The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

Bルヴィルでヴォルネイ・シャンパンを飲む!

2010-07-04 16:49:03 | ワイン
ワイン会直前の夕刻は、もちろん準備にも忙しいのですが、


だからと言って、普段の晩酌の準備をお願いするのも、野暮って言えば野暮・・・


てことで、外食が多くなるのも必定ですよね・・・


で、昨晩は久しぶりに『ベルVル』にお邪魔を致しました!


まずは、エマニュエル・ルジェの息子のニコラ・ルジェのファースト・ヴィンテージ、


2007年物のブルゴーニュ・アリゴテで喉を潤します!


その間、『牛蒡のフリッター』『野菜タップリのグラタン』などを頂きながら、


次なる赤ワインを頼んだわけです!


そうしたところ、いつも週末に、このお店でご一緒になる機会の多い、


Fさんからお裾分けをいただいたんですね・・・


そのワインは、2007年物にして、僅かにアンバーな気配のルビー色を呈していまして、


香りは白檀の香木を思わせる、美しいトップなんですね・・・


程なく、ミネラルと赤い花とチェリーのアロマが続き、頭クラックラ状態です!


色は薄いが、エキスがビッチリで、落ち着きのあるフルーツを楽しめるんですね・・・


果たして何だ?とSチャンに問い詰められまして、


悩みに悩んだ末、出した結論が、2007年物のボーヌ・・・


恐らく『ポマール』か『ヴォルネイ』となったわけです!


ソレがソレが、このワインでは絶感が働きまして、その答えは・・・


2007 ヴォルネイ・シャンパン マルキ・ダンジェルヴィーユ


でありました!


驚きましたのは、07物で既に美味しく飲める状態なんですね・・・


何故に驚きかと言いますと、


この造り手は、色素は確かに薄いのですが、シッカリとしたポテンシャルがありまして、


そこへ持ってきて、「シャンパン」は凝縮したワインが出来るテロワです、


したがって、美味しく飲めるのに、意外に長い熟成期間を要するタイプ、


だったはずなんですね!


まあ、これは悪い意味ではないのですが、僅かに代替わりで、スタイルが変わった、


という事でしょうか?


それにしても、中味は完璧と言っても良いほど見事な状態でして、


いずれ、ご相伴に預かった、Fさんには心より感謝するばかりであります!


(写真はニコラ・ルジェのアリゴテです!)