
昨日は常連さんが突如お見えになられました。来訪の理由を聴くと「サブシステムが良くなったと聞いたがどんなものか?と・・・」

「やった事」はSPケーブルのグレードをメインシステムと同等にした事だけ。SPケーブルのグレードアップで更に音数が増えて、エネルギー感も上がり、音のバランス・質感もメインシステムと違和感が無くなりました。ユニットの口径が38㎝と20㎝と違いますので、実際にはチョッと腰高なバランスですが、比較しなければ特に違和感は有りません。実際に聴かれて「ほう・・・以前は低域が足りなかったのに音数が全然前と違う。低域のアタックのキレや量感も違うね・・・かなり印象が良い方向に変わったね・・・」
ここで特記したい事は「SPケーブル交換」で「音質アップ」すると云う事は、「ランシングマークD208ユニット」の潜在能力がまだ有ると云う事。更にケーブル類のグレードを上げれば更にアップするだろうと思います。この辺が「物真似」のユニットにはない処です。ケーブル類をグレードアップしてもほとんど変わらない国産SPユニットが非常に多いです。変化度が違いすぎます。
同じ20㎝フルレンジでも、70年前のSPユニットに「潜在能力」を感じて、最近の国産SPユニットに「潜在能力」を感じないのはなぜだろう?・・・。製造技術は確実に進歩している。作れないはずはないのに出来た「商品」は確実にグレードダウンしている。多分に「コスト」の制限と作り手の「熱意や理解度」が不足しているのだろう。