※2013年2月の訪問。
あまり語られてこなかった来集軒の歴史。
浅草にあり、製麺所とセットで語られ、浅草の芸人に愛される
手揉み麺が美味しいお店、というのがラーメン好き通念。
以前にも書きましたが、あまり語られないのは、来集軒との味の連続性が薄いからなのか、
来集軒で製麺された麺が使用されていないことが多い(らしい)からなのか。
しかし、一時は20店舗も誇り、睦会を開き親睦を深めていたという来集軒グループの
お店たちはひっそりのその歴史を紡いでいます。
浅草合羽橋総本店、旧竹町と呼びたい御徒町店(ついでいうなら台東区ではなく
合併前の下谷区とも呼びたい)、開店祝いに各店舗の名が刻まれた鏡が送られた
八広、比較的新しく昭和37年オープンの本八幡などをまわって、話を聞いていくと
その通念に疑問を抱くようになってきます。
もう一度、浅草の所謂本店に向かって話を聞き、その疑念は更に深くなります。
昭和25年に開業したとされる浅草本店。しかし、本店としての自覚の薄さ、
製麺所との関係は、あくまで麺を卸してもらっているだけという希薄さ、
現在の移転後の店舗ではなく、移転前は中華料理のお店として大所帯だったこと。
そして、そこから巣立ったお店が前述のように、数多あること。
もっともっと、面白い事情があると感じ、キーを握っていると思っていた
埼玉加須の元町店と久下店に向かったのでした。
ついでにうなら、もうひとつキーだと思っていたのは旧竹町。
すべてはその加須で3代続いた両店で聞いた話で氷解しました。
(この頁続く)
住所 埼玉県加須市久下 5丁目 272-5
営業時間 11:30~20:00
定休日 月曜日 第3火曜日
あまり語られてこなかった来集軒の歴史。
浅草にあり、製麺所とセットで語られ、浅草の芸人に愛される
手揉み麺が美味しいお店、というのがラーメン好き通念。
以前にも書きましたが、あまり語られないのは、来集軒との味の連続性が薄いからなのか、
来集軒で製麺された麺が使用されていないことが多い(らしい)からなのか。
しかし、一時は20店舗も誇り、睦会を開き親睦を深めていたという来集軒グループの
お店たちはひっそりのその歴史を紡いでいます。
浅草合羽橋総本店、旧竹町と呼びたい御徒町店(ついでいうなら台東区ではなく
合併前の下谷区とも呼びたい)、開店祝いに各店舗の名が刻まれた鏡が送られた
八広、比較的新しく昭和37年オープンの本八幡などをまわって、話を聞いていくと
その通念に疑問を抱くようになってきます。
もう一度、浅草の所謂本店に向かって話を聞き、その疑念は更に深くなります。
昭和25年に開業したとされる浅草本店。しかし、本店としての自覚の薄さ、
製麺所との関係は、あくまで麺を卸してもらっているだけという希薄さ、
現在の移転後の店舗ではなく、移転前は中華料理のお店として大所帯だったこと。
そして、そこから巣立ったお店が前述のように、数多あること。
もっともっと、面白い事情があると感じ、キーを握っていると思っていた
埼玉加須の元町店と久下店に向かったのでした。
ついでにうなら、もうひとつキーだと思っていたのは旧竹町。
すべてはその加須で3代続いた両店で聞いた話で氷解しました。
(この頁続く)
住所 埼玉県加須市久下 5丁目 272-5
営業時間 11:30~20:00
定休日 月曜日 第3火曜日