Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

4月は草との闘い

2016年04月11日 | ピュアオーディオ
田舎暮らしは自然が一杯有って良いのですが、庭には草が生えて来ますし、立木は芽を出して来ますので選定もしなくてはなりません。特に「草」は雨が降ると一夜にして5㎝、10㎝と伸びて来ます。1本2本の草なら何んとも有りませんが、家の周り中に一辺に生えて来ます。そのままにして置くと直ぐに30㎝、50㎝と伸びて行き、1mぐらいの高さになってしまいます。廃屋などでは1.5mを超え、背丈ほどにもなってしまいます。



4月は桜が終わると「草との闘い」が始まります。こんな時はサブシステムで音楽を流しながら、部屋の窓を開けっぱなしで聴きながら「草むしり」をしています。庭の広さや、庭の路面の状態にもよりますが、1時間/回ぐらいでは終わりません。音楽部屋の庭は一面の芝になっています。この芝の中からいっぱいの草が生えて来ます。広さも延べ60坪くらいは有ります。1回家の周りも含めて草取りをするのに3日ほどかかります。1回当たり3時間~5時間ほどです。これを毎月1~3回ほど繰り返して保全します。特に雨の後の草むしりは必須です。

家の手入れと云うと家の方に目が向きますが、実際は全体の外観、特に庭の手入れ、「草との闘い」に勝たなければ小奇麗な家にはなりません。窓を開放してBGMを大音量で流しながら、部屋の外で聴きながら草むしりをするなど都会では考えられない風景かも知れません。義母が30年近く小奇麗にして守って来た家なので、私も負けずに小奇麗を保ちたいと思っています。

他にも「畑」が有ります。畔の草刈りや畑の中の草取りもしなければなりません。畑は奥さんの趣味でやっていますが、150坪も有りますので草刈り等女手では手に負えない部分が有り、助けてあげなければなりません。(毎日の食事で自作の野菜を食べられます)畑は本当の「無農薬・有機栽培」でやっていますので「草殺し」等の薬剤は一切使いません。すべて手作業でやっています。


昨夜は定例オフ会

2016年04月10日 | ピュアオーディオ
昨夜は友人宅で定例オフ会でした。久しぶりにJBL#4530のWバックロードホーン箱+#2440+#2395+#075+パイオニアリボンツィーターの組み合わせを聴かせていただきました。ウーハンの選定にもよるのですが、軽くよく弾む音で、バックロード箱の響きも載って心地良いサウンドでした。彼は最近プリアンプを2セット、パワーアンプを3セット購入して、古い機器を入れ替えています。

バックロード箱は私もシングル用を自宅で使っていますが、「低域のヌケの良さ」が有ります。バスレフ箱とはまた違った雰囲気が有ります。同じ様にフロントロード箱にも独特の雰囲気が有ります。使いこなせたら密閉箱やバスレフ箱のSPは聴けなくなります。

ただ、今回のバックロード箱のシステムが置いて有る部屋が、「畳敷きの和室」で有った為、「床の強度」が不十分で音量を上げると「部屋鳴り」が聴き取れました。そのうち床面のしっかりした部屋に移動されるだろうと思います。そうなるとバックロード箱が威力をもっと発揮するだろうと思います。他所でも同じバックロードを鳴らされているのを聴いているので確信を持って言えます。

今回は「ソース機器」が「HDD」にされていたのが目立った点。色々な曲を予めダビングして有り、モニターでどれを聴こうかと選択するのが、迷って大変みたいでした。音質はipodに似たような感触でしたが、音数も多く、奥行き感も充分で普通の方ならこれで十分音楽を楽しめると思います。ただ、自分はHDD方式の導入は全く考えていません。「音質追求」の世界とは異なる様に感じます。

急がない懸案事項

2016年04月09日 | ピュアオーディオ


急いではいないが、まだ「不動」状態の2台のMD機が有る。残る懸案事項です。この2台が動く様になれば機器集めはほぼ完了します。「ほぼ」と云ったのは固定観念化させない為。まだ欲しい機器が出て来るかも知れません。



特に、こちらのNOS品のDN-990Rは、MDをセットすると「読み込み」に行こうと「シンキングタイム」が有ります。何処かチョッとした処だと思っています。壊さない様に「修理」したいので、じっくりと構えています。



「コンデンサーの容量ヌケ」の可能性や「半田クラック」等を考えています。そのうちまたバラシて、2台を1台にして使える様にしたいと考えている。

何故?MD機に拘るかと云うと「音質が良い」からです。CDは一つの世界を持っています。ソフト類も充実して、現在も市販されています。これに対してMDは、CDの後に出来たフォーマットです。サンプリング周波数も48KHzとCDの44KHzより改善されている様に思います。

CDの古い録音よりMDでエアーチェックした最新録音の方が音質は完全に上です。同じ音源を比べてもCDに負けるとは思えません。これはあくまでも私のシステムの話です。電源・電源ケーブル・ラインケーブルのグレードを合わせての話です。

FM放送の楽しみ

2016年04月08日 | ピュアオーディオ


FM放送の楽しみは「意外な組み合わせ」の演奏を聴く事や、「名前も知らない作曲家」の曲を知る事や曲の説明で、曲の成り立ちや演奏の成り立ち等を知る事が出来る事だと思います。例えばドボルザークの「新世界交響曲」の演奏と云ったらチェコ出身のアンチェルやノイマン、クーベリック。メジャーなオケものならケルテス、カラヤンやアバード等を連想しますが、クレンペラー盤の演奏等はあまり聴けない演奏ですね。軽妙なおしゃべりで印象が違いますね。

この処毎日MD機で録音を楽しんでいます。目下の悩みは「録音したソース」を聴く時間が無い事でしょうか? なんだか追われる様に録音をしています。時間にゆとりを持ちたいですね。何でもコツコツやり始めると「スケジュール」を組んで「時間に追われる」様なやり方になってしまいます。もうしばらく録音に専念して録り溜めたMDが200枚くらいになったら一休みしたいですね。

他の趣味の準備しています。昨日はイーゼルとギタースタンドが入荷。マニュアルレンズも入荷・・・と何でも興味が有るのが「病気」かも知れません。お抹茶をゆっくりとたてて、リラックスした姿で楽しみたいですね。

オーディオの「音質を決める」材質について

2016年04月07日 | ピュアオーディオ
最近は「非磁性体」と云う事で「アルミ製」の箱体が高級品には使用されているが、「音質」には「好影響」なのだろうか? 個人的には「はなはだ疑問?」を持っている。管球アンプの達人たちはこぞって「鉄製シャーシ」を使っていた。アルミ製やステンレス製ではない処が面白い。

音数や音色の多彩さを得る為には「色々な沢山の材質」が入っている事が不可欠だと原理的に理解している。その材質を電気が通って来る時に、その材質の音色も併せて出してくれるからだ。だから「簡単な作り」の機器ではいたって簡単なサウンドで有り、複雑な構成の機器では「複雑なサウンド」がしてくると思っている。ただし、複雑な機器程その実力を出すのが難しい事も事実である。

個人的には「鉄(Fe)」が必ず入っていなければならないと思っている。それも良質の鉄が使ってなければならない。古い話であるが、WEのトランスでは「純鉄性」のトランスが最高に良いとされている。その作りの複雑さと手間暇の入れ方は半端ではない。現在では作れない代物だと思う。WEのライントランスを時系列に追っかけて「音質確認」をしたことが有るが、やはり「古いモノほど」サウンドが豊かで良いと云う結論に達した。ライントランスの場合50A以前のモノがそれに相当すると思う。音色が50番以降のモノと全く違う傾向なのである。

話は変わって「ケーブル」ではどうだろう?現在ではほとんどが「銅線」である。これに皆さんは疑問を持たないのだろうか?「銅」には「銅」にしか出せない音も有るが、「銅」では出ない音が有ると云う事を理解してほしい。ちょっとグレードを上げれば「銀メッキ線」や「銀線」が有る。

「電気はケーブルの表層を流れる」と云う事実が有る。これから行けば「銅線に銀メッキ」すればかなりの音質アップが期待できる。事実かなり豊かなサウンドで、「銅」と「銀」の音色を併せ持ったサウンドになる。「銀線」は「銀」特有の音で繊細で輪郭がシャープで広帯域で・・・と良さそうなサウンドである。音も非常に豊かに感じる。

ここで私の使っている最高グレードのケーブルには「鉄(Fe)」が使われている。磁石にくっつくので直ぐ判ると思う。ケーブル材に「鉄」???と思われるかも知れない。本当に良いモノには先述のWEのトランスでも云った様に「鉄」が使われているのです。ただ一般に知られている「鉄」の使われ方ではなく、「性能を上げるために使われた鉄」であると云う事。それなりの工夫がシッカリとされているのだと思っている。技術の有るメーカーでないと作れないモノです。

ミノルタのレンズが増殖している

2016年04月06日 | 写真・カメラ・林道ツーリング


梅が咲き出して、桜が咲いて・・・と来ますと本格的な春になります。色々な花達が一辺に咲き出します。そうなると「カメラの季節到来」です。今まではオートフォーカス・オート露出のNIKONのデジ一眼を3台使っていましたが、今年から「マニュアルレンズ」用に富士フィルムのX-PRo1を導入しました。



ミノルタ製レンズも当初フィイルム時代の生き残りでMD45mmF2 1本だけでしたが、知らないうちに7本に増殖していました。毎日レンズをとっかえひっかえしながら「マニュアル操作」を楽しんでいます。なかなかの描写力のレンズが「ガラクタ」のお値段で出ていますのでついつい入手したくなります。お陰で防湿庫を1個追加してしまいました。

(28mmF2.5)

「マニュアル操作」の写真はフィイルムカメラの時代の「現像」と同じ様に、パソコンで確認するまでどんな風に写っているか判りません。一応カメラのモニターも有りますが、正確なピントやボケは大伸ばしのモニターでないとハッキリしません。この辺に「ワクワクドキドキ」感が有ります。X-PRO1は「ピント」の山が非常に掴み辛いですから、うまく行った時の喜びは大きいです。安直にただの写真を撮るよりも、手間暇かけてイメージして絵作りした方が楽しいです。

(28mmF2.5)

何も今更マニュアルレンズ等と思いますが、ミノルタのレンズは「暖かみ」が有る写真が取れます。またX-PRO1もレンズによってピントのやまが良く分かるモノも有ります。

(45mmF2)

NIKONのマニュアルレンズ群も元々一揃い持っています。10本以上あると思います。こちらも使って行きたいと思っています。こちらもキレのある写真が取れます。

次の音質アップの準備

2016年04月05日 | ピュアオーディオ


次の「音質アップ」は「ケーブル類のグレードアップ」で対応したいと計画しています。その為には「レイアウト変更」が必須なのですが直ぐには出来ません。出来る処から少しづつ進めて行こうと思っています。上の写真に有る様にメインシステムの中域・高域には6個のユニットを使っています。当然配線も必要なわけで、この部分から先に手を付けた方が良いと思っています。何故ならこの部分の位置関係は固まっていますので、レイアウト変更の影響を受けません。



しかしながら、アンプのSP端子から出ている「SPケーブル」と同じ配線でユニット配線をしています。1本の中に6本の配線が入っています。それが+と-と有ります。1本の直径は約10mm有ります。これを「倍増」させたいと思っています。



現在低域用にはレビンソンNo431L(200W)を使っていますが、このアンプを含めパワーアンプの「出せる音の限界」をまだ掴んでいません。ソース機器→プリアンプ→チャンデバ→各パワーアンプ(3台)の流れ(フロー)で信号は流れて来ますが、この信号を伝送する「ケーブル」の太さや特性・材質を今まで吟味して使って来ましたが、それでも「本当にこのケーブルで潜在能力をすべて引き出しているのか?」と疑問を持っています。もっと凄いケーブルにしてやればもっと凄いサウンドになるのではないか?と云う推測が頭を離れません。そこで、現状のケーブルにした時の状況を思い出して、更に「伝送能力」をアップさせたSPケーブルを使えばどうなるか?の実験をして行きたいと考えています。世の中で誰も使っていないケーブルを使ってやる訳で、材料費と端末加工・取り回し性等を考慮に入れて進めないといけません。

サブシステムの実力

2016年04月04日 | ピュアオーディオ


昨日は常連さんが突如お見えになられました。来訪の理由を聴くと「サブシステムが良くなったと聞いたがどんなものか?と・・・」



「やった事」はSPケーブルのグレードをメインシステムと同等にした事だけ。SPケーブルのグレードアップで更に音数が増えて、エネルギー感も上がり、音のバランス・質感もメインシステムと違和感が無くなりました。ユニットの口径が38㎝と20㎝と違いますので、実際にはチョッと腰高なバランスですが、比較しなければ特に違和感は有りません。実際に聴かれて「ほう・・・以前は低域が足りなかったのに音数が全然前と違う。低域のアタックのキレや量感も違うね・・・かなり印象が良い方向に変わったね・・・」

ここで特記したい事は「SPケーブル交換」で「音質アップ」すると云う事は、「ランシングマークD208ユニット」の潜在能力がまだ有ると云う事。更にケーブル類のグレードを上げれば更にアップするだろうと思います。この辺が「物真似」のユニットにはない処です。ケーブル類をグレードアップしてもほとんど変わらない国産SPユニットが非常に多いです。変化度が違いすぎます。

同じ20㎝フルレンジでも、70年前のSPユニットに「潜在能力」を感じて、最近の国産SPユニットに「潜在能力」を感じないのはなぜだろう?・・・。製造技術は確実に進歩している。作れないはずはないのに出来た「商品」は確実にグレードダウンしている。多分に「コスト」の制限と作り手の「熱意や理解度」が不足しているのだろう。

今年の目標に向けて

2016年04月03日 | ピュアオーディオ
今年の目標は「部屋の洋風化」です。単純に「畳の部屋」を「板敷の床」に変える事です。なぜそうするかと云うと次の「音質アップ」の為にはSPやアンプ類のレイアウトが決まらないと手が付けられないからです。ただし根太から見直しをしなければなりません。



部屋を大きく広く使えて、床面の強度を上げられれば出て来る「音の世界」も変わります。良い方向に変わると思います。次の「音質アップ」は「ケーブル類のグレードアップ」に的を絞っています。その為には「ケーブル類の長さ」を確定させる必要が有ります。長さが足りなければ接続できません。

ケーブル類の長さについては、「SPケーブルに集約」させるようにしています。ラインケーブルを長くするよりSPケーブルを長くする方が、全体の「伝送ロス」を減少させることが出来ます。私の使うケーブル類は10m、20mでもほとんど「線抵抗値」が変わりません。元々一般のテスターでは「測定不能域」の抵抗値です。ですのでSPケーブルも左右で倍ほどの長さの差が有っても何ら問題有りません。(実際にそうやって使っていました)

ケーブルの材料費が高いので、現状に合わせて、更にレイアウト変更後に合わせて等と二度手間な作業は出来ません。作成するのも手間がかかります。出来るだけ一回で済ませたいですね。現在でもそう不満は有りませんので急ぐ必要はありません。

本当に聴きたい曲は何だろう?

2016年04月02日 | ピュアオーディオ
毎日音楽三昧の日々を10年以上続けて来ると、手持ちのCDは聴き飽きてしまいます。飽きると次の新しいCDを購入して・・・とどんどんCDの在庫が増えて来ます。過去に集めたCDも時折引っ張り出しては聴いていますが、殆どが眠りについてしまいます。かといって手放す気も有りません。この辺に「コレクター」の習性が潜んでいるのかも知れません。

CDの置き場所に困ってMDやDATの収納性の良いソースを「FMエアーチェック」と云う事で増やし始めましたが、「録音しっぱなし」で再度聞かないモノまで出てくる始末。自分は「本当はどんな曲を聴きたいんだろう?・・・」と思う時が有ります。

今までクラシックの交響曲を中心に聴いて来て、ブルックナーやマーラー三昧を繰り広げて来ました。最近はカレンスキーやボーン・ウィリアムズ等の比較的新しいモノも聴いている。しかし、まだ何処かシックリしないモノが有る。

春になるとビバルディの「四季」やシューマンの交響曲1番「春」を必ず聴きます。今までにカラヤンやムター、サバリッシュの録音を楽しんできましたが、今年はオトマール・スウィートナーのシューマン交響曲全集を集めました。昨日来たので早速楽しんでいます。

ただ現在は「桜の満開」の時期ですので、写真撮りに嵌まっています。午前中は写真撮りに出かけますので聴くのは午後からですね。出来るだけ忙しくして時の経つのを忘れようとしているのかも知れません。