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NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

今やるべきことをちゃんとしてから!

2014年04月11日 23時46分44秒 | 子ども
先日、あるテレビ番組で芸能界を
夢見る子どもたちに対して
「簡単に子どもに夢を見させない」
「現実をもっと直視させて考えさせよ!」
という話を芸人さんがしていました(笑)


夢を持つことはとても良いことです。
生き甲斐にも繋がりますし
それに向かって頑張ることができれば
どんどん他のことも好循環になるでしょう。


でも、ちょっと立ち止まって考えたいです。

その「夢」は、勉強をしたくないから
などと逃げるための口実で
考え出されたものではありませんか?

あるいは誰かのために、強制されて
持たされたものではありませんか?


中学生までは義務教育と言って
勉強をしなくてはいけません。
マスト(must)なのです。

もちろん、楽しくないものもあるかもしれません。
むしろ楽しくないでしょう。


でも、それは現段階では
「やらなくちゃいけないこと」
ですから、逃げてはいけないのです。

夢に向かって勉強をそっちのけにする。
周りからも応援されたりすると
それが正しいと錯覚してしまいます。

そうして「逃げること」の成功体験を
積んでしまう、というリスクがあるということを
我々大人はわかっていなければいけません。



もう1度言いますが
夢を持つことはとても良いことです。


でも、何かから逃げるためのものならば
その夢が叶うことはありません。


本当に夢を叶えている、叶えようとしている人は
子どもたちに「夢を持て!」と言う前に
「今やるべきことをまずはきちんとやりなさい!」
と、指導をしますし、そうするべきだと僕は思います。

いつからか慣れてしまって・・・

2013年12月03日 23時47分01秒 | 子ども
子どもたちの中には「テスト」が目標になると
目の色を変えて頑張る子
それなりにやる子
全くやらない子
などと実に様々なリアクションなのですが
いったいどうしてなのでしょうか。

僕が指導をしている限りでの体感ですが
低年齢ほど、「テスト」とか
「勝負ね!」という言葉に敏感で
目の色が変わります。

純粋に負けたくない!とか満点取りたい!という
気持ちがインプットされているのだと思います。

それがいつの間にか鈍くなってしまっているようです。
もちろん、テスト、テストと緊張させてばかりではダメですが
中高生の定期試験くらいは目標として目の色を変えて欲しいですね。

結果ももちろんですが、年に5回程度の事を本気で頑張れないようでは「一生懸命やること」が
ほとんどなくなってしまうのではないかと思います。

挫折や失敗を繰り返して成長することを
友人関係やクラブ活動などと同じように
日々の学習を通じても経験してもらいたいです。

叱るときは最後まで叱りきる

2013年11月14日 23時24分22秒 | 子ども
子どもはおとなに対して
どの辺りまで許してくれるの?
というお試しを仕掛けてきます(笑)

中には限界ギリギリまで試してきて
ガツン!と叱られる生徒もいます。(^^)

まぁ、かわいいと言えばかわいいのですが
他人に迷惑をかけてしまうのは
絶対にいけないことだと教えてあげなくてはいけません。

時と場合によりますが
激怒(したふり)をすることがあります。

僕は子どもたちには
身の危険と他人への迷惑
(約束を破るなども含めて)
これらの指導の際は厳しく言うようにしています。

なぜ、厳しく叱るのかを話しますので
最後はわかってくれますが
月日が経つとまた忘れてしまって
行き過ぎることがあります。

そうしたらまた厳しく言う。
そのくり返しです。

地道ですが、これが「躾けること」であり
根気負けしてしまったら
子どもたちは「粘ったモン勝ち!」という
成功体験を積むことになります。

そうならないためにも叱るなら最後まで叱る。
譲れない部分は絶対に譲るわけにはいかないのです。

テクニックではなく!

2013年10月17日 22時59分41秒 | 子ども
小学2年生の生徒を見ているのですが
今日でかけ算を一通り終えました。
0×0から10×10までランダムにほぼパーフェクトに
できるようになっています。

週に1回で約2ヶ月で、あっという間にクリアーしました。
(半分は言葉をやっていますので実質1ヶ月です)
まだ九九は知りません。^_^

今日、7のかけ算をやっている時に
「しちは56」などと僕がわざと口に出して
九九を使って採点していると
「えっ、何それ。ずっるぅ~」
と、九九を覚える気満々で帰って行きました!笑
次回から九九を教えてあげようと思います。

このように、どうして九九を覚えるとお得なのか
それが分かると、みるみるうちに暗記してしまいます。

九九の暗唱ではよくとんでもない言い間違いをするのですが
数を量(ボリューム)で感じていますので
まず、あり得ない数字で覚えたりすることがありません。


また、かけ算の仕組みを体感しているので

1袋に4つずつおはじきをいれたものを5袋持っています。
2袋あげると、おはじきはいくつ残っていますか?

のような文章題も難なく理解することができます。

この時は、この公式で!みたいなテクニックではなく
数量感覚で理解することを学べば
今後出てくる様々な事象(算数に限らない学習内容)でも
本質を知ろうとする思考回路が自然と生まれてくるのではないかと
この数年の指導で僕も実感しています。

早期教育は無限の可能性を秘めているなぁ~と
改めて感じさせられました。

先生も叱るのはいやなものです

2013年10月04日 23時43分57秒 | 子ども
大切なお子様をお預かりしているのですが
時に厳しく突き放したり、叱ったりしなくては
いけないことがあります。

「今日はもう帰りなさい!」
などとたまに大きな声で一喝することがあるのですが
やっぱりその瞬間はとてもつらいです。

できれば叱りたくありませんから
話したり、話を聞いてあげたりして
なんとか机へ向かってもらえるように
気分を前向きにしてもらえるように・・・
と、するのですがそれが逆に
あまえに繋がることもしばしばあります。


できるだけ叱りたくはありませんし
大きな声も出したくありませんので
できるだけ、場の雰囲気を感じられるように
躾けてあげたいです。



叱る前には「この叱り方で良いだろうか」と
何回も頭の中でシミュレーションしますし
叱った後は、猛反省をします。
きちんと想いは伝わっただろうかと。

感情的になっているわけでも
もちろん、体罰でもありません。

強弱と言いましょうか、静と動と言いましょうか。
子どもたちにメリハリを伝えるための
最終手段として、やはり時に「厳しい態度」が
必要なときがあるのだなぁ、と
いつも考えさせられます。

日々勉強です。

受験、テスト、検定、行事・・・いそがしいですね

2013年10月01日 22時51分07秒 | 子ども
今日から10月です。
衣替えのシーズンですが日中はまだまだ暑いですね。
体調を崩さないようにしていきたいです。


大学AO入試の合格者が出始めました。
おめでとうございます。(^^)/
また、高校で指定校推薦の校内選抜が行われました。
志望する大学、学部があり選抜された生徒もいます。
ひとまずおめでとうございます。

合格したけど卒業せずにまだまだ塾でがんばる!という
すごい志の生徒が今年もけっこういます。

「合格すること」が学習の目的でなくなったとき
かなり飛躍的に効率がアップするのを毎年見ているので
今年もまたすごく楽しみです。


さて、10月・11月は定期試験、英検、漢検、模試、公募推薦など
かなりイベントが目白押しです。

特に高校受験生は実力テストもこれに加わってくるので
もう、本当にたいへんではないかと思います。

受験対策講座や自習席をうまく利用して
計画的に進められるようにしたいですね。

些細なことでも各教室の講師とどんどん
相談してくださいね。

自分だけ良ければいい?

2013年08月22日 23時24分31秒 | 子ども
子どもたちの学校での授業態度について
思うことが多々あります。
塾の授業もですが、まず何よりも学校の授業が
1番大事であることを塾生にもう一度
徹底しなくちゃいけないかな~って思います。

塾に通っていない子の情報源は
学校の授業しかないわけです。
それを邪魔する、妨害することは
一種の犯罪に値するくらい良くないことです。


「塾で習って知っているから大丈夫!」なんて
横柄な態度や授業を妨害する行為は絶対許してはいけません。

今日保護者面談をさせていただき、つくづく考えさせられました。
塾の授業はあくまでも補助的、プラスアルファーなものです。
学校の授業を大事にして下さいね!

6歳までが勝負??

2013年07月31日 23時51分33秒 | 子ども
学校の成績が良い生徒の保護者様の
70~80%くらいの方は面談などで
「勉強しなさい、と言ったことがない」
「いつ勉強しているのかわからない」
ということを仰います。

生徒に聞いても、親に言われたことがない
テスト前以外は家族の前であんまり勉強しない

そんなことを言います。

学校のテストなら、塾の授業と学校の授業を
日頃からしっかりリンクさせて勉強しておけば
だいたい点数は取れる!

そんなことをいう生徒もいます。


スゴイですよね。
これは実は「脳の前頭前野」という部分が
大きく影響しているそうです。

そして、この脳力はほぼ6歳~8歳の間に
完成させておかなければ
残念ながら大人になるにつれて成長していく
なんてことは無いそうなのです。

特に3歳から6歳の頃が非常に重要だそうです。

では、その頃に幼児教育を受けさせなくてはいけないのでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。
(そんなことをしていない生徒もたくさんいますからね。^^)

家族で本を読んであげたり
ボール遊びをしたり
お風呂で数を数えてみたり
山や海で自然探索をしたり・・・

そういうほんの些細なことをどれだけやってあげられるか
それに尽きると思います。
脳のトレーニング!などと構える必要は全くありません。

ただ、それには時間がかかりますし
保護者の方の気分や体調などにも左右されてしまいます。

その一助となれば、との思いから開講するのが
「eピグマリオンコース」です。

無理のないように、お子様の無限の可能性を生かしたい
そんな思いがあってスタートさせていきます。

(8月中旬より順次お知らせさせていただきます)

悩み?課題?

2013年05月24日 23時11分22秒 | 子ども
ある生徒が
「先生は良いですね!」
と、言うので
「どうして?何が良いの?」と
尋ねると

「悩みないでしょ!」と。(笑)

(まぁ、そう見えるなら幸せですが ^^)

そらぁ~ありますよ。
生きていれば誰でも問題はあるものです。

大人の悩みなんてどうせ、
仕事とかそんな程度のもんでしょ?
なんて言っていました。
(笑)

確かに、子どもは平日なんかは特に
大人とは住んでいる世界が違うように
感じているのかもしれませんね。


住んでいる世界が違うように感じる
スポーツ選手や芸能人も、総理大臣も
み~んな、悩みは持っています。

でも、それをそのまま「悩み」と捉えるか
やるべき「課題」と考えるか。

その問題点とどうやって付き合っているか
それが少し違うだけなんですよね。

「課題」は、やってやろう!乗り越えよう!
という気持ちが湧いてきますね。



悩むのか、課題と捉えるのか。
それは自分自身で選択できます!
(^^)/

ついに数学満点!

2013年05月21日 23時03分40秒 | 子ども
高校生の中間テスト第1弾が返ってきました。
以前ブログにも書いたのですが
安曇川校で、高校に入ってからメキメキとやる気を出し
ガラッと人が変わったかのような男子生徒が
なんと、ついに数学Ⅱで100点満点を取りました!

いやぁ、本当に嬉しい限りです。
おめでとうございます!
(^^)/


満点はなかなか取れません。
この前の記事に書いた通りです。


以前からずっと感じていたのですが
高校生になると、意識がガラッと変わる子がいます。
そう、大人になる感じでしょうか。

中学の頃は、本当にどうなることかと
保護者様も僕たちも本当に頭を悩ませたことがある生徒でも
大人になる(自立する)とこうも結果を出してくるのかと
感心してしまいます。


人とは、いつどこで、何がきっかけで変化するか分かりません。
それを教わった気がします。

ありがとう!