The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

矢沢歌いつつ、ポマール飲む?

2009-04-26 14:28:45 | ワイン
歓送迎会行脚の続きです!
帰るか?と思いつつ、なぜかコノ時間帯に歌を歌いたい欲求ですか?

てなことで、久しぶりやのミスJ行脚です!

ここ数年間の持ち歌は、わずかこの二曲のみ!
矢沢の『東京』をまずは一曲、続いて『愛の奇跡』でデュエットを・・・

そうこうしている内に、大ぶりのワイングラスに注がれた、
濃厚なガーネットのルージュが登場致しました。

土っぽい、ミネラリーなトップノートです。
グラスをスウェアーしますと、ドライなバラのニュアンスや、
レッドカラントのアローマに、微かな麝香の含みを感じます。

味わいは僅かですが舌先にタンニンを感じ、伸びやかさはありません!
しかしながら、30分のウェイティングにて、シナヤカなフルーツにメタモいたします。

歌に現を抜かしている訳じゃありませんが・・・
90年代後半のブルピノは正解!

ニュイと言ったら、ジュブレイしかないなと思いつつ、
思案していた所・・・そこでボトルが登場です!

1999 ポマール キュベ・レイモン・シロ オスピス・ド・ボーヌ

でありました。
こんなん飲んで、マイク持てるのは、
盛岡広しと言えども、おそらくココだけでしょう!

ご馳走様でした!

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99’ポマール・レイモン・シロはここが最安値でしょうか?


歓送迎会の夜、寒風の中行脚す・・・

2009-04-25 23:38:51 | ライフ
花見日よりも、あっと言う間の出来事でしたね・・・
後半は雨もシトシト、寒風も行脚の気力も萎えさせます。

それでも、当方にとってはミッドナイトクルーズの魅力が勝り、
その日も寒風の中を行脚するわけです。

歓送迎会の出席で、先に繰り出していましたK子先生とヌッフで合流です!
お祝いを兼ねてのシャンパーニュで乾杯いたしました!

その聞きなれないシャンパーニュは、
NV シャンパーニュ ギボラ ブリュット ブラン・ド・ブラン
ギボラですって・・・凄いお名前♪

その名前に反して、味わいは極めて壮麗なタッチであります!
クリーミーな泡立ちと、柑橘を伴う品格の香気が漂います!

澄んだイエローの輝きの向こうに見えます、コグラチュレーション!

また明日から、頑張りましょう・・・

I Love Bill Evans !

2009-04-24 19:13:38 | ミュージック
数日前だったと思いますが、深夜のBSをボーっと見ていましたら、
孤高の天才ピアニスト、そして現代のジャズを志す人々の目指す、
ジャズピアノの一つのスタイルを確立した巨人・・・

そうです、ビル・エヴァンスが登場しておりました。
『ジャズ・ライヴ65’~75’』と題したそのライヴ・ビデオは、
ワタクシにとっての、いわゆる心のリリシズム・・・

翌日の事はかえりみず、見切ってしまいました!

ビル・エヴァンスの最盛期は、言わずと知れた64’以前のトリオ、
すなわちスコット・ラファーロとポール・モチアンのリズム・セクションですが、
チャック・イスラエルとラリー・バンカーとのインプロヴィゼーションを必死に模索する、その当時のビル・エヴァンスを垣間見ることができ、
感謝、感激あめあられ・・・って感じでしょうか・・・

あたかも、折れ曲がった、姿勢の悪い、マリオネットが、
スタンウェイのグランド・ピアノにもたれかかったかのような、
ビル・エヴァンスの姿が、未だに脳裏から離れません!

思わず『エクスポラレイションズ』に針を落としました!

花冷えの木曜日!桜山に出没す!

2009-04-23 23:16:54 | ライフ
SマップのK君みたいなことやったら、凍え死んでしまいそうな木曜日、
マッサーウオは桜山でオデンを食べていました。

おそらく、K君はその公園を自分のオウチだと思ってしまったんでしょうね・・・
チョット離れた所に、着衣をタタンデ置いて、その上に靴下を乗っけて、
スッポンポンで韓国語の歌を歌っていたとの事・・・
自分のオウチのいつもの行動パターンだったのでしょう!

ソコに、警官がやって来たモンで、『裸で何が悪い!』
となったんでしょう・・・
ある意味、気の毒です!

でも、タイミングが余りに悪かった!
なにしろ『地デジ』ですから、自重すべきだったわけであります。

ニュースで町の声を聞いていたのですが、韓国の人たちの意見がモットモでした!
『何かあったのでしょう・・・、でも彼は公人ですから!』

日本では『ウッソー!マジですか?』がせいぜい・・・
『公人・・・』そのように答えた日本人は一人もいません!

ワタクシは公人?
でも気をつけます!

ソウソウ飲んでいたのは、公園近くの桜山でした。
最近ちょくちょくお邪魔をする『Hたごや』さんで、晩酌っておりました。

ホヤのお刺身、ナムルにいつものオデン!
オデンは白滝、大根、ガンモに豆腐などなど・・・
メタボ対応のお品を注文です!
最後の小腹系も、くるま麩を豚肉にモディファイさせたチャンプルーで〆!

ビールと芋焼酎のロックで、美味しくいただきました。

明日も行脚、今日は早めに帰ります・・・
では!

マッテオ・コレッジア健在?

2009-04-22 07:16:03 | ワイン
先日の『ブルージュ』でのお花見会に、
03’物のマッテオ・コレッジアのプレステージ、
ロエロ・ロッケ・ダンプセイを持参いたしました。

ロエロはアルネイスが幅を利かせる、白中心の栽培地!
かつての当主マッテオ・コレッジアはエリオ・アルターレの指示を得、
この地で秀逸なネッビオーロを生産しております。

皆さんご存知の通り、当主は2001年に、
トラクター事故で急逝し、現在に至っております。

さてその、03’物のロエロ・・・
どのように飲めたのか?

またの機会に・・・

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ロエロ・アルネイスのように、もともとは白ワインの産地であります『ロエロ』!
バローロやバルバレスコの産地よりも、平地で石灰岩質土壌との事です。

実際、03物を2009年に飲むストロークは、エキス分が充分であれば、
それなりにスムーズに飲めるのでしょう・・・
今回の03’ロッケ・ダンプセイはミネラリーに締まって、
果実も幾分クローズ気味でしょうか?
香りも岩盤系のトップに、イササカシンプルにまとめた甘いフルーツのアロマです。微かに感じる焙煎の香気に、スパイシーなアクセントは、時間の経過で登場致します。

この、類まれなる、驚きの『ロエロ』!
あと7~8年で、バローロティックにメタモルフォーゼするのでしょう・・・
はたまた、天才マッテオ・コレッジア健在時の姿を求めるのは、
やは酷なのでしょうか?