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NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

どうして勉強しないといけないの?

2013年04月19日 22時14分23秒 | 子ども
よく子どもたちから
「何のために勉強するの?」
っていう質問を受けます。

僕が講師になった頃、もう15年以上前ですが
その頃からこの質問はありました。
僕自身も恩師に尋ねた記憶がありますから
もう30年も前から永遠のテーマかもしれませんね。
(笑)


講師になった当時、そんな質問をしてきた中学生は
もう30歳台でお子さんを授かっている方もいます。

さて、今度は僕が聞いてみましょうか。
「どうしてお子さんに勉強させるのですか?」
って。(笑)
ま、それは冗談ですが・・・。


ところで、人は不思議なもので
自分が置かれている立場をなぜか
「自分は特別だ!」って
感じてしまいがちです。

こんなに勉強しなくちゃいけない・・・
と感じているのは主観的な目線であって
もっとやっている子もいます。

なぜ勉強するのかは、人それぞれ違います。
可能性を引き出すための訓練かもしれないし
今はまだ単に頭を使って鍛えているだけなのかもしれません。


無限の可能性のある子どもたちから
そのような質問が無くなればいいのにな~って
今は思うようになりました。


子どもが勉強する理由

2013年04月08日 22時48分28秒 | 子ども
どうすれば子どもがやる気を持つでしょうか?
高い志が無いとダメですか?
志望校、なりたい職業など明確な目標がなければ
やる気になれないものでしょうか?

いえいえ、まったく関係ありません。
と言いますか、高い志や目標、夢というものを
持つことの方が
「勉強をやろうとする気持ち」
を持つことより数十倍難しいです。
(^^;


子どもたちはどうして勉強が嫌になるのでしょうか。
漫画やゲーム、友達と携帯でLINEやメール・・・
それが本当に原因なのでしょうか。


それらは二次的な要因です。
子どもたちが、勉強をしなくなる大きな理由の1つは
いつの間にか「認めて貰えなく」なってしまったからです。


赤ちゃんの時、寝返りをしただけで大騒ぎして
みんなで褒めてあげたことでしょう。

ハイハイをしたとき、歩いたとき、初めてママ、パパ
なんて口に出して言ったとき、教えてもいないのに
アルファベットや数字を読んだりして、
「この子天才じゃないかしら?」(^^)
なんて、言ってた頃はグングン、お子さんは
成長されていたはずです。



なかなか社会で認めてもらうのは難しいです。
ですが、我が家で認めてあげることは容易に出来ます。

褒められた、自分を見て喜んでくれている、
親のことをそう思えるようになれば自然と子どもは
「がんばってみようかな・・・」
って思うものです。勉強に限りません。


一番近くにいる、今まで一緒にいる時間が一番長かった
家族の愛情があれば、どんな困難も乗り越えられるものです。

今からでも全く遅くありません。
子育てはいつからでも、何回でもやり直しが出来ます。
親子関係は修復可能な唯一の関係ですからね!

もともと学ぶことは楽しいことのはず

2013年04月02日 23時47分12秒 | 子ども
今日は午前中、新教室の準備をして
午後から安曇川校で指導でした。

今度小学4年生になる1人の生徒が
むちゃくちゃニコニコしながら
一生懸命、問題を解いている姿があって
すごく癒されました(笑)

この、問題を解く楽しさ、っていうのを
忘れないでいて欲しいなぁ~って思います。


人間は何のために生まれてきたか。


ある一説によると(そもそも思想ですが)
それは「知るため」なのだそうです。


赤ちゃんがハイハイをする、その理由は
目の前の、そのものに興味があるからです。

どうなっているんだろう・・・
という無意識の中(つまり本能)で学ぶことを
楽しむように作られているのだと思います。

それがいつしか、テストのため、入試のため・・・
などという1手段になってしまったため
つまらないもの、「強いて勉めるもの」
になってしまったのかもしれませんね。


話が大きくなってしまいましたが(^^;
久しぶりに夢中になっているちっちゃな生徒を
見たので、つい、いろいろ考えてしまいました。

ご卒業おめでとうございます!

2013年03月19日 23時03分10秒 | 子ども
今日は暖かい日でしたね。
もうすぐ教室にはエアコンがいりそうです。(^^)


今日は県内の公立小学校は卒業式でした。
良い天気に恵まれ最高の1日になりましたね。
ご卒業、おめでとうございます。

中学入学は大きな、大きな成長点だと思います。
今まで以上に心も体も発達します。

保護者のみなさんにおかれましては
嬉しいやら寂しいやらで複雑な心境だと思います。
お子様の健やかなる成長を祈念致します。



さて、今週金曜日からはいよいよ春休み特別講座です。
特に新中学1年、高校1年生は今までの学習より
数倍難しくなってきます。

この春休みの間にしっかりと準備して
新学期に良いスタートが切れるようにしたいですね。


中高共に気をつけるべき教科は英語です。
何はなくとも英語の準備だけはしっかりしておきたいです。

勉強が楽しい!

2013年03月15日 22時54分12秒 | 子ども
塾から帰ったときに「めっちゃ楽しかった!」と
子どもが言ったとしたら、どんなことを
想像されますでしょうか?(^^)


たいていの方は
「あなた、ちゃんと勉強してきたの??」
と、なってしまうと思います。

ま、当然かもしれませんね。
子どもが勉強を「楽しい」と言うわけですから

友達とわいわいやってきたんじゃないか?
と考えるか、もしくは
この子、どうかしてしまったのか?
と疑ってしまうか、
このどちらかかもしれません(笑)


もちろん、冗談ですが・・・(^^)
子どもたちは勉強を「楽しい!」と
発することがあります。


すごく大嫌いだ!と宣言している子でも
「なんか、今日はおもろい!」
とか言うことがあるのです。


弊社の school policy にも書いていますが
人間の行動は「成功体験」が一番効果的です。
子どもたちに、いかにたくさん成功体験を
積んでもらえるか、これが非常に重要なのです。


先生の話が楽しかったり
同級生の友達とワイワイ楽しく授業をうけた
とか、言うのとはまた違う「楽しさ」が、
「わかる楽しさ」なのです。

毎回、何か1つでも感じてもらえると嬉しいですが
カリキュラム、という強敵がいて(笑)
なかなか難しかったりもします。


ですが、何と言っても子どもたちの原動力は
「小さな成功体験の積み重ね」とその小さな成功を
「認められた喜び」が何よりも強大なのです。

高2、中2、小5の生徒さんへ

2013年01月29日 22時24分03秒 | 子ども
3学期はあっというまですね。
入試やテストなどと平行して卒業式などの
準備へと徐々に慌ただしくなってきます。

受験生はもとより、高2、中2、小5の子たちは
1年後は自分たちの番ですからね。
よ~く見ておくと良いと思います。


また、先輩が気持ちよく学校を卒業できるように
残り数日を過ごすことも考えてあげられる
学年ですね。良い思い出が出来るように
精一杯協力してあげて下さい!
次はあなたの番になるのですからね(^^)


さて、勉強面では実力テストや漢検がまっています。
年度の締めくくり、良い終わり方が出来るように
もうひとがんばりしていきましょうね!

子どもの可能性は無限大!

2013年01月15日 22時32分21秒 | 子ども
漢字が得意なある小学生とのやり取りだったのですが
とても驚いたので書かせてもらいます。

2月にある漢字検定を受けるつもりでいたその生徒の
学習進捗を見てみたら、まだ半分も終わっていませんでした。

「もう無理だね、試験はキャンセルしておくね」
と、少し厳しく突き放しました。
(あくまでも漢字にプライドを持っている子だったからです。)

すると、この3連休でほぼ終わらせた、と言うので
少し確認してみるとお見事、ほぼ完全に頭に入っていました。


たった3日で自分の学年よりも2学年も上の知識を
頭に入れてしまえるということに驚きました。
子どもの可能性は本当に無限大だと思います。

今回、この子の場合は漢字に対する
「プライド」
が勉強をさせたのだと思います。
プライドを守りたい、という強い意欲が湧き
くそ!絶対合格してみせる!
という行動になったのでしょう。

とにかく子どもの可能性は無限大。
どこで、どんな風に、何にスイッチが入るかわかりません。
いろんな手法で語りかけ、よ~く見ていてあげたいです。

何が何でも!って感じがないと・・・

2012年11月19日 22時55分53秒 | 子ども
中高生、テスト期間に入りました。
12月第2週目まで、しばらくテスト対策の毎日です。

ところで、テストの点数について
どのくらい子どもたちはこだわっているのかな~
って不安になるときがあります。


まぁ、いいや!って思ってしまったら最後。
そこから伸びることは絶対ありませんからね。

全員が100点を取れるわけではありませんから
個人事の目標点数で良いのですが
せめてその点数は「何が何でも取ってやる!」くらいの
意気込みが欲しいです。

意気込みだけではもちろんダメですが
まず、その意気込みすら見えない時があったりするので
とても不安なのです。


今、学校の定期テストなどが特に二極化しています。
5教科合計で400点以上も多く、200点以下も多い
平均点である300点を取っている人はあまりいないのです。

これはまさに、この

「何が何でも取ってやる!」

という気持ちの持ち方と

「まぁ、いいや、こんなもんで。」

という気持ちの持ち方の違いなんだと思うのです。
勉強以外の事に興味が行ってしまうとなかなか戻れません。
勉強の時間と、趣味や夢を追う時間と
きちんと分けてマネージメントしないと
結局、どちらも中途半端になります。


ふとそんなことを思う、この頃です。

叱られる前に気付くべし!

2012年11月16日 22時55分50秒 | 子ども
僕はあまり叱らないように見られがちなのですが
実はそうではありません(苦笑)
PEG、ペガサスの講師の中で一番短気かもしれません。


もちろんいつも、いつも叱っているわけではありません。
叱るタイミングがあって、

・やりもしていないのにすぐ わからない と言う
・嘘をいう
・はい、と返事をしない、ありがとうを言わない
・がんばろうとしない

などと良く言えば子どもたちのあまい態度に対して
渇を入れている、とも言えるかもしれません。

僕に対して取る態度と言うよりは他の講師に対して
横柄な態度だったりするとすぐに渇が飛びます。

それは、社会人としてのマナーやモラルとか
人付き合いを円滑にさせるための最低限の暗黙のルール
に関すること、つまり「躾(しつけ)」の部分です。


テスト前なのに、上記のような態度で
しかも講師の方ががんばっていたりすると

「おまえたち、逆だろうがぁぁぁ!!!!」って

叫んでしまいそうになります(笑)


とは言うものの叫んだり叱ったりしても対処療法であり
恐怖だけを与えても根本的な解決には全く至りません。
何とか自分たちで気付いて動いて欲しいなと
いつもいつも願っています!
そしてそういう方向へと向かい始めたのだと思います。

挨拶、返事が学習にも反映されています

2012年11月14日 23時28分59秒 | 子ども
点数が良いとか良くないは別として
「あっ、この子頭良いな!」って思う子どもは
挨拶と返事がピカイチです。

普段、授業などでは講師が子ども目線で話をしますから
油断すると、どうしても なぁなぁ になってしまう
瞬間があるのですが、頭良いな!って思う生徒は
それでもちゃんと挨拶と返事は忘れません。

はい!
ありがとうございます!
さようなら。

簡単な挨拶ですが、きちんとやっています。
これは「自立」という側面もあると思います。
高校生にもなるとこれに「敬語」が付加されます。

今までため口半分(笑)で話してきた生徒ですが
できるなっ!って思う生徒は敬語で話してきます。
これも成長と自立が大きく関わっています。


幼稚園で初めて習うのもごあいさつですね。
できるだけ早い段階で身につけてあげるのが
学習面でも良い効果があるように思います。