Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

ショーンKにTBS政治部記者、やっぱり報道への圧力を強めているのでは

2016-03-15 23:06:41 | ニュース
このところ、破壊力のあるスクープを連発している週刊文春ですが、
新たに以下のような記事があるようです。

テレビ番組のコメンテーター、ラジオDJなどで活躍する経営コンサルタント、
ショーンK氏に学歴詐称疑惑だそうです。


 フジ“新ニュースの顔”ショーンKに学歴詐称疑惑

 フジテレビが社運を賭けて4月4日からスタートさせる平日深夜の大型報道情報番組
 「ユアタイム~あなたの時間~」のメインキャスター、ショーン・マクアードル川上氏(47)に
 学歴詐称疑惑が浮上した。

 川上氏は現在、「とくダネ!」(フジテレビ)、「報道ステーション」(テレビ朝日)の
 コメンテーターとしても人気を集める国際派経営コンサルタント。

 「『ユアタイム』キャスター就任にあわせて『報ステ』は降板しますが、
 テレ朝とサイバーエージェントが共同で4月に開局するインターネットテレビ局『Abema TV』の
 看板ニュース番組の金曜MCにも内定しています」(スポーツ紙デスク)

 川上氏の公式ホームページ「SEAN K」の英文プロフィールには長年にわたり、下記の記述があった。

 <高校卒業まで日本で教育を受け、大学で米国に戻り、フランスで2年間を過ごした。
 (中略)テンプル大学でBA(学位)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。
 パリ第1大学に留学をした>(編集部訳)

 川上氏は「週刊文春」の取材に対して、
 「学位は取っていない」「パンテオンソルボンヌ(パリ第1大学)には入っていない。
 オープンキャンパスの中で聴講した」「ハーバード・ビジネス・スクールには、
 オープンコースの3日くらいのコースに1回行った」などと回答。
 「ホームページは知らないうちに間違った文章が載っていた」などと釈明した。
 現在ホームページのプロフィールは削除されている。


この記事を受けてショーンK氏は、以下のように謝罪しています。


 ショーンK“経歴詐称”謝罪 「報ステ」出演含め活動自粛へ

 経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(47)が15日、
 所属事務所のホームページを通じ、今後の活動を自粛する意向を示した。

 ホームページに掲載されたメッセージは以下の通り。

 2016年3月24日発売の週刊文春に「ショーンKの嘘」という記事が掲載されています。

 この記事を拝読された方には、ご心配をおかけしていると思います。
 この場を借りてお詫び申し上げます。

 これまで私は、経営コンサルタントとして活動している上で、
 特に自分の学歴について影響がなかったため、正式に公開することはしてきませんでした。

 しかし、この記事で、私のホームページ上の「英文」履歴書末尾に一定期間記載されていた内容に
 間違いがあり(責任の一端は私にあるのですが)本情報が各方面に引用されることで
 各関係者様に大変な誤解とご迷惑をおかけしておりました。

 私は、テンプル大学ジャパンに入学後まもなく、
 外部の人間にもオープンな大学講義を聴講するなど海外を遊学後、大学には戻りませんでした。
 本格的な就職先としては日本のコンサルティング会社に入り、業務を行っていました。
 経営大学院についても学生、一般社会人にも公開されているセミナーを聴講した程度ですので、
 学士を含め学位、また修了書が発行される類のプログラムへの参加は一切ございません。

 自分で独立してコンサルティング業務を行うようになったのは、1995年頃です。
 私が主宰するブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッドは
 2002年に設立ですが、その前からコンサルタント業務を行い、いわゆる法人成りしています。

 今回文春の記事の発端になったのは、会社のホームページの記載です。
 これについては、コンサルタント業務では、ホームページから顧客が集まるということが
 ほとんどないので、急ごしらえのβ版のまま、長い期間、誤りが存在するまま放置されてしまいました。
 この放置の責任は、私にあり、このような記事が掲載される端緒を作ってしまいました。
 皆様にご心配をおかけして大変申し訳ありません。

 ただ、文春の記事のなかで、私がコンサルタント業務を行っていないかのような記載は誤りです。
 アメリカで納税申告をしていないことについても、日本でコンサルタント業務を行っていることから
 日本で納税しているからに過ぎません。
 また、クライアントについても、コンサルタント業務は、直接契約ではなく、
 下請的に分野を限定して行うことがあるので、直接契約のご認識がないだけです。

 これらの責任を重く受け止め、今後の活動は以下の番組を含め自粛したい旨、お伝えしております。

 ・4月より放送予定であったフジテレビ「ユアタイム」
 ・フジテレビ「とくダネ!」
 ・テレビ朝日「報道ステーション」
 ・BSスカパー「Newsザップ」
 ・81.3FM J-WAVE「MakeIT21」

 関係各位、皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。

 ショーン・マクアードル川上


うーむ。

他人にデカい口たたく経営コンサルタントなる人が、
自らに関わる正確でない情報を掲載しっぱなしでほったらかしだとしたら、
そりゃリスク管理やコンプライアンスといった観点でいかがなものでしょうかね。

いわゆるステークホルダーに不誠実であり、不正確な情報の掲載というか、
ウソをつきつづけていたと見做されてもしょうがないのではないかと思うのですが、
そのへん、コンサルタントとして如何お考えでしょうか。


しかもアレですよ、

 コンサルタント業務では、ホームページから顧客が集まるということがほとんどないので、
 急ごしらえのβ版のまま、長い期間、誤りが存在するまま放置されてしまいました。

ですって?

あぁ?
「誤りが存在する」?

ハーバードでMBAを取得とか、「間違えた」ってんじゃない表記ですよね。
意図的にそう書いた、っていう類いのものなんじゃないですかね。

謝罪の仕方が迅速であるということだけ評価しましょうか。
そこだけ、さすがコンサルタント、ってことで。

まぁいいですけど。


ところでこの学歴詐称疑惑によりショーンK氏本人は番組等の出演自粛を決めたのですが。
その中にテレビ朝日の報道ステーションがありまして。

報道ステーションと言えば、テレビの報道番組の中でも、
現政権に対する批判の姿勢を健全に?持っている少ない番組でありまして、
コメンテーターとして出演するショーンK氏も、
政権や権力側に厳しく辛辣なコメントしておりました。

報道ステーション自体が政権の圧力にさらされていると言われ、
メインキャスターの古館氏が3月で降板となったのもその証拠ではないかと言われます。
担当ディレクターの不審死、なんてのもありました。

つまり、それと同様に、番組や古館氏に同調するコメンテーターまで、
権力の圧力に遭い、こうした謀略にハメられたのか?なんて妄想もされるワケです。


そして報道ステーションのように堂々と政権に対して厳しい態度を崩さない番組と言えば、
TBSのNEWS23ですが、こちらも膳場キャスター、アンカーの岸井氏ともに、
やはり3月での降板が決定しています。

TBSといえば、15日はこんなニュースもありましたね。


 万引き容疑 38歳TBS政治部記者逮捕 うなぎパック

 スーパーで万引きしたとして、警視庁赤坂署は15日までに、窃盗の疑いで、
 TBSの報道局政治部記者、白畑将一容疑者(38)=東京都港区=を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は13日午後1時半ごろ、港区赤坂のスーパーで、焼いたうなぎのパックなど食料品3点、
 計5300円相当を盗んだ疑い。容疑を認め「理由は話したくない」と供述している。

 赤坂署によると、白畑容疑者は商品を入れた手提げ袋にマフラーをかぶせて隠していた。
 店外に持ち出そうとしたところを店員に見つかった。

 TBS広報部の担当者は「誠に遺憾。事実関係を調べた上で厳正に対処する」とコメントした。


ちょっと、高給取りの大マスコミ記者がスーパーで万引きとは、
信じがたいニュースなんですが。

どこにでもアホはいるのだなあ、、 って見方もあるかもしれませんが、
それよりこの記者が政治部、ってのが気になりますね。

NEWS23のような権力監視を怠るまいとの報道姿勢を持つTBS。
その政治部記者。

やっぱり権力の圧力に遭い、こうした謀略にハメられたのでしょうかね?

いや、こんな万引き案件でも、謀略の可能性ってあるのではと思いますよ。
こっそりカバンにうなぎパックを押し込まれたりとかね、あるんじゃないですか。


そろそろ参院選挙への準備を進めているでしょうから、その一環として、
批判的な報道の芽は摘んでおきたい、そんなことでしょうかね。

少なくとも、政治報道に携わる人々への威嚇効果にはなったのではないかと思います。