The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

シャトー・パヴィー、改革前夜!

2009-03-10 20:25:49 | ワイン
前回の『ボン・ションス』では97’を、
そして今回の『プティ・モンド』では96’を開けたシャトー・パヴィー!

モンブスケのオーナーの情熱家、ジェラール・ペルスに買収される以前の佳作、
ニ銘柄を飲む事ができたわけです・・・

しかしながら、98’以降のP.P.高得点対応の造りとは違い、
土っぽく、素朴で、ハーヴィーな風味のパヴィーは、
そのテロワに忠実な、肉感的で、余韻の長い味わいを見せてはくれません!

それでも、その会のキュイジーヌ『ロシア風のミートボール』との相性は抜群で、
ワイン単独では、ドライで野暮ったいフィニッシュも、
マリアージュによって、底アジの甘みも増し、ある意味満足できうるもの・・・

もちろん、コスパもいいわけですが、
98’以降の価格高騰と味わいのコンセントレイションを鑑みますと、
さてドチラのスタイルが、御自分のワインライフに合致するのか?

難しいトコロですよね・・・

そうは言うものの、P.P.100点ワインの、
00’パヴィーも飲みたいわけですから!

ワカルデショ、これもワイン飲みの性(さが)ってもんです!

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『第41回ワインとキュイジーヌの夕べ』の写真集はもう少しでアップの予定!
今しばらく、お待ちください!