The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

08’ソレイユ ピノ・ノワールで和食処行脚です!

2011-12-03 06:03:58 | ワイン
さて先日の『盛岡ワイン・・・』のメルロ系のご紹介が一段落したわけですが、
その間も幾つかのイヴェントがありました。

当然のことですが、この時期に10日以上も家篭りするよな性質(たち)でもないし、
もしそんなことにでもなったら、周りからどこか悪いんじゃあないの?
とスグサマ体調チェックが入りますので、そんなことあるわきゃない!

ということで、数日前のことになりますが、
『2008 ソレイユ ピノ・ノワール 旭洋酒』を抱えて、
いつもの和食処にお邪魔をしたんですね・・・



なぜにそれを抱えて馳せ参じたか?と言いますと、
10月末に『旭洋酒』さんを訪問した折に、
ご夫婦からピノ・ノワールに関する幾つかの情報を得ておりまして、
そのあとワインが到着して1.5ヶ月ほど休ませて飲むチャンスを窺ってはいたのですが、
中々その場面が成立せず、今に至ったという状況なんですね・・・

まあ簡単に言えば、そうゆうワインになりました!と生産者の方からハナシを聞いて、
その現物が手元にあって、充分に飲める状態にあるのに、
待て!を食らったワンコのように、ヨダレをたらしてソレを凝視するのみ!
そんな感じだったわけです。

で、いてもたってもいられずに、和食屋へGO!
とうとう件のワインを御相伴に預かる事ができたってわけ・・・

そしてその日はこんな料理と一緒に『08’ソレイユ ピノ・ノワール』を楽しみました!



まずは『トマトと鮪のマリネ』に『キュウリ南蛮味噌』をビールでいただきまして、
そのあと件のワインをグラスに注ぎます。

そしてこの時期の定番の『昆布だしの湯豆腐、柚子胡椒とポン酢』でカラダを暖めながら、
『お造り』となるわけですが、その『お造り』は『メジマグロ』『やり烏賊』『帆立』『平目』など・・・

さて、フツーはこのお料理にピノなんてドウなのでしょう?
てな事のなるのでしょうが、これが見事なマリアージュを見せてくれました。

特にも、『柚子胡椒とポン酢をつけての湯豆腐』や『ワサビ醤油をつけてのメジマグロ』が良かった♪
何故だかわかりませんが、ニッポンピノの幾つかの物は和食に良く合うんですね・・・





で、今回御相伴に預かりました08’ですが、以前ソレイユご夫妻がお話の通り、
07’と比べてマイナーチェンジがありまして、それはよりタンニンを抑えて色合い薄く、
前のスタイルでは気になった、固さや、収斂性が姿を消し、
軽やかですが、エレガントで、チャーミングな果実を楽しめるタイプに仕上がっておりました。

そして香りはと言いますと、品の良いリコリスやスパイス感に始まって、
赤い花やベリーのアロマが程なく立ち上がり、これはいっそう際立ったものになったようです!

食卓に華やぎを与える『ソレイユ・ピノ・ノワール』・・・
これまで以上に磨きがかかって来たようです!

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08’ソレイユ ピノ・ノワールはここで↓