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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

底冷えの夜はおうちでトスカーナ?

2007-11-05 22:48:55 | ワイン
放射冷却現象の早朝は息も真っ白!
今朝は愛車のフロントガラスも凍ってしまいました。

来る物が来たと言う事でしょうか?
まだまだと思っていても、季節は必ず巡ってきます!
もう少しで寒い冬の到来です。

でも日中はポカポカと暖かさすら感じますが、
夕暮れともに冷えが厳しく、夜は行脚も萎える今日この頃です!

熟したプルーンのアロマと乾燥したバラの花束のニュアンスの、
気持ちの良いトスカーナを見つけました!

それはサンジミニャーノ近郊のコスパの良い造り手のファルキーニによるもの!
以前にも紹介しましたが、実はヴェルナッチャやキャンティにも良品あり!
そして、そこのIGT『パレタイオ』はサンジョベーゼ95%とカベルネ5%の混醸であります。

寒い夜は、暖かい部屋で、
パルメッジャーノとベーコンを絡めた、釜茹でスパかなんかをホウバリながら、
こんなトスカーナ飲んで見るのもイイですね・・・

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この価格を3日で飲むのはどうでしょう?


ヴジョは村名?

2007-11-04 18:08:24 | ワイン
ショパンついでに、
前々回のZOOにショパン・グロフィエの98’ヴジョが出ましたよね・・・

実はこれ村名のアペラシオンなんですね!
物の本に寄ればヴジョの村人(いわゆるヴジョタン)は200名あまりとの事、
そしてヴジョの全作付面積の75%(50.6ha)がグラン・クリュのクロ・ヴジョ、
レ・クラなどのプルミエ・クリュが11.7ha、
そして村名ヴジョが残りのわずか4.82haという構成になっています。
逆にヴジョでは村名ヴジョが希少なんですね・・・

ヴジョはアペラシオンでは下位に当たりますが、
その日の98’ヴジョは見事なワインでした!

ピュアーで混じり気のない、しっかりとしたレッドフルーツのアローマ!
しなやかで、優美なフルーツには、ショーブネ系には見つける事の出来ない、
ある種の色気が存在します。
何と言っても滋味の豊富な、究極の面接触!
グラスの中で艶やかに変幻自在・・・
そのワイン一本で楽しむ事が出来ます。

90年代半ばでダニエル・ショパンは引退との事らしいですが、
98’は何やかにやで、係わっていたらしいですね!

そんな曰くのヴジョに接する事が出来ました!
とにかく、主宰に感謝です。

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ショパン・グロフィエのエティケットで残っているのはコレのみです!
96年引退したのち、00’までヴィラージュ物まで係わっていたとの事、
貴重なダニエル・グロフィエの置き土産でしょう↓



NSGの雄の面影は?ショーヴネ・ショパン!

2007-11-03 22:17:07 | ワイン
ワイン駆け出しの頃、修善寺のワイン屋さんからよく買い物をしていました。
いくつか思いでのワインがありますが・・・

例えばデュジャックの80年代のクロ・ド・ラ・ロッシュやアンリ・ジャイエの78年物など・・・ボルドーではクリネの89’90’の満点コンビでしょうか?
それにレ・カイユーのキュベ・ソェントネールの90’もありました。

その中に別に気にもしていなかったのですが、後でこれは凄いと思った物がありました!
それはショパン・グロフィエのクロ・ヴージョなんですね・・・

残念ながら既に飲みきったのですが、確か89’90’だったと思いますが、
その頃クロ・ヴージョを何本か買い置いておりました。
先日、ネットを眺めていましたら、五万円などという信じ難い値段で売り買いされていて、やはりワインは飲んじゃあダメか?と思った次第・・・

いくらなんでも、そんなことナイですよね・・・

さて、気を取りなおして、思いでのショパン繋がりで、
今日は01’ショーブネ・ショパンのNSG レ・シェニョを開けました。

やはり、ダニエル・ショパンと比べれば生真面目な硬めのフルーツであります。
でもいかにも正直そうで、ロングな熟成を期待できるでしょう。

漏れ聞く話ではダニエル・ショパンの娘婿さんがユベール・ショーヴネで、
今のショーブネ・ショパンの当主!
確かに01’にして閉じ系の、甘味の少ない、色気のない果実ですが、
ナンと言ってもここの地所の樹齢と言えば、折り紙付き!
場所によっては80年を越えるヴィエ・ヴィーニュであります。
ユベールさんの肩の力が抜ければ、その内美味しくなるでしょう。
噂に寄れば、05’は相当に凄いらしい!

このドメーヌの物が、今の値段のままで、
あの記憶に残るアンリ・ジャイエを彷彿とさせる激旨フルーツまで成長すれば、
と願って止みません!

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05’物のショーヴネ・ショパンは絶対買い!
凄い事になっています↓



文化の日に河川敷を散策す!

2007-11-03 16:01:47 | ライフ
サウスリヴァー・ディストリクトで生まれ育ったワタクシとしては、
中T川の河川敷行脚に特別な思いがあるわけでして、
特にも市役所の裏手の川に突き出た大きな一枚岩の付近でのカジカ取りは、
今でも脳裏に焼き付いているのですよ・・・

てことで、メタボ対策としてのウォーキングのコースはここを外せないわけです。

今日も今日とて対岸からその一枚岩を眺めつつボーとしていますと、
日向ぼっこのカルガモさんと目が合いました!

こっちとしては昨晩の鴨の燻製がフラッシュバックされたのですが、
カルガモさんはそんなことも知らずに微笑みかけています!

あまりの無防備さの可愛さってありますよね・・・

さて、ここのところ行脚関係の報告しておりませんが、
ちょこちょこ大通りに繰り出しております!
まあ、翌日の五時起きの事もありますので、
本当にさっと顔を出して、ハヤテの様にサって行く・・・
いわば、月光氏のような立ち回りで、皆さんには失礼しております!

その間、ワインも少々・・・
O様では05’マルシャンとジャドーのAC、Mジェイではプジョーのセカンドワイン、P店でのグラン・キュベなどなど・・・いずれも美味しく頂きました。

さてここにきて、何もかにも美味しい季節!
再来週にはヌーヴォーの解禁が迫っております。

長尺コートで闊歩するワタクシを見ましたら是非声をかけて下さい!

PS:『11.11オテル・ド・ヤマダ』満席になりました!御容赦を!!
   登録者は御油断無きように・・・では!

11月はワイン月間か?

2007-11-01 22:27:43 | ライフ
いつもいつも気をつけなければいけないのは、師走の肝臓・・・
連夜の忘年会で二十日も過ぎれば、もうばてぎみになります。

なんとか29日まで持たせて、イザ正月休に突入するのですが、
せっかくの休みには死んでいる・・・
このパターンだけは避けたいものです。

デモ言っときますが、私のガンマーGTPはいたって正常値ですよ!
それからアレも正常値に近づきつつあります。

まあ、アレはアレだけに注意にこしたことはないのですが・・・
これからもアレには気をつけて行きたいものです!

さて今年はその前にひと山来そうな気配?
って言うのでしょうか・・・『魔の11月』?
自分で計画立てておいて、そんなん言うのもなんですが・・・

マアとにかく忙しいって事です!

とりあえず11月11日(日)の『オテル・ド・ヤマダ』のリストが出来あがりました!
まずはご覧下さい↓

1999 Champagne Brut Pierres Gimonnet MG

1992 Batard Montrachet Vincent Leflaive

1988 Gevrey Chambertin Lavaux St Jaques Rene Lecrerc

1997 Griottes Chambertin Rene Lecrerc

1974 Latricieres Chambertin Louis Trapet Pere & Fils

1993 Chambertin Jean Louis Trapet

1982 Charm Chambertin Almand Rousseau

1998 Chambertin Almand Rousseau

こんな感じでしょうか?古いのと若いのを交互に並べました。
参加人数により本数の変動ありますが、今の所減る事はないでしょう!

もちろん、恒例のブラインドありますよ、
いつものように、流れ重視あり、人を食った物ありの出血大サービス!
今年最後の『オテル・ド・ヤマダ』となります!
こう御期待!というところでしょうか!

気になる御仁は連絡を・・・
ではまた!