NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

難化する国公立大学への進学

2010年02月03日 23時57分02秒 | 教育の話題
国公立大学志願状況が発表されました。
http://mainichi.jp/life/edu/exam/etc/2010shigan/

全入時代に入っていますが景気のせいもあってか
国公立大は狭き門のようです。


先日1人の生徒が「私立○○高校の特進へ行きたいです」と
言ってきました。理由は、
公立と私立のそれら学校をOB生などから
リサーチしたところ、公立では自分は大学へは行けないのでは・・・
と感じたからだそうです。

薬剤師または、化粧品会社の研究室で勤めたいと、
現段階での夢を話してくれました。


ちょっと今の成績じゃ無理なので生活習慣を含めて
環境を変えていくようにアドバイスしました。

周りの目や誘惑に引っ張られないようにもしなくちゃいけません。
田舎独特の雰囲気に負けないように。

どこまで出来るかわかりませんが
こう言ってくる生徒が年々、ちらほら出始めてきました。
ただ大学へ行けば何とかなるわけではありませんから
十分そこの所は話しますが
危機感を持つ中学生が出始めてきたのは
とても良い傾向ではないかと思っています。


今後、私立大学は益々、推薦制度を強化してくるでしょうし
逆に国公立や難関私大は一般入試をより難化してくるでしょう。

高校に入ってからでは遅いです。
(遅すぎます。)
先日の私立高校受験が終わった私立専願の生徒たちは
早速、高校内容の授業に切り替えていきます。