The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 シャトー・ルミエール 赤

2011-12-01 18:16:03 | ワイン
日本のワイナリーで一番の歴史の長い『シャトー・ルミエール』の中で、
赤の看板ワインがこのワインであります。



長野県塩尻市産メルロ、山梨市岩手地区産カベルネ・フラン、
それにシャトーに隣接する南野呂産のカベルネ・ソーヴィニヨンを使用し、
良質な葡萄の実のみを選りすぐって、本格的なボルドータイプのワイン造りをしたとのこと。

発酵後フレンチオークで15ヶ月の樽熟成によって仕上げ、
2008年産は約6200本生産されました。

やはりフランとカベルネが入りますと、ある程度の熟成期間が必要です!

今の状態ではスタイリッシュな果実味で、香りも閉じこもって姿を見せず、
ミネラリーなトップが前面に突出し、続いて登場する果実のアロマが抑え気味なんですね!

それでも、想像するに、5年の月日が流れれば、
このワインも様々な熟成の艶やかさが立ち上がりまして、
本格的なボルドー系列の姿を見せてくれるでしょう!

肉を焙って塩コショウで味付けして、骨付きに噛り付くのであれば、
このワインはサイコーなのでは・・・

このワインを飲んで、造り手の立ち居地が分かります!
歴史を感じさせるワインと言えるでしょう。







師走になりました!

2011-12-01 10:14:30 | ライフ
本格的な寒さの到来を聞かないうちに、気がつけば『師走』・・・

毎年準備万端怠りなく!とは頭では考えるのですが、カラダが言う事を聞かない、
困ったものです。

いつの間にやら、刻々と時間だけが過ぎ去り、
何もできない内に『お正月』てな調子にならないように、気をつけねば!

で、何故そうなるのか?
それは、なんのことはなく、度重なる酒盛りということになるわけですが、
昨晩もシッカリとワインを飲んでしまいました。

さて昨晩は、本当に久しぶりなのですが、敢えて言わせて貰いますと、
『オテル・ド・ヤマダ』の同窓会とでも言いましょうか・・・

かつて、毎月日曜日ごとに、我が家でワインを飲み交わした若旦那衆に誘われて、
夜の余市通りのアノ店に集合しまして、食事をしながら一献を傾けたしだい・・・



その仮称『イーハトーヴな夜』に持ち寄ったワインはこの通り↓

2007 オスピス・ド・ボーヌ ヴォルネイ キュベ・ジェネラル・ムトー

1999 ジュブレイ・シャンベルタン フィリップ・シャルロパン・パリゾ

1996 シャンボール・ミュジニ フィリップ・シャルロパン・パリゾ

2002 シャンボール・ミュジニ オー・ドワ ロベール・グロフィエ

1990 シャトー・レオヴィル・バルトン







どうですか?

まるで陰で誰かがマネージメントしたかのような見事なラインナップでしょう!

これが、阿吽の呼吸というのでしょうか、
1本1本があたかも意味のあるかのように、韻を踏んでの味わいの流れを形成し、
大変大変、楽しく美味しく飲ませていただきました!

月日は流れても、カラダに染み付いた『ワイン履歴』は消す事は出来ないわけでして、
この人たちは仕事は違って、今の立ち居地も違うけど、
『わいんひーと』の循環器はイササカも衰えてはいないという事でしょう。

サンキュー!またよろしく!