The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2004 シャトー・デュアール・ミロン

2010-12-05 07:50:08 | ワイン
何しろ『キュイジーヌの会』もそうなんですが、ブルゴーニュ中心ですと、笑みがこぼれ、


ボルドーが出ますと、どうもシカメッツラになる傾向があります!


ワタクシとしましても、『普段のブルゴーニュ、記念日のボルドー』という、


いわば一つの慣習めいた物がありまして、


ソウユウ意味では、大勢のワイン会には、ボルドーは出しにくい物ではあるわけですが、


この季節になりますと、やはり最後はボルドーで終わりたい!


そんな気持ちになるんですね♪


で、今回の『ボン・ションス』で、2004年物の『デュアール・ミロン』を登場させました!


『デュアール』は説明するまでも無く、ボルドーはポーイヤック村の4級、


オーナーはかの『ラフィット・ロートシルト』であります!


かつては、『ラフィット』の裏看板は重過ぎる、と揶揄された時代もありましたが、


ココに来て、流石という造りも見せているやに、聞いております!


さてそこで、2004年物なのですが、これが素晴しい状態でして、


しかも第一次賞味期間を迎えております!


西洋スギとブラック・カラントのポーイヤックにあるべき香気を押さえつつ、


優しげなナメシ革とスパイシーなオークを楽しめます!


果実はよく熟していまして、噛めるほどの肉感と、


一方では心地よいバランスを見せてくれるんですね♪


『デュアール』の出来事態もさることながら、


2004がストローク的にもイイ具合ということでしょうか?


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04’デュアールはココで↓