NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

個人別指導

2010年02月11日 23時54分43秒 | 指導方法
うちの指導方法は「個人別指導」と呼んでいます。
個別指導でも良いのですが、単純に個別指導というと
先生と生徒が1対1で行うようなイメージを持たれるからです。
呼び方は、さほど変わらないかもしれませんが・・・(苦笑)

無学年形式で、各個人ごとにやるべき事をやっています。
ある生徒は黙々と単語や熟語、教科書の文を覚えています。
またある生徒はがんばって文法の理解に頭を使っています。
またある生徒は分数の計算に手こずっていますし
ある生徒は図形の問題を解いていたり・・・

それぞれがそれぞれの課題に向かって
一生懸命に取り組んでいます。

家でやれないから教室でやる生徒もいれば
基本的なことは家でやるので、わからないところだけを
教えて欲しいとやってくる生徒もいます。

「そんなの普通、家でやるでしょう?」
なんて言われるようなことを教室でやる生徒もいます。

でも、良いんです。
とりあえず、その課題を塾でやってみて手応えを感じれば
おのずと家でやってくるようになるからです。
それが「勉強の仕方」の指導だと思っています。

逆に、学校では習わないような難しい表現や問題解法を
一生懸命聞いて自分のものにしていく生徒もいます。


どちらも同じ教室で同じ時間に黙々とやっています。
先生3人に生徒12~14人くらいになることもあります。
それでもきちんとやっています。
だから「個別」ではなく「個人別」と呼んでいます。

今までいろいろな指導をしてきていますが
一番、効率がよく、生徒たちの学ぶスタンスが確立できる
指導方法ではないかと現段階では思っています。

もちろん、脱線しないように、とか 年間のスケジュールなどは
きちんとこちらが把握して伝えています。


喩えるなら
赤ちゃんが「はいはい」から「つかまり立ち歩き」を
する頃でしょうか。
いつでも手を出せるようにスタンバイしつつも
なるべく手をかけずに声をかけて励まし応援し
本当に危ない時にだけ助け船を出す・・・
そんなイメージです。

数学はひらめき??

2010年02月11日 00時53分30秒 | About Nagahama
今津校へミーティングだと錯覚して行ってしまいました。
ミーティングは明後日でした・・・(苦笑)
ですが結局、諸々話してしまい帰りが今になり
更新も遅くなったというしだいです。
スタッフの方々遅くなり申し訳ございませんでした。


その時に少し話していたのですが
数学や算数って「ひらめきの教科」だと思いますか?

よくひらめかないから理数系じゃないんです!
なんて言う人がいますが実はあれは大きな間違いだったりします。
「実は数学は暗記科目だ!」なんて仰る方もいるのですが
僕もそんな気がしています。


人間ってやったことか、聞いたこと、見たことなど
とにかく何かしらインプットしたことしか
なかなか思いつかないものです。
いきなり特効薬の作り方をひらめく中学生なんていませんが
それと一緒です。それが普通です。

「無」から何かをクリエイトできる人(ひらめく人)なんて
よっぽどの天才です。(笑)

解き方はひらめかないのではなく
思いつかない(思い出せない)のです。

つまりたくさんの解き方を探ってみたり、解説を読んでみたり
教えてもらったりして初めてそのやり方をマスターするのです。

ひらめかないのはその努力が足りないのです。
そんなの思いつかないよ!
って思う解答に出くわしたらそれをひたすら覚えるのです。
理屈なんてどうでも良いです。
丸暗記してみるのです。

解き方を(理屈抜きで)完全に丸覚えしちゃえば
同じような問題が出た時にひらめきます(笑)

実は数学は「食わず嫌いな人」が結構いるんです。
心当たりのある人は一度挑戦してみてください。
「解き方」を「理屈抜き」で、丸暗記です。


ところで今日、珍しく昼間に開催された
中小企業家同友会の勉強会に少しの時間でしたが
参加させてもらってきました。
かなりタイムリーな話題でとても勉強になりました。
誘っていただき感謝、感謝です。
ありがとうございました。