自治体議員政策研究センター「虹とみどり」の地方×国政策研究会に。衆議院第2議員会館です。国職員の説明を聞きながら、専門家の話も伺う貴重な機会です。
今回のテーマは、まさに。どれも関心ごとばかり
・2020年度地方財政対策(計画)、2019年度国の補正予算
・待ったなし!自治体から取り組む気候危機対策
・認知症とともによりよく生きる
・産後ケアセンター
目からウロコと言いますか。お話を伺ってよかったと思ったのは、ツーショット写真をお願いした認知症専門医「のぞみメモリークリニック」の木之下徹院長。〝のぞみ〟つながり。
認知症施策推進大綱の基本的考え方において、「認知症の人の視点」に立って〝共生〟には大賛成で、〝予防〟には大反対だと。薬以外には認知症予防に何ひとつ本物はなく、現実的には、〝予防〟ではなく、認知症になる前からの〝備え〟が必要なのではないか。
〝予防〟を声高にいう文化は、当事者のニーズではなく、むしろ排除につながりかねないのでは。
大綱には、合理的配慮が欠落していることが残念で、認知症でない人が認知症を自分ごととして考えることがいかに難しいか。専門的な話も含めて、具体的に気づかせていただきました。
人権をベースに、認知症をもつ人が生活の主体者として人生を全うできるようにという話。肝に銘じていきたいです。
ランチは衆議院会館で豚の生姜焼き。各地の議員の皆さんとの話がありがたい時間です。ボリューム多すぎたかしら。
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