10.26〜27、神奈川県への、インクルーシブ教育&子どもが安心して育つ居場所の視察。
全体の視察箇所は5カ所
①横浜創英中学•高等学校
②神奈川県教育局インクルーシブ教育推進課と、
③インクルーシブ教育実践推進校の一つ、城郷高校
④明蓬館高等学校横浜関内スネック
⑤子ども夢パーク&フリースペースえん
続いては、④の「明蓬館高等学校横浜関内スネック」について、大塚愛さんのアップをシェアします。
*大塚愛さんのFacebook投稿です。
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神奈川視察その②
明蓬館高等学校横浜関内SNECに伺いました。
日野先生が全国に展開される通信制高校で、本校は福岡県の川崎町。
今回の全視察をアレンジ下さった真鍋ようこさん(笠岡市議)のご縁で、日野先生に再会させていただきました。先生は岡山大学のご出身でもあります。
中華街に近いビルの二階には、木材を使った明るい内装の空間が広がり、各所に潜り込めるボックスや1人で休めるスペースがさりげなく設けられていました。
日野先生のお話から…
教室の中で「困った子ども」と言われる子は、本当は自身が「困っている子ども」。
その困り感をサポートするためには教育に心理と福祉がつながることが必要で、SNECでは様々な診断ツールを活用するなど、専門家チームと協力してその子にあったサポートをしている。
文科省は15年位前から「学校の校内委員会で共有してチームで対応するように」と言ってるが、学校現場ではなかなか実現していない。
子ども達の多くが、必要としているのは指導者ではなく伴走者だと言う。
二次障がいを引き起こすような関わりではなく、一人ひとりがリスペクトされ、助け合える相互性があり、安心して学び挑戦できるインクルーシブな教育環境を作っていくことが大事。
マイプロという探究学習では、各自の興味から選んだテーマを半年間研究して発表することになっていて、個性的で面白いテーマがいろいろあり、成績の4割をこの学びで評価している。
発達障がいは個性や生き方。特別な注文を出せる人であり、人類の発展にヒントを与える人でもある。ビルゲイツやディズニー、ニトリの創業者もそうであったように。苦手を埋めるのではなく、好きなところを伸ばしてあげる教育がよい。つき破ることが希少価値となる。
午前中に横浜創英で聞いたキーワードがいろいろ重なってるなぁと思いましたが、日野先生は工藤先生とも意気投合されていて、今後いろんな連携を考えておられるようです⭐︎
(こちらも11月13日の報告会にてご紹介致します)
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