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ニコ、酒場で戯言

Always look on the bright side of life.

なべ presents

沈まぬ太陽

2005-11-27 23:59:20 | 雑記
すいません、週末はいろいろと動き回りまして疲労金平糖。踏ん張り、まだまだ沈まない太陽をバックに、更新をさヴぉります。ハナ(土)、ハナ(日)、そして4着(日)。まだまだ、頑張っていかなあかんな言うとりますけど。

TB、コメント等ありがとうございます。返信は明日ほどに。

Sieges Even 「The art of navigating by the stars」

2005-11-23 23:13:58 | 雑記
表題には文字数の関係上書ききれなかったが、今年2005年リリースのアルバム。

Sieges Evenはドイツのバンドで、このアルバムで通算6枚目となる。国内盤としてリリースされたのが3rdの「A Sense of Change」までだから、今回のアルバムが8年ぶりだということすら忘れられた感が強い。特に「A Sense of Change」が名作の輝きを放っていただけに残念な話だ。というわけで今作も輸入盤のみのリリース。公式webはコチラ

テクニカルでプログレッシヴなロックで、時折アグレッシヴな面はみられるが、全体的には落ち着いた都会的で洒落たサウンドが売りとなっている。そのため極端な大作もなく7~8分くらいの曲が平坦に並ぶ。ある意味ロック特有のアクを極端にカットしているので、AORサウンドを想起する人もいるかもしれない。

ただ、初期にその手の筋(?)では伝説的な存在となっているWatchtowerと比較されていたくらいであり、テクニックといった部分では非常に安定感があり、かつ高度。今作では更に落ち着いた作風を敷いているが、合間をみて、突如盛り込まれるテクニカルなフレーズには舌を巻く。個人的には(テクニカルフレーズが)押し付けがましくない、そのセンスを逆にロックとして物足りないと感じてしまうほうだが、彼らの個性といえばそうかもしれず、柔軟に愉しんでいる。

アルバムにあえて起伏をつくりださないように感じられる中で、インパクトがある曲として挙げられるのがオープニングの“The weight”。やや暗めなギターのアルペジオと直後に炸裂するアグレッシヴなフレーズが印象的な曲で、比較的淡々と流れる曲が多い中で、ドラマ性を感じることができる。歌メロも比較的分かりやすい。

因みに、各メンバーはその技術を生かしてセッション参加することも多く、ブラジルのAngraや同じドイツのBlind Guardianなどのアルバムでその力を存分に発揮している。1回くらいは生で観てみたいバンドである。


トレーニング中の選曲
“The weight”
“The lonley views of condors”
“Unbreakable”
“Blue wide open”
“STYX”

Shadow Gallery 「Room V」 2005

2005-11-14 20:05:18 | 雑記
たまにはニューリリース組もやらないと自分も埃かぶっていきそうなので今回は今年発売したコレ。因みに次回も今年発売したアルバムです。


マイク・ヴァーニーによる『Magna Carta』は突如として出現したオアシスのようなレーベルで、第1弾のグループMagellanも十分に完成度の高いネオ・プログレを演っていたが、次なる矢であるこのShadow Galleryの登場は私にとってかなりの衝撃だった。

マイク・ヴァーニーはいわずと知れた『Shrapnel Records』の代表で、所謂早弾きギタリストの発掘人だ。その彼が次にテリトリーに含めようとしたエリアは実は、プレグレッシヴの世界観では当初なく、あくまで“キーボード主体のロック”であったところが面白い。その着眼点の面白さが、Dream Theaterの登場と時代を共にしたことで、プログレッシヴ・ロックを現代版として蘇らせることに成功する。

後にテクニカル・ロックという呼称も与えられるようになるが、いずれにせよ、時代が行き詰ると破壊と再構築だけを持ち出す安易な発想でなかったところにファンの支持を10年以上にわたって得ている秘密が隠れているような気がする。閉塞感を打ち破るのにやぶれかぶれになるのは、つまりはヤケクソであり、子供じみた発想と言わざるを得ない。とパンク嫌いの戯言である(ぉ

Shadow Galleryの特徴は、実はテクニカルな部分にあるのではなく、観念的なパーツを一切排除したわかりやすい様式美サウンドにこそある。プログレと聞くと小難しく頭でっかちな曲をイメージしがちだが、彼等は映画音楽のように非常にわかりやすく明快な曲をベースとしている。このあっけらかんとした感覚がアメリカ的なのかもしれないが、いずれにせよ、とっつきやすいのは間違いない。

ストリングスやピアノを巧みに使い場面を美しく展開していきシンフォニック、歌メロはキャッチーでファンタジー溢れるもの。その合間にギターのテクニカルなフレーズが挿入される。勿論ハードな展開もある。ハードロックファンに最も訴える形のプログレといえそうだ。

唯一のアク、なのがヴォーカルのマイク・ベイカーだと個人的には感じている。うまいんだか下手なんだか微妙に判定しづらい彼の歌唱は安定感こそあれど、どうもバックの演奏にしっくりいってないように思えるのだ。キャラクターは確かにあるが、ピーター・ガブリエルのような個性はないし…。望みが贅沢なのかもしれん。

このヴォーカル問題に関してはこのアルバムにはひとつのヒントが隠されている。このアルバムだけでなく以前の数枚のアルバムでも試された女性ヴォーカルのゲスト参加である。シンフォニックで様式的なサウンドには女性ヴォーカルが似合う。このアルバムの冒頭“Comfort me”でいきなりこれが炸裂する。おお、なんてかっこいいんだろう。マイク・ベイカーと女性ヴォーカリスト(ローラ・イエーガー。てな読みでOK?)の掛け合いは文句なく素晴らしい。マイクに物足りない繊細さを見事に女性が補っているような気がする。

どうせ、レコーディングプロジェクトなんだから、という物言いは失礼だが(勿論ライヴで再現できるなら再現してもらいたい)、この形をとりつづけてほしいと思うのは私だけなのだろうか。

ついつい興奮して、今回のアルバムに触れるまでに時間がかかってしまったが、今回のアルバムを端的に表現すると比較的落ち着いた作風、といった感じか。これまでのキャリアを忠実に踏襲しつつ、ストーリーを重視した流れのある曲が多い。

実は今作は前々作「Tyranny」(1998)の続編で、いきなり<Act III>と題されているのにはそういったわけがあるのだが、大きなストーリーが基本にあるので、それこそ映画音楽のように場面に応じた曲が連なる。特にレコードでいうB面にあたる<Act IV>では落ち着いた雰囲気の大作が並ぶ。個人的にはもうすこしロックした曲が2曲くらいあるといいのにな、と思うのだが、彼等の世界観は十分に満喫できるので出来は良いと思う。ライヴをやらないバンドはこういった音楽性になりがちなのかもしれない。



トレーニング中の選曲
“Manhunt”
“Comfort me”
“Vow”
“Torn”
“Room V”
“Rain”

再開

2005-11-10 06:40:49 | 雑記
それでは明日より復帰です~。いや~、ブログ更新お休み宣言は、気楽でいいな~(爆)



(´-`).。oO(今日からやれよ、という突っ込みは華麗にスルー)



サッポロビールのこのおまけを手に入れて小さな幸せを感じた今日この頃。ウニ・いくら丼を食べてるやつも手に入れ、幸せが倍加した。

中間報告

2005-11-06 16:55:07 | 雑記
来週末くらいには再開しようと思います~。充電期間(?)にたいしたネタもつかめませんでしたが、今晩、先週末に酔っ払って書いた秋天の観戦記があるので、それをあげときます~。来週はもうエリ女で秋天忘れられると困るから(笑)






それではヽ(=゜ω゜)ノ

DRUID 「Toward the sun」 1973

2005-10-26 21:28:17 | 雑記
トレーニング中に音楽を聴こうという企画ではじまったこの企画。果たして、トレーニングに合う曲(アーティスト)なのか?という素朴な疑問に答えてくれる電話相談室はありません。Yahoo掲示板でも教えてくれません。告発しても相手にしてくれませんよ。というわけで今回もやたら牧歌的でトレーニングぽくないアルバムです(爆)

第一、この企画の初回がコレだったわけで、その時点でどうかです。そして、今回はその「コレ」と同じ『伊藤政則コレクション』でCD化されたドルイド。ドルイドはケルト社会における神官。美しく描かれたアートワークといい、英国好きをたぶらかすファクターを散りばめていらっしゃる。

サウンドはYESをファンタジックに寄せたようなもので、メロトロンの甘美な響きが幻想的な風景を映し出す。Genesisとも比較されるようだが、どちらかといえばより官能的で観念的だと思う。それはまさにドルイド教に傾倒し自然に仕えたケルト人の精神性のようでもある。

75年という出生を考えてみても、YESなどにたぶんに影響された形跡があって、それはボーカルのジョン・アンダーソン風味であり、ギターのスティーヴ・ハウ・サウンドであるのだが、それでいてオリジナリティを持っているところが素晴らしい。つまりはベースに牧歌的な音楽性があって、そこに(主に)YESのエッセンスがふりかかっていると表現するのが相応しい。

アルバムの後半に向かって表れる、ゆったりとした時間の流れは実に味わい深い。むしろこの後半部ではブリティッシュ・フォークとの関連性のほうを指摘しても良いくらいである。

目を瞑り、しばし、空想旅行。愛し、畏怖し、仕えた自然が目の前にある。排他的であろうとする現代社会へのアンチテーゼとして、ドルイドはいつでも聳え立っている。

ケルト社会ではドイルドとなるのに20年の月日を必要としたらしい。因みにこのバンドは2枚のアルバムしか残していない(爆)

トレーニング中の選曲
“Voices”
“Remembering”
“Theme”
“Toward the sun”
“Dawn of evening”
計34分32秒

今年はタイガーの年…かな

2005-10-22 23:55:01 | 雑記
最近、その日の日記を書けないでいたので、今日は久々に今日行ったところです。

昼過ぎまで用事で追われ、ようやく解放。その後は電車で銀座へ。何故なら銀座松屋で陶芸家・森大雅さんの個展を観にいこうかと思っていたからである。先日、さる筋から紹介された方で備前焼の若き作家さんとのこと。

土っぽさの中に鮮やかな色合いが大変に素晴らしく、じっくりと愉しませてもらいました。その後紹介されたいきさつなどを大雅さん本人としばし談笑。上のリンク先の作品は昨日売れてしまったとのことで、観れず残念。ネットも多少します、とのことで、今後ともよろしく、と挨拶をしてくる。是非、これからも頑張って素晴らしい作品をつくってもらいたいですね!

とその付近の作家さんのギャラリーを歩いていると、版画家・雑貨アーティスト、ひろはたゆうこさんという方のギャラリーを発見。この方のギャラリー、以前に渋谷で観たことがあるんですよねえ。私には似つかわしくないかわいらしい刺繍がチャームポイントの雑貨なんですが、年甲斐もなく、ここの豚がちょっぴりかわいい、と思う私。テクテクと歩いているやつなんですが、ブックカバー買っちゃおうかなあ。そんなのロックじゃないなあ(笑)。そんなのロックじゃない、とみうらじゅん氏に言われちゃいそうだなあ(笑)

その後銀座で一麺し(それは明日以降にアップ)、夜は焼き鳥へ。銀座、歌舞伎座裏にある「鳥泉」へ。歌舞伎座裏という立地ながらかなりリーズナブルに焼き鳥を楽しめる素晴らしい店。歌舞伎愛好家のmako氏も推薦のお店だすな。


とりわさは私しか食べないので抱きかかえて満喫♪ 


今日のキメ!は焼酎お湯割り。今日は肌寒いからこれが効きますなあ。一気に酔っ払ってしまいやすた(*´ェ`*)ポッ


ボン。私ぼんぢり大好き。


ここのつくねは龍の目さんも力説していらっしゃるようにナンコツのコリっという食感が実に愉しいつくね。これはいくらでも入ります~。イエイ。

いやいや~、あまりに気持ちよく飲みすぎて帰りはまたワープしちゃいそうになったのだが、なんとか持ちこたえて帰る前にお気に入りのキムチ屋、亀有の「韓国食堂」でキムチを購入。以前にも紹介したことあるかと思うのだが、改めて推薦したいのはここの辛味の鮮烈さと旨味の分厚さ。これがとてもいい。全工程手作りなのに値段もリーズナブル。どうも毎回買っちゃうヽ(゜ー^*)ノ

白菜キムチやカクテキ、オイキムチなどは辛さもほどほどなのだが、ニラなどはとても辛い。でもただ辛いのではなく、旨味が十分にある。これは病みつきになること間違いなし。お勧めはニラと小松菜。お酒飲む人にはチャンジャ。チャンジャはかなり辛めの仕様。

さて~、今日はニラと小松菜を、と考えていたら、梅キムチなる斬新なメニューを発見。梅マニアな私はいっとかなきゃでしょー。


これで650円(セール品。売れなかったのか…)と他よりはちょっと値が張るが、梅干だから、こんなもんか。梅干の酸っぱさとキムチ醤の辛味がなんとも不思議なコラボレーション。いくつも食べれるもんじゃないが、ごはんには合う! 意外とハマる味。


お約束ニラキムチは相変わらず最高。ここの基本は食堂。勿論料理も美味しい。近辺でこの手の料理がお好きな方は是非足を運んでくださいな♪

ワープ第二段階へ

2005-10-21 23:55:22 | 雑記
以前、ワープという特殊能力があることを告白したのですが、覚えてらっしゃいますでしょうか。最近その能力があがっていることを今回、報告させていただきます。

最近、電車での睡…、あっ、違う、ワープに抗えないということを書きましたが、つい最近もダイナミックなワープを体験してしまいました。というか、結構最近ワープしますね。ワーパー(warp er)と呼んでいただいて差しつかないないレベルにまで達しています。

私のようなレベルに達すると車内でこれからワープ体験に突入しようとしている方を見分けることが可能です。何故だかわからないのですが、年末にはワープ天国となる時間帯がありますね。結構お酒くさいというのも特徴のひとつなんですが、肉体的疲労とアルコールがワープにどれほど影響をもたらすのか、はワープ学者たちが今解明に躍起になっていることと思います。


さて、今回のワープはなかなか壮大でした。わかりやすくいうと一都二県をワープしました。かなりダイナミックです。

私もワーパーと呼ばれるに相応しく、最近、瞬間移動における“G”の身体的な負担にも慣れてきました。あいかわらず口から無色透明の粘質液は知らずうちに流れでてしまいますし、どちらかというと顎を引いた状態でワープに突入することが多いので(顎あがりの状態でワープされる方も多いようですが、あれはワープのプロなんでしょうか、とても素晴らしいです。恍惚の表情がかなり痛々しいです)、首にGがかかり、ワープ後首になんともいえない鈍痛が残るのですが、それでも以前に比べればマシです。


今回の一都二県に渡るワープの身体的な負担をいかにして軽減したのか。それは「ワープ空間に誰か(第三者)を引き込んで身体的負担をシェア」したからです。

これは、無作為に他人を巻き込んでしまうという意味では、非常に卑劣な行為ですが、集団動物である人間の本能的な欲求であるとしてご了解しただきたいところです。

今回のケースでいうと、私の左隣に座っていた女性の地味な学生さんでした。彼女は何か医療関係の勉強をしていたようでしたが、私はそれをうつろな目で確認しつつ、自らのワープの予感を十分に感じとっていました。

上野駅から電車が発車すると、日暮里を待たずしてワープへ突入。いやはや、慣れたもんですな。しかし、その日の私は人間の本能的な欲求に任せて徐々に頭を左傾していきます(ほぼ、無意識下)

ただ、第三者をワープに巻き込むのに申し訳ない、という躊躇から、何度も首を元の位置に持ち上げてしまいます。彼女のほうは常軌を逸した空気を私から感じたのか、チラチラ突き刺さるような視線を送ってきます。私も意識が遠くなりながらなので、あくまで推測なんですが。

しかし、意識がなくなり、完全にワープ状態に入ると、どうやら完全い左傾しっぱなし。eye to eye、soul to soulではありませんが、ヘッドトゥショルダーという伝達方法でついには彼女をワープ空間に誘い込みました。

これにより、私はまるで幼児が母の腕の中ですやすやと休むようにワープすることができました。ただ、彼女のほうはあまりにも突然、未知なる体験ワープに突入したために、かなり戸惑っており、定期的に微妙に抵抗してきました。それともあまりにもトランス状態でワープする私を心配してくれていたのでしょうか。肩を時折震わせます。

そのため、私は数回、ワープ状態から脱しました。あれがなければ茨城の奥地にまで行っていた可能性ありますね。今回は善良な助手に恵まれました。私の経験からいって中高年の方はシビアに抵抗してきます。未知なる体験に対する冒険心が薄れているのかもしれません。私は奇跡的にヤンキー様と時間旅行を供にしたことがありますが、意外に紳士的でした。ありがとう。

ただ、当然私の最寄の駅は通り過ぎてしまっています。しかも、あまりにも気持ちよくワープしたため、折り返しではワープすることができませんでした。

というように、ワープは協力者というか犠牲者というか、の人たちの力を借りることで身体的な負担を減らすことができるということがわかりました。手荒い手法ですので、おすすめはしませんが、これからの年末ワープシーズンに向けて、同様の体験をされる方もいるでしょう。是非、協力者が一足早くワープを終えて帰られるときには「あっ、すいません」と言いましょう。

FREE 「Heartbreaker」 1973

2005-10-18 20:40:09 | 雑記
QUEENにポール・ロジャースが乗っかって来日する。それに際して各方面で(QUEENは勿論)ロジャースの特集が組まれていたりする。QUEENにポール・ロジャースってイチローをホームラン競争に出そうというような頓珍漢な組み合わせのようにも思うが、それでもやはり期待せざるを得ない。何故ならポール・ロジャースだからである(*゜∀゜)=3

この神格化されたブルーズ・ロックの教科書的存在の真髄はライヴにあるらしい。たとえQUEEN、というよりフレディ・マーキュリーとは違っても、それがロジャースであれば文句言えないでしょ、と開き直って期待するファンも多いらしい。言わば外様を招聘するのに星野さんなら納得いくでしょ、と考えた巨人に近い(笑)。

まあ、どのみちあの特異なキャラクターの代わりなど誰もつとまらないんだけど(笑)。追悼コンサートで話題になったジョージ・マイケルという路線は、なんというか…、いろんな意味で…(爆)、適任というか…、なんつーかー、タンクトップも女装風味も経験ありだし…、、、、、とりあえずネタにはなる。

だが、そのロジャース。その世界的な名声のわりに地味というか、それは以前から指摘されているおっさん顔の所為なのか(爆)、The Firmの所為なのか、とにかく名前だけが一人歩きすることが多い。

スティーヴ・ウィンウッド、ロッド・スチュワート、マイケル・ボルトンといったメンツがうま~く商業に乗ったのにロジャースが地味なのは、なんか寂しい気もするが、いや、逆に言えば、その“おかげ”で我々はこうしてロックにこだわったロジャースに謁見できるのである。よかったよかった。

前置きが長くなったが、今回はそのロジャース率いるFREEの名作。日本人にとっては山内テツ氏(b)が参加していることで誇らしい「Heartbreaker」。スタジオとしては通算6枚目。すでに解散が既定路線(1回解散してるし)となっていて、最後のアルバムとなるわけだが、ビートルズのような開き直りが最後に名作を産む。

むせび泣く、一音入魂のポール・コゾフのギターと絶品ロジャースの歌声との組み合わせはいつ聴いても最高。全体としては落ち着いた印象を受けがちだが、どっこい奇跡の名演がいくつか収められている。いわずと知れた代表曲(ゲイリー・ムーアのカバーでも御馴染み)“Wishing well”、信じがたい泣きを発散する“Heartbreaker”。そして、私が毎日食べても飽きない大好物のおかず“Come together in the morning”。茶碗のごはんはこれで少なくとも3杯はいける。泥臭く渋く、パワフル。それでいて華麗で泣きがある。

イチローがホームラン競争でも自分の持ち味を発揮してくれることを切に祈っている。


次回は身もだえするほどに欲しい新作があるので、それが手に入ればそれ。輸入盤オンリーなので入手に時間がかかれば別の(プログレかなあ)


トレーニング中の選曲
“Wishing well”
“Come together in the morning”
“Travelling in style”
“Heartbreaker”
“Muddy Water”
“Common mortal man”
“Easy on my soul”
“Seven angels”
つか全曲で
計36分04秒

久々にやった

2005-10-14 23:19:54 | 雑記
すいませんー(低いトーン)。昨日金曜は久々に朝まで飲んでしまいました~。しかも結構な酒量。。。。。ただ金曜にいい店二軒行けたのでそれは土曜分でアップします~。



私のつくったジェノベーゼがまずそう、という指摘を受けたのでお口直し画像(笑)