
今日は、笠岡市教育委員会がとりくんでいる「多層指導モデルMIM(Multilayer Instruction Model)~ 読みのアセスメント・指導パッケージ ~」の勉強に、笠岡市に伺いました。MIMでは、3層構造での支援を行います。
『読み』につまずきを示すLD(学習障害)など、学習に困難さのある子どもたち。MIMは、子どもが学習につまずく前、つまずきが重篤化する前の段階で把握し、指導・支援につなげていくための教材です。アセスメントを定期的に行い、そのアセンスメントをもとに、子どもたちそれぞれにあった内容を継続的に行います。読むことは、学習全般や生活面にまで影響を及ぼしますので、大切なことです。
笠岡市教育委員会は今年度、特別支援学級に1台ずつタブレットを導入をし、2学期からMIMに取り組んでいます。紙媒体なら膨大な印刷物が必要ですが、タブレットでは必要ありません。ゲーム感覚という子どもが興味をひく形で行うことができ、わずかな時間でアセスメントや指導を行うことができます。また、その子どもにあった教材が、アセスメントに基いて、その場で提示されます。
どのように使うのか、その効果などを検証しつつ進めておられました。
子どもの困り感が低くなり、子どもの本来もっている力が発揮されるのなら、素晴らしいことだと思いました。勉強を重ねていきたいです。
そして、岡山に向かって、ぐるーん岡山のカラオケ忘年会に。ぐるーんエンジェルスで合唱の練習をかさね、発表もしてきましたので、カラオケではじめてハモりながら歌いました。笑顔と歌いっぱいがグルーン岡山のいいところですね。来年も、社会的養護が必要な子どもたちの支援を皆さんと行っていきます。