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即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

謹賀新年 2014

2014年01月02日 17時57分16秒 | 日記とニュース
ちょっと間が空いたうちに年が変わってしまいました。
この人と同じように年末は嵐のように過ぎ去ってしまって気がついたら新年です。
ほんとに、月日の経つのは早いですねえ(苦笑)。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。


一年の計を立てるにあたり、過去何年かの自分の目標をブログの記事で振り返ってみました。
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年

毎年一応書いてるけど、もうすっかり忘れてますね。
えっ、オレ、こんなこと書いてたの?
なかなかと思う記事もあるし、なんだこれっていうのもある。
それに、こうしよう、こうしたい、これはがんばるなんて書いてるけどそれがどこまで達成できたかの検証も反省もしてない。
ダメじゃん、オレ。

年末ギリギリに出した年賀状にはこう書きました。
今年のテーマ:
1.何よりも健康第一。
2.静かなる熱狂。
3.学びは楽し。
4.ブレない、ボケない、バテない。
笑顔あふれる充実の2014年にしていきたいです。


1.については寄る年波ということもあり、健康の大切さが年々大きくなる。
参考:健康と幸せのバランス体力向上への道
そして大滝詠一もそうだけど、まわりで亡くなる方や病気になる方の比率が高まってくる。
参考:A先生の思い出
ということで何はともあれこれが最重要課題。

2.は静かなる闘志で書いたようなことだけど、熱く燃える部分、情熱がたぎる部分をしっかりと持ちつつも、見るからにギラギラとはせず、穏やかだけど毅然としているたたずまいを目指したいということ。

3.は最近学校の仕事をしていて、教育関係の本を読んだりしているのだけど、改めて学ぶと言うことについてよく考えています。
自分はどんな勉強をしてきたのか、勉強がどう役に立っているのか、どんな勉強の仕方がいいのか、など考えていくうちに、オレってもうちょっとちゃんと勉強しないといけないかも、と思っています。
それは仕事に関することもそうだけど、日常のことも、これからの日本に関することも、テーマは山積みです。少しでも自分で考えて自分なりの意見を積み上げていかねばとマジに思っています。
ということでもっと学んだり考えたりする時間を増やして、それをブログに反映できたらと考えています。

そして4.は言葉の通り。

ということでブログの更新はどこまでできるかわからないけど(将棋のことも書きたいのだけど)、僕としては結構しっかりやっていきたいと思っている今年のお正月です。
今年も楽しいお付き合いをどうぞよろしくお願いします。
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虚偽表示問題について考える・その4 

2013年11月25日 23時58分35秒 | 日記とニュース
氷山の一角その2その3と、虚偽表示問題について書いてきました。

さて、この問題、食品だけに留まってませんね。

皆で謝罪すりゃ恐くない!?続々と発覚する虚偽表示まとめ(11月16日追記、更新中)

三越伊勢丹
「羽毛掛けふとん」について、羽毛の含有比率が「羽毛」と表記するための業界基準である50%を大きく下回る10%以下だったと発表した。

そういえば前に温泉の偽装問題もありました。

もはや食品だけでなく、衣食住何でもあり、どんな商品・サービスだろうが少しも気が抜けません。
建材をごまかす。カシミア100%は嘘。議員とかタレントとかの学歴、年齢詐称。そして免許なくてやってる偽医者とか、どんなジャンルであろうとも人を欺く輩はいる。

悪気はない場合もあるだろうし、完全に騙してるあくどいケースもある。
タレントの年齢とか、前回のおふくろの味なんかはどうでもいいことだし、そこまで細かいこと言わなくたっていいじゃん、って思うけど、こと偽医者だの薬の誤表示だのになると命に係わる問題になる。

ということで何でもそうだけど、今回も何か問題が起きてからやっとのことで腰を上げて法整備をする。

虚偽表示の法規制強化 6割超が「必要」
都道府県にも虚偽表示で処分権限 消費者庁が検討

でもね、機転の利かないお役所が作った規制はこういう問題が起きないような予防にはあまりつながらないことが多い。グレーゾーンもあるし、法の網は目が粗い。

こういうことが自主的に起こらないような、起こしちゃいけないような空気が作れないものか。

そこで、いいこと思いつきました!!

恋するフォーチュンクッキー 神奈川県 Ver. / AKB48[公式]


今、流行ってますよね?
これは神奈川県バージョンだけど、いろんな企業や組織、団体が次々と個性をまる出しにして踊っています。

今回の虚偽表示、どことどこがやったのかたくさんありすぎてもう誰もわからない。
とても覚えきれやしない。
あっちでもこっちでもこの機に乗じてさくっと謝ったりしちゃうから始末に悪い。
どこが白でどこが黒だかちゃんと把握してる人なんていやしない。
上層部が形だけ頭を下げての謝罪会見を見ても、気持ちが入ってないから白けるばかりで興味も薄れる。

そこで、世紀の罰ゲームの提案です。
そう、虚偽表示をした企業は謝罪をこれでやってもらいましょう。

阪急阪神ホテルもリッツカールトンも三越伊勢丹も、今回名前の出たところは次々と上層部やシェフなどが出てきて踊りまくる。
えびや食材を持ったり、問題になった料理を持ったりしながら、はにかんだような、照れくさいような、ちょっと物憂げな表情で真摯に踊りまくる。

とはいえ決して悪びれたり、ふてくされたりせずに、しっかり反省の色を出しつつも、サービス業としての前向きな心意気を見せるパフォーマンス。
今回の懺悔の気持ちを表情や動作に精一杯表しつつも、その企業の再生に向けた強い気持ち、明日に向かって進もうとする思いを関係者全員でこの動画に表現する。

おー、なかなかあそこは頑張ってるじゃないか、いい歳して死にもの狂いで踊ってるところが胸を打つなあ、全員でチームワークよく真摯な取り組んでいて好感が持てるよ、と言った意見や感想がネット上を駆け巡る。
ダメなパフォーマンスのところは見捨てられ、罰ゲームという名の下で敗者復活戦の意味合いにもつながる。

これであれば、今回名前の出たところもきちんとその顔や個性も含め日本中が認識できるし、再出発のきっかけにもなる。

虚偽表示、偽装表示をして、世間にどんな空気をばら撒いたのか。
この罰ゲームを課して、今回の反省を糧にした新たな空気を作っていけたらいいのではないかと本気で考えています、はい。

“故意のアンフォーチュン空気。”
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氷山の一角・その3

2013年11月19日 11時48分25秒 | 日記とニュース
氷山の一角その2と、虚偽表示問題について最近書きました。

前回書いた、
《おふくろの味定食をオヤジのコックが作っていたのですいません。》とか、
《生姜焼き和膳はチンしただけなので「焼き」と言ってるのは間違いです。》
という揚げ足取り風な話が進んでいくと、
「カップ焼きそばは虚偽表示で茹でそばじゃないか」、とか、
「たぬきうどんにたぬきが入ってないぞ」、とか、
「メロンパンにはメロンが入ってると思って買ったのに詐欺だ」、とか、
「当社のカッパえびせんには河童は入ってないので予めご了承ください」、とか、
そんな流れになってきてどうにも収拾つかないことになってくる。

それにしてもこのどうにも止まらない問題、あちこちで話題になっています。

いつも楽しみにしているコラム、小田嶋隆さんの「偽装」は倫理ではなく思想であるも興味深かったです。

【われわれは、「いま現にそうである」ことに対して、疑いを持たないように強く動機づけられている。】

【私は、自分たちが、慣例として受け継いでいる動作や手続きについて、疑問を抱いたり、再点検することを、回避する傾向を持った国民だということを申し上げようとしている。】

というあたり、いかにも小田嶋さんらしくて共感します。

さて、この問題について、最近会った某外食業界事情通の方からちょっと話を聞きました。
ホテル業界の話みたいです。

『ホテルのレストランのシェフはメニュー開発と仕入れのすべての権限を持ってる。
どこから何をいくらで仕入れるか、天候や値段や品質やいろんなことを総合して判断して決めている。そこについては上層部も誰も口をはさむことはできない。
それゆえ虚偽表示うんぬんの件はマネージメントが把握するのは通常極めて難しい。
つべこべ注意したりうるさいこと言ったりしたりしたら、もともと職人気質の性格だからすぐに辞めてしまう。それも弟子を全員引き連れて。
そうなるとホテルは営業できなくなる。完全に足元を見られている。
料理人カルテルみたいなのがあるので次の仕事は困らないし、意地悪されたホテルには腹いせに有能なシェフはいかないようにできてしまう。
ひどいのは、エビはこっちの(安い)エビに変えて、その安くなった分は会社には内緒にして裏で自分のポケットへ、など、何でもあり。
これは大分前の話かもしれないし、一部の話かもしれないけど、もともとあの世界はそういう業界なんですよ。』


という話を聞きました、はい。

もちろんその人から聞いただけで裏を取ったわけではないし、バブルの頃の話だったり、ごく一部の話なのだと思います。

でも、これだけ虚偽表示、いや偽装表示が続くと、我々はどこもかしこも信じられなくなるし、その裏側にはこんなこともあるのかもしれない、こういうことだからそういうことになるんだ、なんて素直に思ってしまいますよね。

日経にも同じような内容の記事、出てますね。
職人集団の厨房、実態把握できず? 食材虚偽表示

しかし、こういうことをメディアがもっともっと突っ込んで取材したりしないのだろうか?
トップが謝ったり辞任したりしたし、発覚したから改善するだろうからもうおしまい、ていうのはあまりにも単純すぎやしないだろうか。
問題の原因、本質を突きとめて、そこにメスを入れないと、またぞろ起こるのではないだろうか。
日本人はすぐに忘れてしまうおおらかな国民だから。

食の虚偽表示、どう思いますかという記事にこう書いてあります。
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大阪市にあった料亭「船場吉兆」が先客の食べ残しを他の客に出し、出店では産地や賞味期限を偽った食品を売っていたという騒動がありました。謝罪の記者会見の際、立ち往生する若旦那の脇から母親が口を出したのが笑いものになりました。

 あれから約6年。似たようなできごとが相次いでいます。阪急阪神ホテルズが供していた食事の食材がメニューに書かれていたのとは違ったのが明るみに出たのをきっかけに、多くの飲食・流通業者が虚偽表示をしていたことがわかりました。

 客の信用を失った船場吉兆が廃業に追い込まれたのをみて、業界をあげて「目先の利益より長い目での信用が大事だ」と肝に銘じたのではなかったでしょうか。
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6年前のことを誰も教訓にしてないし、企業体質は何も変わってないまんま。
デフレやリーマンショックで、わかっちゃいるけどそんなこと言ってられない状況だ、ということなのでしょうか?

そして、今回明るみに出た数百のホテルやレストランや百貨店などは、今客足が遠のいて危機に瀕しているのでしょうか?
船場吉兆のように廃業に追い込まれそうになっているのでしょうか。

ちゃんと会見して謝ったし、まあこれから注意すればひとまずは一段落か、なんて皆で横断歩道うまく渡ったから胸をなでおろしたりしてるのでしょうか。
さ、無事に終わったから週末はゴルフでも行くか、なーんて。

75日の人の噂期間を経たなくても、どこのホテルも百貨店も年末景気ということもあり、かなりの客で大いに賑わったりしているのでしょうか。

もしそうなら、なんだかなあ。
こんなんでいいんでしょうかね。
もっと取り締まり強化すればいいって話でもないし、何だか寂しい年の瀬です。
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氷山の一角・その2

2013年11月15日 10時24分46秒 | 日記とニュース
氷山の一角という食品偽装に関する記事をちょっと前に書きましたが、なんという氷山の大きさなんでしょうか。ホテルだけでなく、外食、デパートなどなど、いやもうあきれてしまいます。
ここまで続々と我も我もと後続部隊が続いてしまうと、この列はいつ途切れるのだろう、延々と続くのかもしれない、なんて思ってしまいます。
全員がもれなく並んでやっと終わるのかもしれませんね。

単に管理が杜撰なのもあるだろうし、あきらかに意図的に偽装もあるのだろうけど、最近出てきているのは下記のように、ちょっとまた変てこな話。

【悲報】ホテルの食材偽装一覧画像くっそワロタwww これは許してやれよ・・・なんか悲しすぎるよwwwwwwwww



「おふくろの味の定食」を中年男性コックが作ってたので虚偽でした、すみません、だって。

バッカじゃないの?

もうひとつ。

すかいらーく、メニュー表記一部見直し 虚偽表示問題に対応

【ファミリーレストラン最大手のすかいらーくは、ホテルや百貨店で相次ぎ発覚している食材の虚偽表示問題に対応して、一部メニューの表示を見直す。例えば「豚肉の生姜焼き和膳」は店舗でレンジ加熱のみで調理しているため「豚肉の生姜だれ和膳」に変更する。同社は「消費者に誤解を与えないようにするため」と説明している。】

明らかに「生姜焼き」とは違うようなものが出てくるのであれば問題だけど、そうでないのであれば、「生姜だれ和膳」なんてわけわかんないネーミングにした方がお客に不親切だと思う。
ほんとに店で焼いてんのかよー?チンだけで出してたら承知せんぞっ!とか、そういう突っ込み入れる客もいるのかもしれないけど、そんなの気にすることないじゃんって思う。

一億総臆病化。

なんか言われたら困る。
全社を挙げて小さなことでも少しも突っ込まれないように全力を傾ける。
いい商品、サービスを提供していい会社にするよりも、突っ込みどころが全くない会社にしようにしようとしてるかのように思える。
もちろん嘘はダメ、誠実に、親切に、というのは当たり前だけど、あきらかに行き過ぎの気がする。

一億総言い訳社会。
そんなことしていいわけないじゃん。

前にもたくさん書いたけど、ネコを電子レンジに入れたらいけないって書いてないので入れたら死んじゃってどうしてくれる?なんて話みたいに、そこまでやったら電子レンジのマニュアルだけでなく何でもかんでも説明や言い訳だらけで窒息しちゃう。

例えばテレビの番組の注意のテロップ。
この温泉でタオルを巻いてるのは番組のためで普通は巻いてません。
危ないので良い子は決して真似しないでください。

必ずこの手の注意を入れないと、クレームが来る。
ひとつでもクレームが来ると問題だし、手間かかるから、その時の言い逃れのために、ちゃんと説明してます、注意喚起してます、努力を怠ってません、誠意をもってやってます、と言えるようにしておく。

本末転倒、何が何だか。

おふくろの味定食をオヤジが作ってるから問題だ、とか、この旅館はお風呂にタオル巻いて入るのかよ?などと言ってるやつは無視しちゃえばいい。

でもそれなりの大きな会社とか世間体があるとそうもいかないわけですねえ、きっと。

一億総コンプライアンス症候群。

言い訳に追われ、クレームを最小化するような努力をして、結局はそんな社会になって、一体誰が幸せになるのかってことだと思います。

こんなことで日々ストレス溜めつつ冷や汗かいてる我々を見て、お天道様は空からどう見ているのでしょうかね?
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氷山の一角

2013年11月03日 19時56分59秒 | 日記とニュース
何だか忙しいはずなのに着々と更新頻度上げてるssayさん
仕事もプライベートもかなり調子いいんだなあ、きっと。(渡辺竜王と贔屓の女子プロの成績のこと以外は)
ま、その突っ込みは置いといて、ssayさんの最近の記事、メニュー偽装表示問題について。

さんざんあきれて怒ってますが、僕も大阪のリッツカールトンなど過去に行ったことあるホテルもあるけど、信じられないですね。ブランド台無し、今までの長年培ってきたものが一気に地に落ちちゃいますね。

それよりもびっくりしちゃうのが、雨後のタケノコのごとく続々と続いてること。

食材偽装表示、やはり氷山の一角だった 全国のホテルが相次ぎ公表
食材偽装、続々 近鉄系、37万人に提供

阪急阪神ホテルズ(大阪市)・ウェスティン都ホテル京都(京都市)・シェラトン都ホテル大阪(大阪市)・沖縄都ホテル(那覇市)・シェラトン都ホテル東京(東京都港区)・近鉄旅館システムズ(奈良市)・JRタワーホテル日航札幌(札幌市)・ホテル日航ノースランド帯広(北海道帯広市)・山形グランドホテル(山形市)・仙台国際ホテル(仙台市)・宇都宮東武ホテルグランデ(宇都宮市)・ロワジールホテル上越(新潟県上越市)・「かんぽの宿塩原」(栃木県那須塩原市)・大津プリンスホテル・ホテルクレメント宇和島(愛媛県宇和島市)・ホテルコンコルド浜松・ルネッサンスサッポロホテル(札幌市)・・・・・

まだまだこの勢いは止まりそうにない。
果たしてどこまで広がっていくのだろうか?

しかし、このままどんどん広がっていったら、信用できるところ無くなってしまう気がする。
正直に、誠実に、きちんとした商売をしてるところってあるんだろうか?
法に触れない範囲で、問題にならない程度に、食品のことだけに限らず、オーバーに、極端に、言ったりしてることないだろうか?消費者が知ったら裏切られたと感じることってないのだろうか? 
胸に手を当てて考えたら、多かれ少なかれちょっとやばいかもしれない、見つかったら弁明しにくいことは上層部がグルなのかどうかはさておいて、どこにでもあるのかもしれない。

しかし、どこか一件で発覚するとなんでまたこうして数珠つながりになっちゃうんでしょうね?
業界総ぐるみで、呉越同舟、護送船団なわけですか。
こんなことくらいどこでもやってるし、どうせわかりゃしないよ。
皆で渡れば怖くない。
うちだけ正直にやってたら損こいちゃうしってことで。

それと、こう続々と発覚することになってるのは全部自供なの?
すでにばれたとこが、あそこでも同じことやってるよ、とチクってるのではないの?
悪いのはうちだけじゃない、あっちだってそっちだって皆同じことやってるよ。
うちだけ責めないでほしいって。

それとも共通の仕入れ業者がバラレてたりして。
あるいは警察やメディアが嗅ぎまわって出てきたこと?

って言うのではなく、全部、うちもやってます、うちもです、すみません、ってぞろぞろ出てきたわけ?
このニュース見て、うちもやばくないかって社内調査したら出てきたので、正直に、自白、自供したってことなのか?
怪しいと調べられて追及されて悪者扱いされるよりも、自ら進んで自供しちゃった方が信頼失わないから一刻でも早く言い出しちゃおう、今ならみんな手を挙げてるし、まぎれてわかりゃしないってことでどんどん右へ倣えしてるってこと?

別にそうじゃないちゃんとしたところもあるのだろうけど、どうも業界全体で暗黙のうちに儲けるしくみやモラル、業界内常識のようなものを作ってるような気もしてくる。

たまにはごまかしてるところがあっても不思議じゃないけど、あそこもここもどこもかしこも、ってなっちゃうところが、日本人特有のアイデンティティの無さ。
独自の経営理念や信念の欠如。
あるいは意識共有できてなく、社内浸透の欠如。
業界内常識に基づいた体質、風土。

まわりや競合のことは気にせず、自分たちの信じること、大事にすることを、ぶれずに愚直に一丸となってやっていく、という企業がどんどん活躍する世の中になってほしいと願っています。
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健康と幸せのバランス

2013年10月16日 15時48分30秒 | 日記とニュース
体力向上への道という記事を書きました。

年寄りほどスポーツクラブにも行ってるし、体力も向上している中で、若い人、特に女性はスポーツクラブにも行ってないし体力が年々落ちている、という体育の日のニュースについてです。

この事態を鑑みて、文部科学省としては、「若い世代の女性を中心にスポーツクラブへの所属を促進させる取り組みが必要」と言ってます。

NHKのニュースでもこのことを取り上げていましたが、今回初めて調べたスポーツクラブへの年齢別所属率のデータで、70代が4割と一番多い、20代、30代が一番少ないという結果が出ています。

昔のイメージからすると真逆なんでしょうけど、少子高齢化+不況の今の時代はさもありなんです。当たり前です。
時間もお金の余裕もある年寄り。
なおかつ健康意識も高い。
カラダ弱って周りに迷惑かけたくないし、病気するといろいろお金もかかるから、いつまでも健康でいなきゃ。
それにはウォーキングやゴルフや山登りもいいけど、スポーツクラブにでも入って地道に体力作りしないと。
スポーツクラブには同年代の仲間もたくさんいるので刺激にもなるし、情報交換もできる。

一方、時間もお金も生活の余裕もない若い人。
仕事がない。あっても忙しい。
非正規雇用も多い。
給料は前よりも下がってる。
「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」なんてほざく上司はいっぱいいる。
おまけに子供を預ける保育施設はない。
将来は不安ばかり。悩みは募る。

そんな状況の中で運動したくてもいろいろな理由でそんな余裕はない。

何かいい解決策はあるのでしょうか?

若い人の体力が落ちている。
そして、体力の落ちているのはスポーツクラブに行ってないからだ。
じゃあ、若い人をもっとスポーツクラブに入れれば、落ちた体力も向上するはず。

こんな単純極まりない三段論法で進んでいかないだろうな。
状況の把握が短絡的というか、薄っぺらい感じで、現象だけでものごとを捉えようとしてませんか?

さて、文科省としては、果たして具体的にこれからどのような取り組みをしていくのでしょうか?

いっぱいいっぱいな生活をしている若い人たちに、あなた方は体力が落ちているので、スポーツクラブに通って体力アップさせてください。
なーんて勝手に上から目線でつべこべ言ってみたところで、
「そんな金も時間もないよー。」と一蹴されるに決まってる。
そんなことよりも、と言われて、経済や雇用の問題、子育ての問題、将来への不安などなど、いろんなこと言われちゃうに決まってる。
そうなると得意のバラマキですか?
子供手当ならぬ、体力向上手当、健康手当。
一律出すのか、セーフティネットで極端に体力のない人だけに出すのか。
スポーツクラブへの補助をして、若い人の入会金、月会費をいくらか国が持つ、とか言うのもある。
単にスポーツクラブに対して、若い人の費用は他の年代よりも下げてください、と要請するだけとかもある。
単純に表面的に、「スポーツクラブに入会しましょう!スポーツしましょう!体力作りが肝心」なんていうポスターを作ってあちこちにベタベタ貼るだけだったりして。
まあ、そこまでひどくはないでしょうね。

つまりは本気でやろうとするのかどうか。
体力向上などと言っても、いろんな社会問題や課題が絡んでくる。
そこの部分を一括して、セットで解決できないと、どうにもならない。
大した効果は見込めない。

体力だけのミクロ的な問題にしないで、若い人たちの幸せ度アップとか、不安解消とかにつながるような施策、取組み。
多少体力は下がったとしても、結局は幸せ度がアップすればいいわけだから、そこまで深く理解してから手を打たないと誰のためにもならない税金の無駄使いになってしまう。

本気で国民の健康や幸せを考えた上でのことならいいのだけど、どうも今までにもよくあった典型的なお役所仕事が想像できてしまう。
縦割り行政がさらに足を引っ張る。
文科省だけでは大したソリューションにならないのであれば、他の省庁も連携してやってほしいのだけど、そう簡単にはいかないですよね。

結局は、(文科省だけの中で)(国民のために)いろいろやってます、手を打ってます、ということを示しておしまい。
精一杯仕事してます。皆さんのために動いてます。

表面的表層的な対応。いかにもの形作り。

本質的な解決に向けての対策ということになると、お役所任せではなく、我々も知恵や汗を出していかないといけないこともわかっている。

そんなことで、知り合いの若い女性に、僕の行ってるスポーツクラブに入会しないか?って声掛けするところから始めよう!
若いうちからの体力作りは重要だよ、ってことで。
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体力向上への道

2013年10月14日 17時32分14秒 | 日記とニュース
体育の日の関連ニュースです。
70代の体力が過去最高、20~30代女性は低下

要は年寄りほどスポーツクラブにも行ってるし、体力も向上している。
それに反して若い人、特に女性はスポーツクラブにも行ってないし体力が年々落ちている。
という話。

従って文部科学省の結論としては、「若い世代の女性を中心にスポーツクラブへの所属を促進させる取り組みが必要」とのこと。

そうそう、本当に必要です。
昨日も行ったし、ちゃんと週に2回はスポーツクラブに行ってるのだけど、昨今のスポーツクラブはほんと元気な年寄りの集会場と化しています。
老人ホーム内健康施設の様相。
ジムに行こうがプールに行こうが、サウナに入ろうが、ほんと年寄りばかりの世界。
スタジオは多少違う部分もあるけど、どうにもスポーツクラブのイメージが以前と違ってきている。

文科省の言うように、若い女性がたくさんいる場所にしてほしい、戻してほしい。

でも、若い女性にとっては、本当は行きたい気持ちもあるけど、どうも年寄りばかりであまりにも年寄り臭い雰囲気だというのが大きなネックになってるのかもしれない。

もうひとつあるのは、前に悪魔の要塞という記事でも書いたし、折に触れて嘆いているスポーツクラブのオバサンたちのあの我が物顔の傍若無人たる態度。

いつもうちの奥さんから聞かされてます。
今日もサウナでこんなことあったのよ。
こんなひどい人がいて、頭来て言ってやったのだけど、知らん顔、みたいな話。
スポーツクラブに行く度毎に何かしらモラルのないオバサンがらみの嫌なことがあるようです。
そんなひどいオバサンほど、仲間とつるんでる。団体で周りに迷惑かけまくってる。
阪急電車のオバサンたちを思い出す、どうにも恐ろしい、おぞましい光景です。

サウナ、洗い場で、タオルなどを置いて場所取りする。
サウナだろうが、ロッカールームだろうが、大声で下品な話をする。
混んでるサウナで太ったカラダを投げ出して平気で寝転んで悠然としてる。
サウナで汗びっしょりになったまま流さずに水風呂に入る。
仲間とつるんで気に入らない人のひそひそ話をする。いびる。村八分にする。
さながら牢名主、大奥。

こういうオバサンたちのモラルのなさ、公共意識の低さが蔓延しているスポーツクラブには若い女性は寄りつかないでしょうし、入ってもすぐに止めちゃうでしょう。
文科省が若い世代の女性を中心にスポーツクラブへの所属を促進させる取り組みを本気でやるのであればこういうオバサンたちを一掃しないとだめだと思います。
これは難しい問題です。教育のところとか、根本的なところから変えていかないと、単に取り締まったり、チェック強化したりというだけでは軌道修正は難しいでしょう。

さて、もしも文科省がいろいろな問題をクリアして、頑張って若い女性がどんどんスポーツクラブに入会するようになったらどうなるのか。
当然のことながらオジサンたち、ジイサンたちは益々元気が出ちゃうに違いありません。
70代、60代男性の体力向上はさらに進んで過去最高記録をどんどん更新していくこと間違いなしです。
いい歳したオジサン、ジイサンたちが、嬉々として毎日のようにスポーツクラブに出かける。
それを聞きつけて、他のオジサンたちもどんどんスポーツクラブに入会する。
派手なウェア着てスタジオで若い女性たちに囲まれて飛んだり跳ねたりするオジサンたち。
この世の春だし、病気も治っちゃうし、体力もどんどん向上します。
しかし、この勘違いして派手なウェアを身にまとったオジサンたちの光景もまた恐ろしい、おぞましい、見たくない光景です。

さあ、「若い世代の女性を中心にスポーツクラブへの所属を促進させる取り組みが必要」と言っている文科省はこれからどういう手を打って実現させていくのでしょうか?
楽しみです。
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浮かれ気分

2013年09月10日 20時23分58秒 | 日記とニュース

ssayさんの最新記事、2020年のオリンピック開催地は東京に決定

英さんの記事、2020年五輪開催地

とお二人には先を越されちゃいましたが、続きます。

皆さん、寝ないでその瞬間を心待ちにしてたり、狂喜乱舞したりしてる腰を折るつもりはないのですけど、下記の3つの記事に象徴されるような気分で、大人げなく『はんたーい!』などと表明するわけでもなく、どうせだめなんだろうなあ、くらいの冷やかな気持ちで一貫して静かにこのお祭り騒ぎを見守っていました。

 

 

 
で、結果は出た。
いろんなところで言われているように、経済的なことだけでなく、東京に決まった効果効用もいろいろある。
素直に喜べる部分もあるのはわかるのだけど、これだけ日本全国、猫も杓子もはしゃいでいると、どうもそれには乗れない自分がいる。
 
生まれつきひねくれているという説もある。
ここで皆と一緒に浮かれたくない、浮かれてしまうにはいかない個人的な事情っていうのもある。
 
遡って、バブルの頃。
仕事もどんどん決まるし、その余波で金は使うし、夜中まで遊んでタクシーで帰る。
株を買えばどんどん上がるし、ゴルフ会員権だってうなぎ上り。
なんかおかしい、このままいくはずはないと心のどこかで思ってはいたけど、すっかり浮かれていたあの頃の自分。
 
更に遡ると、20代の頃。
イケイケで仕事も遊びもフル回転。
人よりもタフだし、体力は絶対に負けないと信じていて、目一杯仕事もしたしそれ以上に遊んだ。
そのつけが来て大病をするはめになる。
 
調子に乗るんじゃない。
いつも冷静に、客観的に、自戒する癖。
一歩ずつ着実に進んでいかないとえらい目に合う。
 
人は人。自分は自分。
 
皆が一つになって盛り上がっている時は要注意。
 
その輪の中に飛び込んでいく前にしっかり考えろ。
足元を見ろ。
ほんとにいいのか、大丈夫なのか。
指さし確認。
 
ここ数日のオリンピック騒ぎ。
テレビ各局も挙ってオリンピックで盛り上がっている。
それを見てる我々も浮かれ気分で7年後を夢想してる。
 
溶け込めずに覚めてる嫌な奴は呟く。
『オリンピック、オリンピックって騒ぎ過ぎだよ。
どの局も総花的な同じようなことやってて能がないよなあ。
もっと局のカラーを出した取り上げ方、できないのかな?』
 
テレビだけでなくメディアは特に我々の浮かれ気分を増幅する。
さあ、7年後、大変だよ。
すごいことになるよ。
東京は変わるよ。
汚染水だって解決だよ。
間近で体験できる一生に一度の世紀の祭典。
感動の嵐だ。
 
バブルとかだけでなく、この国の国民は、だっこちゃんから始まって、ブームとなると猫の杓子もになる。
郵政民営化も、政権交代も、アベノミクスも一億挙って浮かれ気分になって踊る阿呆になる。
冷やかなことを言ったりすると非国民みたいに思われる。
そして思考停止になり、皆で手をつなぎ確認もせずに横断歩道を渡っていく。
 
ということで、今の僕の気分に近いのは、この記事。

7年後の2020年と言えば、このことを思い出す。

「2020年までに温室効果ガスの排出量を年比で25%削減する」という誰かの、と言っても日本からの世界への約束を思い出す。

これに関しては、どうなった?とか、ほんとにできるのか?とか責任取れ、とか、もう言われないのだろうか?

都合の悪い前のことは水に流して、楽しくやろうじゃないか。

そして、川島さんも指摘してるこの問題がどうにも腑に落ちない。

目指せ、涼しい夏五輪!

その通り!

なんでまた真夏にやらないといけないの?

前回のように10月10日からじゃだめなの?

これはどこで開催するのでも同じIOCの決め事なの?

もし南半球だったら真冬にやるってこと?

その都市が一番都合のいい、選手観客のためにもベストの開催期間をプレゼンするのではだめなの?

あの猛暑の中でマラソンほんとにやるわけ?

マラソンに限らず、あの炎天下の中で観戦してたり応援してたりしたら、間違いなく選手にも観光客にも過酷過ぎるオリンピックだ。

年寄りだけでなく死人が出るに決まってる。

皆が昼からテレビ見るし、エネルギー消費はバカにならない。

節電など騒ぎもしないでこの猛暑の夏を乗り切ったのだから、もう原発なしでも十分だということか。

いや、オリンピック成功のためには原発再稼働というシナリオなのか?

いや、ほんとに水を差すつもりはないのだけど、素直に喜べない体質のひねくれものなもんで。

まだまだ大騒ぎはずっと続くのだろうけど、心より2020オリンピックの成功をお祈りしています。 

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ブラック顧客・その2

2013年09月01日 19時44分15秒 | 日記とニュース

先日書いたブラック顧客という記事の続きです。

下記、この前ネットで見つけた記事です。

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ハンバーガーショップで列に並んでいました。
一番前の男性が怒鳴り声になりました。
「何しとんねん。トロイんじゃ、お前! もうエエわ!!」
と怒りをあらわにし、商品が入った紙袋を奪い取るようにして店を出ていきました。
バイトの子は、
「申し訳ありませんでした。すみませんでした」と何度も頭を下げていました。
一瞬にして店内の空気が刺々しくなりました。
2番目に並んでいた70歳位のおじいちゃんに、バイトの子は、無理やり作った笑顔で、
「いらっしゃいませ」と接客しました。
おじいちゃんは静かな声で言いました。
「おねぇちゃん、エライなぁ。
あんなこと言われて、あんたの心はズタズタのはずや。
にもかかわらず、わしに笑顔で接客してくれた。
あんたの笑顔を見て、孫を思い出した。
これから孫に連絡を取ろうと思う。
ありがとう。
あ、コーヒー一杯。」
その言葉を聞いた途端、堰をきったように、バイトの子の目から涙が溢れ出しました。
ワンワン声を上げて、泣きだしました。
しばらく涙が止まらなかった。
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いろんな客がいます。

ブラック顧客もいればホワイトナイトもいます。

犯罪も含め、ブラックが増えているのは、ここ数年でさらに顕在化している不況、格差社会、弱肉強食、社会不安、余裕のなさから来ているのでしょう。

そういう中で上記のおじいちゃんのような存在、救われますね。

もうひとつ、最近友人から聞いたエピソードです。

天然水を使った日光のかき氷って最近流行ってるんですってね。

で、その友人が子供たちを連れてわざわざ日光の有名なお店まで出かけて食べに行った時のエピソードです。

人気店だし、すでにかなりの行列。

次から次へと家族連れが名物のかき氷を求めて並んでいた時、彼らのひとつ前の家族にこんなことがあった。

小さな子供が自分で店員からかき氷を受け取った。

大丈夫かな、と思っていたら案の定、落っことしてあたりに飛び散ってしまった。

お母さん『あんた、何やってんの?だから注意しなさいって言ったでしょ?』と、かなりきつい声で叱しとばした。

子供は半泣きになった。

その時店員が、

『いいんだよ、すぐ作るからね。せっかく食べに来たんだもんね。夏休みは楽しい方がいいからちょっと待ってて。』

と言ってさっと同じものを作り始める。別の店員がすぐに落っこちた氷を片づける。

子供は照れくさそうに機嫌が直ってきてかき氷を待ってる。

お母さんは、店の人にお礼を言うこともなく、まだ子供にひたすら文句を言ってる。

『いつも気をつけるように言ってるのに、何でできないの?・・・もうあんたは、仕方ないねえ。・・・』

 

社会性がない、常識的なモラルがないと言ってしまえばそれまでだけど、 ほんとこういうたぐいの人、最近電車の中でもスポーツクラブでもよく目につきます。

前に書いたスポーツクラブでの出来事、悪魔の要塞

これもかなり怖い話だけど、最近の小さな子供の母親もかなりの強者、猛者が多い。

前に電車の中で子供が騒いでいたので、ちょっと睨んだのだけど、

『ほら、怖いオジサンに睨まれちゃったでしょ、だから静かにしなさいって言ったでしょ。』

こちらには一言もなく、無視のまんま。

周りに対してやばいという気遣いはない。

子供に対しても別に真剣に注意してるわけでもなく、とりあえずおとなしくしなさいってただ言ってるだけ。

私はちゃんと注意してますよ、って形だけ見せてるような。

怖いオジサンも含め、周りは全然関係ない。

子供との二人の世界の中だけでのコミュニケーション、というか無意味なやりとり。

少子化の問題、産休育休保育施設など女性の労働環境や社会進出の問題など、社会全体の問題ももちろんあるから個々のお母さんたちだけの問題ではないのだけど、こういうお母さんに育てられた子供が心配になる。

ダメな親だからしっかりした子になるという因果関係もあるんだろうけど、やはり親の背中見て育つ子供は多いと思うので、この子たちが成人になり社会に出た時がとても心配。

で、僕らとしては、最初の話のおじいちゃんみたいな大人になっていくしかないのだな、と改めて思った次第。住みやすく、笑顔でホワイトな社会にしたいものですね。

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夏なのにこの世の春

2013年08月27日 22時55分31秒 | 日記とニュース
先日地元でお店をやってる友人から聞いた、その店に良く来るおじいちゃんの話。
そのおじいちゃん、最近なぜかうきうきしていて前よりもずっと顔色も良くなった。
なんかいいことあったの?って聞いたら、
週に2回のデイケアがとっても楽しみとのこと。
 
水着のようなかっこした若い女性3人がかりでお風呂に入れてくれる。
 
誕生日には可愛い顔写真付のカードをくれて、
『私のほんとのおじいちゃんになってほしい。』などと書いてある。
 
これではおじいちゃんは完全に浮かれちゃう。
この世の春みたいな充実した毎日になってしまう。
 
週2回でなく毎日でも受けたい、その日が待ち遠しいとのこと。

おばあちゃん死んじゃって寂しい一人暮らしのおじいちゃんが、こんなサービスを受けてしまったら、もう遺産だろうがなんだろうが、全部つぎ込んじゃうはず。
 
高齢化社会のニュービジネス。
消費者が求めているサービス。
消費者の心を掴むマーケティング。
 
振り込め詐欺みたいに違法なわけではない。
おじいちゃんが元気になって幸せになるのに誰も文句は言えない。
 
とことん金ふんだくられて、借金してまでつぎ込んじゃったらそれは問題かもしれないけど、そこまでいかないのであれば冥途の土産としても、いい思いして、ニコニコ満面の笑顔で、輝かしい晩年を送れる。
それは典型的なソーシャルビジネスの見本。
 
イケメンをシフトしたおばあちゃんビジネスも含め、これは新手の福祉ビジネスとして十分に行けそうなビジネスモデルなんじゃないだろうか。
 
この話を聞いて、なんてことを考えてました。
 
友達にこの話をしたら、桂文珍の最近の落語にあったこんなネタを教えてくれました。
 
パソコン教室に通ったおじいさん。
『判らない時にはいつでも電話してください!』という若いお姉さんに感激して家に戻ってすぐ電話した。
『もう立ち上がっていますか?』と訊かれて思わず
『スンまへん、もうそこまでは元気が有りまへん・・・』と答えて
「ブツン」と切られてしまったとか・・・。

おあとがよろしいようで。。。
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