The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2004 ラ・ストラーダ マールボロ ニュージーランド

2010-12-28 22:53:01 | ワイン
ココに来て、尻に火がついて、年賀状を書いております。
もともと元日配達には、拘る訳ではないのですが、でも間に合うのなら・・・
てことで、傍らにワインをはべらしつつ、筆を走らせています。

ここ数年続きましたシリーズ物の賀状ですが、登場するワインはキュイジーヌ60回記念のもの♪

で、賀状書きつつ、飲みましたワインは『2004 ラ・ストラーダ マールボロ』なんですね・・・

まあ、読んだ人は気がつかれたかと思いますが、
書籍『ウスケボーイズ』の中で、麻I宇介氏が3人の若い醸造家を前にして、
『コレを飲みなさい!』と差し出したワインが『1997 ラ・ストラーダ』だったんですね・・・

もちろんその3人は『ドメーヌ・ソガ』『ボー・ペイサージュ』『キド・ワイナリー』を興した3人です!

何故に麻I宇介氏が『ラ・ストラーダ』を出したのか?
については、書籍を読んでいただく事にして、
それにしてもこのニュージーワインはヒジョーにコスパに優れているんですね♪

果実の充実度はもちろんなのですが、決して押しが強い訳ではなく、
適度な緊張感がビューティフルな味わいを醸し出しつつ、しかも見事な調和を見せてくれます。

『ウスケボーイズ』3人を前にした、麻I宇介氏最後の講演会は、2002年のことでしたので、
日本ワインに対する、業界の評価がマダマダの時代でした・・・
その時代に出されて飲まれた『ラ・ストラーダ』は、
今の彼らが、例えば2004年物を飲むことでの、感じ方とは違うのは確かでしょう・・・

賀状書きながらも、そんなん考えてしまうのは、
ワインヒートの性(さが)でしょうか?