおしりのあたりに当てたりしてなんとか二度寝。
次に目覚めたのは6時半だった。けたたましい鳥の鳴き声にびっくりしたなんという鳥なのかは分からない。
エアマットはバルブのゴム部分が劣化してしまったようだ。

起きてテントから出て、お湯を沸かしコーヒーを飲む。外は涼しいのでホットコーヒーがちょうどよい。

しばらくして朝食のカップ麺を食べていると、少し離れたところでウグイスが鳴いている。
それを聞いたFさん、ウグイスを呼び寄せると言って、口笛で鳴きまねを始めた。
本人は自信満々なんだけど、はっきり言ってヘタクソで、これに騙されるウグイスなんかいる訳がない。
他にもキャンプしている客がいて、恥ずかしいのでやめて欲しいのだが、一向に止める気配がない。
するとなんということでしょう!本物のウグイスの鳴き声がすぐ近くから聞こえるようになった。
しかも1羽ではない、3~4羽いる。
本当に呼び寄せてしまった。Fさんはさらに調子に熱がこもる。
ウグイスも口笛を吹いているのがおっさんだと知ったらガッカリするだろう。

テントをたたみ、帰る前に朝から昨日と同じ温泉に入った。
ここの温泉は源泉掛け流しで相当熱い。
特に朝一番はまだ誰も入っていないため、体温で温度が下がっていないので、とても入れたものではない。
いつものように水で埋めていると、突然元気良く入ってきた客が
「え~埋めちゃってるんですか、なんて事を。。。せっかくの源泉が勿体無い。。。」
自分も温泉は好きであるが、あんな熱い温泉に入るほどドMではないし、見栄張って我慢する江戸っ子でもない。
ちょいと気分を害したが、超熱い風呂が好きな人がいるのも事実なので、知らんぷりして体を洗って出た。
きっとこういう人は、温泉でシャンプーやボディソープを使われるのもいやなんだろうな。

温泉を出た我々は今市にある蕎麦屋に向かう。ここも毎年訪れているところ。
車でしか行けない場所にあり、昼ごろに行くと車がすごい事になっている。

途中、杉並木の道を通るのだが、ここは来月8月4日に行なわれる「日光杉並木マラソン」のコースになっているところ。
杉並木の一部5Kmを通行止めにし、往復10Kmのマラソンだ。
かなりの坂道になっていて、往きは下り、復りは登りになっている。
こりゃいつものペースで走ったらとんでもない事になる。記録は考えず、ゆっくり写真を撮りながら走ろう。
景色が素晴らしく良いが、車がビュンビュン走っているので、普段はのんびり景色を楽しむことなんかできないんだから。

3人で八合の蕎麦を食べ、満腹で車に乗り込むとすぐに睡魔が。
次に車が止まったのは高速道路のサービスエリア。降りると車の外はとんでもない暑さ。
山から降りて、下界がこんなに暑いとは。ニュースでは猛暑日だそうで、昨夜の寒さなんて夢でも見てるようだ。
こうして現実世界に戻されていく。


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