The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

『プティ モンド』一押しのキュイジーヌは?

2010-12-13 22:59:03 | ワイン
今日は終日雨、と言いますか、ところどころミゾレ交じりになっております!


このような日は、当方の業界にとっては厄日となるものなのですが、


ココに来て、まあまあの調子が続いております!


どうもオジーサン&オバーサン方は、雪が降る前に、前倒しをして、


『メインテナンス』に通おう、という算段なのでしょうか?


さてワタクシ、ココ2日ばかり『休肝日』(理由は不問)でして、


夕食後は書物なぞ、めくっておるのですが、今日は早めに一段落となりまして、


8時半頃から、借りてきたDVD『フィッシュストーリー』(I坂K太郎)を見ておりました。


監督、脚本は例の『鴨とアヒルのコインロッカー』のお二人でして、


サスペンスと笑いが、絶妙なタッチで絡み合った、不思議な作品なんですね・・・


面白かった!


ところで話はマタマタ変わって、先日のキュイジーヌの中でのお話ですが、


これまでの最高の品数(7品)で並んだキュイジーヌでしたが、


実は最初、キュイジーヌは5品と決めていたようです!


それが、どうしてそうなったのかと言いますと、


『ブリのオーブン焼き』の時間があまりにかかると言うので、前座を入れたとの事!


その前座が『アサリと烏賊と白菜のワイン蒸し、ホワイトソース』(写真)だったんですね!


実はその前座が、皆さん一押しの キュイジーヌだったと言うオハナシ!


白と赤の変わり目で、絶妙の繋ぎ役をしてくれました!



2007 ショレイ・レ・ボーヌ カトリーヌ・エ・クロード・マレシャル

2010-12-13 20:01:29 | ワイン
K井麻紀子氏によれば、ポマール村やヴォルネイ村を、平地の方へ下ったところにある小さな村、


ブリニィ・レ・ボーヌ村にそのドメーヌはあるといいます!


『カトリーヌ・エ・クロード・マレシャル』は、今話題のイワユル『マキコレ』、


ワインの造りは、あくまでも自然の流れを重視し、


直(じか)にヴィニュロンと接して、その造り手の哲学を心に感じたものを提供すると言います。


なるほど、07’のショレイ・レ・ボーヌといえども、クリーンな果実の凝縮は半端じゃなく、


香りものっけから、ミネラルがらみのイチゴ系のアロマが鼻をくすぐります!


思うに、このアペラシオンはあと数年の待ちが必要でしょう!


モシ今すぐに、この造り手の何かを飲むのなら、07’ACブルゴーニュが最適で、


充分にビールを飲み終わったあとで、就寝前にお口が寂しくなった時でも、これさえあればOK♪


今回の『プティ・モンド』では、アミューズで出された『海老と裏白のグリル、スパイシーソース』や、


『アサリと烏賊と白菜のワイン蒸し、ホワイトソース』などとマリアージュ!


美味しくいただきました♪