熊野古道・小辺路 その８ あの尾根を越えて

　４日目、この日は晴天。この写真は農家民宿「山本」の庭から見えるこれから越える尾根を見たもの。

熊野古道・小辺路 その７ 農家民宿に泊まる

　３日目は、一日中雨の中を１６km、７時間近く歩いた。尾根の方向によっては冷たい強い風が吹きつけ、手が凍えた。午後３時に農家民宿「山本」さん宅にぐっしょり濡れた５人がなだれ込んだ。
ご主人は「すぐそこにある・・」と言って、車で３０分も離れた十津川温泉に連れて行って行ってくれた。この十津川村は面積は日本一大きい村でその９５％は山林だということなどを伺いながら・・。帰ると奥さんが畑で育てた野菜をつかって沢山のご馳走の数々。そして地酒・・。体も温まり、お腹もいっぱいで気持ちよく眠りにつきました。翌朝は５時前から庭の雄鶏の元気な鳴き声が目覚まし時計となった。朝飯も沢山の手作り料理でお腹いっぱいいただき、雨で濡れたカッパや靴、靴下はきれいに乾かしてくださり、玄関に並べて下さった。その日の弁当には奥様の手書きの暖かいメッセージがついており、大きなおにぎりをほおばりながら、おばあちゃんと山本さんご夫婦の話で盛り上がったのでした。

追記；
山本さんの奥さまがこのブログに“みてますよ・・・”とコメントくださいました。熊野古道の最初のページです。
＜奥さまへ＞
4月27日、雨に濡れた汚い一団がお世話になり、ありがとうございました。続きのレポートは夜中にぼちぼち書いていきますので読んでくださいね。
ご主人さまに、民宿のお仲間の岡田さんにもよろしくお伝えくださいませ。