早いもので、もう3月に入りました。
ってことは、あと10日で3月11日です。あれからちょうど5年です。
5年経って、被災地の復興はどの程度進んだのでしょう。完了したのでしょう。
ひょっとして中央は、オリンピックの整備のほうが大事かもしれませんけどね。
さて、被災地の復興を妨げている要素があるとしたら、
真っ先に思い浮かぶのは福島第一原発の事故なんですが。
なんでも、事故から5年の今になって、原発メルトダウンマニュアルなるものが
「あった」と、わかったようですね。ナニやってんですか。
事故当時はそんなマニュアルなど無いかのようなハナシだったのが、あったと。
そりゃあるだろうってなもんですが、とすると、隠してたワケですか。
隠してた理由はなんなのでしょうね。
とてもカネがかかり過ぎてやってられないものだったのか、
それとも技術的に高度過ぎて無理なものだったのか、
それとも多くの犠牲を強いなければならない非常なものだったのか、
それともあまりに楽観過ぎて利用するに値しないものだったのか。
いずれにしても逃凶電力の無責任さを改めて思い知らせてくれますね。
もしくは役人が出すなと指示でもしたのでしょうかねえ。
東電の元幹部が今になってようやく起訴されましたが、
そのマニュアルも含めてどんだけ事故への責任があるのか、
責任から逃れようとしたのか保身ばかりに走っていたのか、
全て明らかにしてもらいたいものですが、どうなりますかねえ。
なんたって原発ムラですからねえ。
とにかく、原発なんて、エネルギーとして役に立つかどうかって以前に、
運用もモラルもこんな体たらくなんですよ。
人間に制御できない放射能なんてモノを扱うというのにです。
あの放射能があるからこそ、被災地の復興がままならないのです。
除染なんてキリのないものをやらなきゃなんないし、
農水産物は汚染されて売り物にならないし、観光振興しようにも人は近づきたがらないし、
なにより故郷に戻れない避難民が多勢いて、事故の収束さえはかどらないのです。
そしていまだに事故原因もはっきりしない、評価できないときてます。
それなのにまた原発の再稼働を進めたいし、実際に再稼働させてると。
福井県の高浜電発では先日、建設から40年を超える1,2号機が審査を通ったらしいですが、
40年超の原発の稼働は例外的でよほどのことがないかぎり認められないと、
以前は確かに言ってたように思うんですが、自分の思い違いでしょうか。
すごいあっさり容認されちゃったようなカンジなんですが。
同じく高浜原発の4号機も再稼働を目前に汚染水漏洩の問題もありましたが、
それもあっという間に解決していよいよ再稼働ってときに、
すぐに警報が鳴りまくって稼働停止したとのことですね。
せっかく取材のためマスコミを集合させて、再稼働のカッコいい絵を撮ってもらおう！
としたんでしょうけど、その目の前でとんだ赤っ恥。
映像を見ると職員達は明らかに目が泳ぎまくってましたね。
逆にマスコミにとってはいい取材対象になってしまったワケで。
いやあ、「世界で最も厳しい」審査に通った筈なんですけどねえ。
結局、原発の審査なんてただのセレモニーであり、
安全を誤摩化すためのアリバイ作りに過ぎない、
それはみんなわかってましたが、まざまざと見せつけることになりましたね。
ま、自動停止しただけマシでしたかね。
でも自動停止したのは落雷でのトラブル以来とのことなんですが、
そのレベルのトラブルって審査では見過ごされる位のものだったのでしょうか。
まぁこうして、事故の原因が分からないモノ、事故が起きてもその収束ができないモノ、
事故から5年経った福島の有様を見ても、まだ原発を稼働させたいとは、
ちょっと信じがたいのですが、現実に再稼働しちゃってるのですから驚きです。
いや、日本じゃ普通なのでしょうか。
だって国を挙げて外国への原発セールスにいそしんでますからね。
自分たちでさえ原発事故の収束ができないのに。
こうやって日本は再生エネルギーの開発と導入において、
世界に遅れをとっていくことになるんですかねえ。
再生エネルギーは天候に左右されるから不安定、って指摘はそうかもしれませんけども。
でも、リスクがあるエネルギーって意味では、原発とどれだけ差があるでしょう？
原発だってこうした汚染水漏洩や放射能漏れのトラブルがあれば停止しますし、
爆発などの破局的事故があれば、その地を死に追いやるくらいの損害になるのです。
そしていつ収束するかわからない。
もはや原発なんて危険で高コストで未だ廃棄物の最終処分も出来ない、
問題だらけの古いエネルギーなんじゃないのでしょうか。
その古いエネルギーということを日本の原発ムラはわざと見て見ぬフリをし、
甘い汁が吸えるだけ吸っておこうってことですか。
ってことは、あと10日で3月11日です。あれからちょうど5年です。
5年経って、被災地の復興はどの程度進んだのでしょう。完了したのでしょう。
ひょっとして中央は、オリンピックの整備のほうが大事かもしれませんけどね。
さて、被災地の復興を妨げている要素があるとしたら、
真っ先に思い浮かぶのは福島第一原発の事故なんですが。
なんでも、事故から5年の今になって、原発メルトダウンマニュアルなるものが
「あった」と、わかったようですね。ナニやってんですか。
事故当時はそんなマニュアルなど無いかのようなハナシだったのが、あったと。
そりゃあるだろうってなもんですが、とすると、隠してたワケですか。
隠してた理由はなんなのでしょうね。
とてもカネがかかり過ぎてやってられないものだったのか、
それとも技術的に高度過ぎて無理なものだったのか、
それとも多くの犠牲を強いなければならない非常なものだったのか、
それともあまりに楽観過ぎて利用するに値しないものだったのか。
いずれにしても逃凶電力の無責任さを改めて思い知らせてくれますね。
もしくは役人が出すなと指示でもしたのでしょうかねえ。
東電の元幹部が今になってようやく起訴されましたが、
そのマニュアルも含めてどんだけ事故への責任があるのか、
責任から逃れようとしたのか保身ばかりに走っていたのか、
全て明らかにしてもらいたいものですが、どうなりますかねえ。
なんたって原発ムラですからねえ。
とにかく、原発なんて、エネルギーとして役に立つかどうかって以前に、
運用もモラルもこんな体たらくなんですよ。
人間に制御できない放射能なんてモノを扱うというのにです。
あの放射能があるからこそ、被災地の復興がままならないのです。
除染なんてキリのないものをやらなきゃなんないし、
農水産物は汚染されて売り物にならないし、観光振興しようにも人は近づきたがらないし、
なにより故郷に戻れない避難民が多勢いて、事故の収束さえはかどらないのです。
そしていまだに事故原因もはっきりしない、評価できないときてます。
それなのにまた原発の再稼働を進めたいし、実際に再稼働させてると。
福井県の高浜電発では先日、建設から40年を超える1,2号機が審査を通ったらしいですが、
40年超の原発の稼働は例外的でよほどのことがないかぎり認められないと、
以前は確かに言ってたように思うんですが、自分の思い違いでしょうか。
すごいあっさり容認されちゃったようなカンジなんですが。
同じく高浜原発の4号機も再稼働を目前に汚染水漏洩の問題もありましたが、
それもあっという間に解決していよいよ再稼働ってときに、
すぐに警報が鳴りまくって稼働停止したとのことですね。
せっかく取材のためマスコミを集合させて、再稼働のカッコいい絵を撮ってもらおう！
としたんでしょうけど、その目の前でとんだ赤っ恥。
映像を見ると職員達は明らかに目が泳ぎまくってましたね。
逆にマスコミにとってはいい取材対象になってしまったワケで。
いやあ、「世界で最も厳しい」審査に通った筈なんですけどねえ。
結局、原発の審査なんてただのセレモニーであり、
安全を誤摩化すためのアリバイ作りに過ぎない、
それはみんなわかってましたが、まざまざと見せつけることになりましたね。
ま、自動停止しただけマシでしたかね。
でも自動停止したのは落雷でのトラブル以来とのことなんですが、
そのレベルのトラブルって審査では見過ごされる位のものだったのでしょうか。
まぁこうして、事故の原因が分からないモノ、事故が起きてもその収束ができないモノ、
事故から5年経った福島の有様を見ても、まだ原発を稼働させたいとは、
ちょっと信じがたいのですが、現実に再稼働しちゃってるのですから驚きです。
いや、日本じゃ普通なのでしょうか。
だって国を挙げて外国への原発セールスにいそしんでますからね。
自分たちでさえ原発事故の収束ができないのに。
こうやって日本は再生エネルギーの開発と導入において、
世界に遅れをとっていくことになるんですかねえ。
再生エネルギーは天候に左右されるから不安定、って指摘はそうかもしれませんけども。
でも、リスクがあるエネルギーって意味では、原発とどれだけ差があるでしょう？
原発だってこうした汚染水漏洩や放射能漏れのトラブルがあれば停止しますし、
爆発などの破局的事故があれば、その地を死に追いやるくらいの損害になるのです。
そしていつ収束するかわからない。
もはや原発なんて危険で高コストで未だ廃棄物の最終処分も出来ない、
問題だらけの古いエネルギーなんじゃないのでしょうか。
その古いエネルギーということを日本の原発ムラはわざと見て見ぬフリをし、
甘い汁が吸えるだけ吸っておこうってことですか。
