岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

10月19日 安全・安心ネットワーク

2007-10-19 | おにき日記
 今日は、地域活性化特別委員会。議題は「安全・安心ネットワークの推進状況について」でした。
 10月号の「市民のひろば」の最終ページに、設立状況の地図が入っていました。1小学校区・地区に1ネットワークで、設立しているところ、していないところが色分けしてあります。ネットワークを設立していないからといって、地域活動が不活発ということではけしてありませんし、強制されるものではありませんから、地図を載せるのはどのようなものかと思います。
 安心・安全にとって大切なのは、人作り、人間関係作り。例えば、防災マップを小さなこども、高齢者、外国人、女性……。ワークショップをしながら互いに気づきあって作っていくことは力を育むことにつながると思います。マップづくりのためのリーダー育成という研修事業がありました。リーダーの育成は大切なことではありますが、岡山にも専門のNPOがあるわけですから、NPOの皆さんと一緒にマップ作りをする方がより豊かなのではと思います。「協働」の中味が問われます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月18日 決算カード

2007-10-19 | おにき日記
 私は今、決算委員会への準備の真っ最中。とにかく財政の勉強をしたいと、メルパルク岡山で開催された「地方自治体健全化セミナー」に出かけました。講師は、「市民による財政白書作り」を提唱している大和田一紘(多摩住民自治研究所)さん。
 残念ながら大幅に遅刻しての参加でしたが、決算カードの数字をつかって、夕張との比較をしながら財政分析をする時間には間に合いました。決算カードとは、各地方自治体の普通会計歳入・歳出決算額や各種財政指標等の状況について、1枚のカードにまとめたものです。元々は国が支配するために100年前に作られたもので、韓国・台湾・中国にもあったそうです。
 決算カードを検討することでいろんなことがわかるのですが、例えばその一つが「一時借入金利子」。夕張、そして岡山シルバー人材センターとも、資金ぐりが苦しいため一時借入金をしていた。でも年度内に返金していたため最後には帳尻を合わし、赤字運営の財政状況を隠していました。こうした財政状況をあばくのが「一時借入金利子」の項で、いくら返金してもお金を銀行に置いている間は利子がつくわけですから、そこから判明するのです。
 今年のが6月に自治体財政健全化法が成立し、4つの財政判断の新基準が2009年4月から導入され、国に早期是正を求められる「健全化団体」が続出する可能性が指摘されています。財政はなかなか素人には……と思わずに(私も)、財政も市民がしっかり監視していかなければなりません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする