6.13、「新型コロナと気候変動」。この2つがつながっているとは。緑の党のオンラインセミナーの第1回の話を聞きました。講師は、ウイルスの専門家である国立環境研究所の五箇公一(生態リスク評価・対策研究室室長)さんです。
温暖化を引き起こしている人間活動そのものが生物多様性を劣化させ、新型コロナの逆襲を受けているのだということです。
人間社会と野生生物の間の境界線が壊れていることの指摘のなかで、イノシシも出てきました。新型コロナとイノシシがつながっているとは。
・生物多様性の破壊を減速させること、自然共生社会をつくること。そのためのゾーニングを私たちは考えなければならないと。
・この間、インバウンドに頼ることのリスクが明らかになり、そんな簡単にすべては復活できないし、させてはいけない。
・地産地消。日本の環境の中で、「いかに地方経済を再興できるか」ということが、これからの私たちの重要課題。現代のインフラやIT技術発展も取り入れて、若い人たちが住みたいと思う地方づくりをと。
興味深いオンラインセミナーです。これからも参加したいと思います。
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〝おかやま親子応援プロジェクト〟。子どもや各家庭を「ひとりにしない」ために、さまざまな体験や学習支援、必要な物資を家庭に届けるプロジェクトです。岡山の子どもや親にかかわるNPO法人が連携をして取り組んでおられます。
コロナにまつわる環境の変化により、体や心の調子を崩す子どもたちがいます。みんなで応援をしていきたいですね。
6.25までのクラウドファンディングです。ごらんいただくと、子どもの置かれている様子を知ることができます。
◎ READYFOR「#だれもひとりではない | おかやま親子応援プロジェクト」
https://bit.ly/3hpHjmj