新聞報道によると、安倍首相は昨日、仙台市で行った街頭演説で、来年夏までに全国すべての公立小中学校の教室にエアコンを設置する考えを示したそうです。政府は秋の臨時国会に、関連費用を計上した2018年度補正予算案を提出することを検討しているとのこと。総裁選前の演説だけに終わらせてほしくはありません。
岡山市は、来年夏までに中学校にエアコンの設置を行うとしていますが、なんとか小学校にも行ってほしいものだと思います。マンパワー的な面もあるようですが、どうしたらできるのか。今一度、考えてみてほしいです。
今日は、9月議会議案検討と、津島会(ジェンダー統計リーフレット作成に関わった津島地区住民の懇親会)など何人かの方にお会いする一日でした。
毎議会、議案検討と陳情・請願検討には緊張します。はじめて向き合うものもあり、一から勉強ということも少なくありません。
岡山市は、国の地方創生推進交付金に応募し、「まちの持続可能な開発を実現する真の生涯活躍のまちづくり事業」として採択されました。2018年度~2022年度の5年間で、①AIを活用した健康見える化事業、②SIBを活用したヘルスケア推進事業(健康ポイント事業)、③SIBを活用した生涯活躍就労支援事業を一体的に行うものです。
新しく出会ったのが、このSIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)。民間事業者が、出資・融資等の資金調達により事業実施をし、あらかじめ定めた成果指標の達成状況に応じて、市が事業費を支出するというものです。八王子市や神戸市などでスタートしているようです。公的な事業に、出資・融資等で資金調達をしたり、成果指標で事業費が上がったり下がったりするのに、どうも違和感があります。
今回の補正予算でいよいよ事業がスタートします。社会全体の底上げになるということなんでしょうが、よく勉強をしないといけません。