ついに5周年です。
5年前の今日(2006.9.19)、何が何だかわからないけど、ブログというものをやってみようか、ということで、初めてアップした記事がこれ。
初めてのブログ
なんとも初々しい。
3日坊主かもしれないし、とりあえずお試しでちょこっとだけやってみようと思い立って、早5年。
毎年振り返って書いた記事がこれ。
ブログ1周年(2007)
ブログ開設2周年(2008)
ブログ開設3周年(2009)
ブログ開設4周年(2010)
あんまり更新できなかった時もあったけど、それほど長期離脱もなく、よく続いたもんだ。
継続は力なり。
Danchoさん、ssayさん、川島さん、風屋さん、そして振られ飛車さん、英さん、など、当初の頃からのブログ仲間が盛り立ててくれたのが大きいです。
途中からメインのようにもなった将棋関連だけでなく、線路関連、テレビやメディア関連、震災関連などの記事もつれづれなるままにいろいろ書いてきて、コメントやTBをいただくことも含め、たくさんの方々に遊びに来ていただきました。
数えてみたら、5年間でちょうど1500の記事を書いていました。(この記事を入れて)
5で割ると、300/年。
年間300かあ。
よくできました。
5年間も、こんなにずっと記事を書いてきて、それだけ膨大な時間使ってきて、
一体何になったの?
なんかの役に立ったわけ?
これ、人から言われる事もあるし、いつも自分に問いかけてるテーマです。
他にやること、やらなければならないことは山ほどあるし、そんな時間を犠牲にしてまで、毎日のように書き続ける意味ってなーに?
それほどの代償を払ってまで一生懸命書いたところで、誰が見てるかもわからないし、たいした内容でもないわけだから仮に見てくれたとしてもどうってことないし。
それほど大事なことなの?
いつもこれ考えてます。
ブログだけでなく、twitterやfacebookも同じ。
そんなことに時間を使ってていいわけ?
もったいなくないの?
と絶えずもう一人の自分が問いかける。
発信することは、そのことをより考えさせてくれる。
より自分の中で意識させてくれる。
未消化であってもどんどん思いついたら発信してしまうことにより、いろんな意見、いろんなレスポンスがあって、それが刺激になり新たな気づきもある。
より広く深く多角的に自分の中で消化、定着できるようになる。
熟成して昇華する。
まるで違う世界が見えてきたりもする。
最近はfacebookでのやりとりが楽しくってそっちが主戦場みたいになっているのだけど、どちらにしても発信すること、発信し続けることが、大げさに言えば自分を高めてくれる、自分を大きくしてくれる、と実感しているし確信しています。
今までにもこんな記事を書いてきた。
とりあえずアウトプットすること
シンプルに、お気軽に
そして、羽生名人講演会という記事の中で、天下の羽生さんもこう言ってます。
------------------------------------------------
「現代は何もしなくてもどんどん情報が入ってくる。
知らないうちにインプットされてしまう。
つまり現代人は“情報メタボ”になっている。
情報メタボにならないようにするためには、どんどんアウトプットしていかないといけない。
インプットされた情報を自分なりに咀嚼して、しゃべるのでも書くのでもいいので、アウトプットすることが肝心。
その出力パワーを上げることがメタボにならないこつ。
そのバランスは、インプット2割、アウトプット8割くらいでもいい。
------------------------------------------------
情報メタボとはうまい表現です。
普段から、運動(アウトプット)する習慣を身につけて、新陳代謝をよくしていかないといけない。
どんどん汗をかく。発散する。
そして、大事なのは基礎代謝を上げること。
メタボが進んでいくと、悪玉も善玉も含め、情報まみれの重いカラダになり、動きが鈍くなる。
それにしても、ブログを始めたこと、続けていることで、たくさんの方々とのご縁をいただきました。
中でも身に余る光栄だと思っているのは、プロ棋士をはじめとする将棋関係者の方々とずいぶんと親しくさせていただくようになったこと。
実際にお目にかからせていただいた方もたくさんいます。
それを考えると、ブログの力って恐るべしです。
ブログをやってなかったら多分、いや、絶対に実際会うことはなかっただろう方々。
初めて会ったプロ棋士から、見てますよ、なんて言われることもある。
観戦記者Kさんは会うたびに、毎日見てますよ、と言ってくれるだけでなく、いろんな棋界関係者にnanaponさんのブログは面白いから見るように、とPRしてくれてるようです。
たいがーさん、オジサン、ぐーちゃんなど、仲良くさせていただいている(単に呑み仲間なだけ?)将棋ファンの方々もそうだけど、将棋関連の記事よりも、どうも他のジャンルの記事が受けてるらしい。
たまに会った時の将棋関係者との会話は、本当なら将棋の話なわけだけど、
『線路のことでメディアに問い合わせした結果はどうなったの?返事来た?』
『nanaponさんのお友達の軽井沢のカフェは、なんでやめちゃうの?』
『あの旅行の写真、よかったよねえ。』
など、こういうつきあいができるのは全部ブログのお陰。
先日の王座戦第一局大盤解説会の後、仲間の将棋ファンと一杯やった後の別れ際、オジサンが笑顔で手を振りながら、
『nanaponさん、またね。ちゃんと更新してよね~、楽しみにしてるよ~。』
と一言。
いや、もうこういう風に言われちゃうとだめです。
振り絞って、老体に鞭打って、頑張って書き続けなきゃと気持ちが引き締まります。
これもまたブログを通じて知り合えた境治さんの話も印象的でした。
地道に書き続けていたブログ記事のひとつをあの佐々木俊尚さんがtwitterで取り上げてくれ、数十人だったアクセスが一気に数千人になったという話です。
ぼくのソーシャルメディア体験〜広告の新たな地平線・その11〜と言う記事にそのことが詳しく出ていますが、境さんはそんなきっかけもあって、『テレビは生き残れるのか』という本を出版されるなど幅広く活躍されています。
一期一会。
たくさんのご縁に恵まれて感謝に絶えません。
本当にありがとうございます。
たまたま今日は敬老の日ということもあり、今後ともこのブログ、元気ではつらつとして長生きしていけるよう、カラダに気をつけて頑張っていく所存です。
このブログもはや5年も経ち、最近はずいぶんパワー、情熱、文章力、構成力など、衰えたんじゃないの?とか言われているようですけど、まだまだ大丈夫です。
過度な期待はせず、目の前の一局一局(ひとつひとつの記事)を自分らしく力を出し切る、という羽生三冠の方針でやっていくしかないと思っています。
日々ゆるゆると楽しみながら一生懸命やって、結果として6周年、7周年にたどり着けたらいいと思っています。
皆さま、今後とも引き続き気軽に遊びに来てください。
そして、(いつもレスが遅くて申し訳ないけど)コメント、TBなども気軽にいただければうれしいと思っています。
ということで、不完全でも、未消化でもいいので、なんとか自分らしい発信を続けていけたらとつくづく思う敬老の日のブログ開設5周年記念日でした。
5年前の今日(2006.9.19)、何が何だかわからないけど、ブログというものをやってみようか、ということで、初めてアップした記事がこれ。
初めてのブログ
なんとも初々しい。
3日坊主かもしれないし、とりあえずお試しでちょこっとだけやってみようと思い立って、早5年。
毎年振り返って書いた記事がこれ。
ブログ1周年(2007)
ブログ開設2周年(2008)
ブログ開設3周年(2009)
ブログ開設4周年(2010)
あんまり更新できなかった時もあったけど、それほど長期離脱もなく、よく続いたもんだ。
継続は力なり。
Danchoさん、ssayさん、川島さん、風屋さん、そして振られ飛車さん、英さん、など、当初の頃からのブログ仲間が盛り立ててくれたのが大きいです。
途中からメインのようにもなった将棋関連だけでなく、線路関連、テレビやメディア関連、震災関連などの記事もつれづれなるままにいろいろ書いてきて、コメントやTBをいただくことも含め、たくさんの方々に遊びに来ていただきました。
数えてみたら、5年間でちょうど1500の記事を書いていました。(この記事を入れて)
5で割ると、300/年。
年間300かあ。
よくできました。
5年間も、こんなにずっと記事を書いてきて、それだけ膨大な時間使ってきて、
一体何になったの?
なんかの役に立ったわけ?
これ、人から言われる事もあるし、いつも自分に問いかけてるテーマです。
他にやること、やらなければならないことは山ほどあるし、そんな時間を犠牲にしてまで、毎日のように書き続ける意味ってなーに?
それほどの代償を払ってまで一生懸命書いたところで、誰が見てるかもわからないし、たいした内容でもないわけだから仮に見てくれたとしてもどうってことないし。
それほど大事なことなの?
いつもこれ考えてます。
ブログだけでなく、twitterやfacebookも同じ。
そんなことに時間を使ってていいわけ?
もったいなくないの?
と絶えずもう一人の自分が問いかける。
発信することは、そのことをより考えさせてくれる。
より自分の中で意識させてくれる。
未消化であってもどんどん思いついたら発信してしまうことにより、いろんな意見、いろんなレスポンスがあって、それが刺激になり新たな気づきもある。
より広く深く多角的に自分の中で消化、定着できるようになる。
熟成して昇華する。
まるで違う世界が見えてきたりもする。
最近はfacebookでのやりとりが楽しくってそっちが主戦場みたいになっているのだけど、どちらにしても発信すること、発信し続けることが、大げさに言えば自分を高めてくれる、自分を大きくしてくれる、と実感しているし確信しています。
今までにもこんな記事を書いてきた。
とりあえずアウトプットすること
シンプルに、お気軽に
そして、羽生名人講演会という記事の中で、天下の羽生さんもこう言ってます。
------------------------------------------------
「現代は何もしなくてもどんどん情報が入ってくる。
知らないうちにインプットされてしまう。
つまり現代人は“情報メタボ”になっている。
情報メタボにならないようにするためには、どんどんアウトプットしていかないといけない。
インプットされた情報を自分なりに咀嚼して、しゃべるのでも書くのでもいいので、アウトプットすることが肝心。
その出力パワーを上げることがメタボにならないこつ。
そのバランスは、インプット2割、アウトプット8割くらいでもいい。
------------------------------------------------
情報メタボとはうまい表現です。
普段から、運動(アウトプット)する習慣を身につけて、新陳代謝をよくしていかないといけない。
どんどん汗をかく。発散する。
そして、大事なのは基礎代謝を上げること。
メタボが進んでいくと、悪玉も善玉も含め、情報まみれの重いカラダになり、動きが鈍くなる。
それにしても、ブログを始めたこと、続けていることで、たくさんの方々とのご縁をいただきました。
中でも身に余る光栄だと思っているのは、プロ棋士をはじめとする将棋関係者の方々とずいぶんと親しくさせていただくようになったこと。
実際にお目にかからせていただいた方もたくさんいます。
それを考えると、ブログの力って恐るべしです。
ブログをやってなかったら多分、いや、絶対に実際会うことはなかっただろう方々。
初めて会ったプロ棋士から、見てますよ、なんて言われることもある。
観戦記者Kさんは会うたびに、毎日見てますよ、と言ってくれるだけでなく、いろんな棋界関係者にnanaponさんのブログは面白いから見るように、とPRしてくれてるようです。
たいがーさん、オジサン、ぐーちゃんなど、仲良くさせていただいている(単に呑み仲間なだけ?)将棋ファンの方々もそうだけど、将棋関連の記事よりも、どうも他のジャンルの記事が受けてるらしい。
たまに会った時の将棋関係者との会話は、本当なら将棋の話なわけだけど、
『線路のことでメディアに問い合わせした結果はどうなったの?返事来た?』
『nanaponさんのお友達の軽井沢のカフェは、なんでやめちゃうの?』
『あの旅行の写真、よかったよねえ。』
など、こういうつきあいができるのは全部ブログのお陰。
先日の王座戦第一局大盤解説会の後、仲間の将棋ファンと一杯やった後の別れ際、オジサンが笑顔で手を振りながら、
『nanaponさん、またね。ちゃんと更新してよね~、楽しみにしてるよ~。』
と一言。
いや、もうこういう風に言われちゃうとだめです。
振り絞って、老体に鞭打って、頑張って書き続けなきゃと気持ちが引き締まります。
これもまたブログを通じて知り合えた境治さんの話も印象的でした。
地道に書き続けていたブログ記事のひとつをあの佐々木俊尚さんがtwitterで取り上げてくれ、数十人だったアクセスが一気に数千人になったという話です。
ぼくのソーシャルメディア体験〜広告の新たな地平線・その11〜と言う記事にそのことが詳しく出ていますが、境さんはそんなきっかけもあって、『テレビは生き残れるのか』という本を出版されるなど幅広く活躍されています。
一期一会。
たくさんのご縁に恵まれて感謝に絶えません。
本当にありがとうございます。
たまたま今日は敬老の日ということもあり、今後ともこのブログ、元気ではつらつとして長生きしていけるよう、カラダに気をつけて頑張っていく所存です。
このブログもはや5年も経ち、最近はずいぶんパワー、情熱、文章力、構成力など、衰えたんじゃないの?とか言われているようですけど、まだまだ大丈夫です。
過度な期待はせず、目の前の一局一局(ひとつひとつの記事)を自分らしく力を出し切る、という羽生三冠の方針でやっていくしかないと思っています。
日々ゆるゆると楽しみながら一生懸命やって、結果として6周年、7周年にたどり着けたらいいと思っています。
皆さま、今後とも引き続き気軽に遊びに来てください。
そして、(いつもレスが遅くて申し訳ないけど)コメント、TBなども気軽にいただければうれしいと思っています。
ということで、不完全でも、未消化でもいいので、なんとか自分らしい発信を続けていけたらとつくづく思う敬老の日のブログ開設5周年記念日でした。
1年半くらいの分量を読んでるのかしらん。
その前は…闇の中です(爆)。
5周年、そして6年目突入おめでとうございます。
私は「お休み」している状態ではありますが、「止める」ことはないので、多分、5周年を来年早々ですが迎えることはできそうです。
私も、nanaponさんから大いに刺激を受けています。将棋の事もそうだし、線路人立ち入りもそうだし、田坂さんの事もそうだし、それ以外でも…。
遅くてもまた来年の6月、早ければそれよりも前に、また再会して、オフ…ご一緒させてください(笑)。
今後とも、「ブログ開設、同期」として、宜しくお願い申し上げます」。
先ずは、お祝いまで。
毎日書くものの、見返しやすい(ストック)Blob。
nanaponさんも私も、両方でそれぞれ
よろしくお願いいたします。
どっちにコメントしようか悩む、今日この頃。
で、本日は両方に「同文」という反則!
(ほんの一部、変えましたが。)
5周年ですか。
す、すごいっ!!
『永世ブログ名人』ですねっ(笑)
これからも、よろしくお願いします。
ではではっ。
nanaponさんは、私にとって師匠みたいなもので、nanaponさんがいらっしゃらなかったら、ブログでの私はいなかった……あ、でも、私の性格(黙っていられない)ですから、遅かれ早かれデビューしていた気もします(笑)。
もちろん、nanaponさんのそそのかしがあったので、デビューが早まったのは間違いないです。もちろん、感謝しています。
それにしても
>プロ棋士をはじめとする将棋関係者の方々とずいぶんと親しくさせていただくようになったこと。実際にお目にかからせていただいた方もたくさんいます。
>初めて会ったプロ棋士から、見てますよ、なんて言われることもある。
ちょっと、いえ、かなり羨ましいです。
nanaponさんは、常に自問自答し、さらに、多面的に物事を捉えています。私とはえらい違いです。
>このブログもはや5年も経ち、最近はずいぶんパワー、情熱、文章力、構成力など、衰えたんじゃないの?とか言われているようですけど、まだまだ大丈夫です
そうこなくっちゃ!、これからも、面白く、含蓄のある記事、お待ちしています。
情報過多社会ってのも2000年代に入って言われてますから。
でも、羽生世代ってのは、情報をつかんで勝ってきた世代ですが、渡辺(世代ではなく彼一人、広瀬が大きく離れてついてきているか)は情報の選択をして勝ってきたのではないでしょうか。
(↑ギャハハ、何言ってんだ、コイツ)
今回の記事の内容、文章の一言一言に、
nanaponさんの素直なお気持ちが滲み出ていて、
うんうん、そうそう、と頷くしかありません。
その位、感無量、「思い」がたくさん詰まっています。
しかし、それ以上に、
nanaponさんには、いつもこちらを温かく見守って頂き、
感謝しております。