札幌焼き味噌ラーメン みずき＠伊勢佐木長者町 「味噌ラーメン」

料理は見た目の美しさに味が
正比例するわけではないが、
美味しいものは大抵美しい。

そして皆、漏れなく目でも食べている。

が、店構えは例外で、
センスもなく、逆に汚くもなく、むしろ、
地雷を容易に予見させるところから
思わぬ名品が出てきたりするから面白い。

そこには華麗な技があるわけでもなく、
多彩なメニュー群が散りばめ
られているわけでもないことが多い。

服装に無頓着だが、
清潔で人柄の良い人、
と転換すると理解しやすい。

…

しかし、なんだ、この店構えの
そそられ無い感！！！(笑)
店内にはハエ取り紙。
が、それらは朝イチかえられており、
清潔感は保たれている。

なんかヤなことあったんすか！？
前世の恨みスカ！？
ラーメンビートボックス！

というくらい中華鍋を一心不乱に
ガコガコ言わせ続け、
奥歯をガタガタ言わしてたところで、
純すみな味噌ラーメンが供された。
このラーメンは美しい。

油膜の危険な熱さはなく、
パッションビートのアツさが、
全体を覆う。

困ったことに人ってやつは、
ギャップに弱い。

不覚にもこの熱々のベッドで
抱かれてもいいとさえ思うに至る。





住所 神奈川県横浜市中区長者町5-52
電話番号 不明
営業時間 11:30～22:00
定休日 月曜日

麺や太華＠戸塚 「ラーメン」

すり減っていく丼の模様。

トツカーナモールはいまだいつだって
真新しいけど、この建屋の中で、どうやって
この貴重でクオリティの高いラーメンが残っていてもらうかを
案じていた自分が恥ずかしい。

丼の中はずっとかわらずすり減らず、僕らを魅了してくれる。
尾道ラーメンではなく尾道中華そば。


住所 〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16-1 トツカーナ5F
電話番号 045-871-0915
営業時間 11:00～21:00
定休日 無休

麺や太華＠戸塚 「中華そば」

長く愛されるにはワケがある。
いろいろ特徴はあっても、
どこか身体に馴染む要素を含んでいる。

尾道ラーメンじゃなく、
尾道中華そば。

文化の配合だ。
いつ来ても美味しい！

住所 〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16-1 トツカーナ5F
電話番号 045-871-0915
営業時間 11:00～21:00
定休日 無休

元祖中華そば 海龍＠善行 「中華そば」

2013年8月の訪問。

なんの変哲もないものでも、冷えた水
ってのは麻薬的に美味しい。
特に今日はそうだ。

駆けつけ2杯の冷水で思い切り
生き返ったと同時に
中華そばを注文。

クラシック！
やや甘みが残るところが
出自を物語るが、それもまたいい。

生姜も効いたたっぷりのスープに
細縮れ麺が泳ぐ。地味なのに清潔感の
ある格好してる人の様。

いやあ、満足じやー。

昔、それはもう美しい格好を
しておったカミカゼちゅうのが
おってな

と、そんなことを思い出す善行駅。




住所 神奈川県藤沢市亀井野3275-1
電話番号 0466-81-3948
営業時間 11:00～16:00/18:00～22:00
[土・日・祝] 11:00～22:00
※仕込みの様子で開店時間がずれる場合あり。スープなくなり次第終了
定休日 水曜

麺や太華＠戸塚 「中華そば」

Pavlov's dog 　

吾輩、飼い馴らされたラーメンの犬。
戸塚駅からほとんど歩くことなく、エスカレーターで
ハァハァしてしてれば行ける
銘店があるなんて（知ってるけど）
そりゃ、行っちゃうワン！

他人様のお食事写真を
連続で見た、その条件反射で
暖簾をくぐっていたのでした。

しかし、何回食べても美味しいな、
コレ！！！　紛うことなき、
尾道中華そば。

それがこんな普通にのんびりと
食べられる幸せ。贅沢。

艶やかにキラキラしている
檜皮色の、湖面に浮かぶ、青ネギ、
背脂を、くまなく拾い、ごちそうさま。

住所 〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16-1 トツカーナ5F
電話番号 045-871-0915
営業時間 11:00～21:00
定休日 なし

鶏喰～TRICK～＠吉野町 「鶏の醤油らーめん」

勝手にイメージしてたんと
違いますが、鶏がいっぱい
出たスープには違いない。

清廉としたクリアなスープじゃ
ない
感じが、一周まわってクラシックな
醤油ラーメンのようでもある不思議。

えんみがちょっと強くて、甘みも
ちょっと残る感じ。女性の店員さん
に目の前でじっと見つめられて食べる
のは結構照れマスね！

なかなか美味しかったでっす。

　


住所　神奈川県横浜市南区吉野町4-20
営業時間　11:00～14:00／18:00～22:00
定休日　月曜

好洲亭＠武蔵中原 「タンタンメン」

川崎市の人口が増えており、
平成37年まで増え続ける見立て
まであると新聞で読んだ。

特に武蔵小杉～中原～新城あたりの
若い夫婦の伸び率が良く、小さな
子供も増えていると聞く。
待機児童の話題が次に出るのは
川崎市だろうか。

人が替われば街もかわる。
時代が変われば食生活もかわるだろう。
ただ、一方で深く根付いた土着的な
食文化は残っている。

ひと仕事終え、歩いて駅に向かっていると
好州亭の文字。
うーん、妙に惹かれる。

メニューのタンタンメンが
ラーメンの次に位置していてピンときた。

溶いた卵に唐辛子と辣油。
ニュータンタンメンと呼ぶには
ちとパワー不足だが、十分に文化を
背負ったこの出で立ち。

ちょっと話し掛けると

「このあたりでタンタンメンって
いえばこれだね」

とさっきまで、昼からアルコールは
飲んじゃいけねえ、と厨房内の
おばあちゃんに力説していた
屈強な親父がうつむきながらボソッと言う。

ニュータンタンメン本舗じゃなくても
こういったタンタンメンが出てくるのか。

やっぱ美味しいわ、これは。
ゴマ油にニンニク。やってること
は単純なのになんでこんなに
のめり込むように食べちゃうんだろう。

ただし、全身つゆだく！

埼玉の娘娘、勝浦のタンタンメン。
秘境に潜むアリラン系。
地元の人にとっては（タンタン）
ラーメンといえばコレという
根付いた文化がステキやん。

さっきまで、昼酒悪説を
延々と聞かされていたおばあちゃんが

「もう30年もやってんのよ。
　ふわふわタマゴが美味しいでしょ？」

とくるんだ。カーーーッ！
いいねえ。是非とも、移り住んで
きた群のこれから産まれる子供たちが、平成40年頃には

タンタンメンといったら、
これだよね！

って叫んでいて欲しいもんである。




TEL　044-777-5512
住所　神奈川県川崎市高津区子母口480-9

ウミガメ食堂＠センター南 「タケノコソバ」

続・食堂のラーメン。

今日はここ。
最近もっとも行きたかったお店
のひとつ。奇珍樓の3代目が4代目に
引き継いだあとに、出したお店。

奇珍樓が1913年創業ですから、
続いているお店の遺伝子を感じる
ことができます。いいなぁ。

タケノコワンタンそば。
なんじゃこりゃああぁぁぁあ。
美味しすぎるるるるる。
奇珍樓よりもライトだが、
ドンピシャリ。

お馴染みの極々太メンマ。
やや甘みが強いが、気になるほどじゃない。
嫌なにおいもまったくしない。

そして、koreda！！！の
極細麺。サクッとした軽快な
食感と滑らかさが絶妙に交差する
見事な自家製麺。

打ち立ての麺を蒸したあとで
香り嗅がせてもらいましたが、
思わずケーキ？と言ってしまうくらいの
香ばしさ。

ランチのシュウマイ、ワンタンも
全て秀逸！

今度は飲みに、絶対に絶対に行こう。





　

　

住所 〒224-0032 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央24-12 1F
電話番号 045-508-9204
営業時間 11:00～22:00
定休日 水曜日

支那そばや 鶴ヶ峰店＠鶴ヶ峰 「塩らーめん」

今日は仕事で横浜。
忙しくて場所もろくすっぽ
調べずに来たら、近くに
鶴ヶ峰店があるじゃん！！！
の奇跡。

ハズカシながら、小生、
しくだい店だったのでありんす。

キレよりも熟しカドのとれた
スーペルなスープ。
麺は何年たっても
シワ一つよらない絹子さん永遠の美。
美味しい！　支那そばや系列の中でも
抜群じゃないか。

うっしっし。





住所 〒241-0021 神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰本町1-29-8
電話番号 045-951-0774
営業時間 11:00～スープ終了まで
定休日 毎週月曜日、月曜が祝日の場合翌日

麺や食堂＠本厚木 「塩ラーメン」

2年ぶり。

端正で淡麗なこの表情をみるとホっとしますね。
箸をつけるのがもったいないくらいにキレイにたたまれた麺。
ふくよかな旨味、濃密なスープなのに、スキっとした印象を受ける
ところが神奈川淡麗らしいですね。


住所 神奈川県厚木市幸町9-6
電話番号 046-228-3978
営業時間 11:00～15:00/18:00～23:00
定休日 月曜（祝日の場合は翌日）