The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

サンジュリアンの三つのレオヴィル!

2009-03-16 20:18:22 | ワイン
117回目のワイン・フォーラムが終了いたしました。

久しぶりの、ボルドーをテーマにしたワイン・フォーラムだったわけですが、
この濃密なワイン群を、どのように並べるのか?
しかも名だたるワインヒートの面々が、最後まで飽きることなく・・・

実際のところ、ワタクシとしては、たいへん苦心いたしましたが
参加の皆さんはいかがでしたでしょうか

カベルネ主体のボルドー系が、序盤から後半まで交差する、
今回のワイン・フォーラム!
まずはワインリストをご覧下さい↓

1.1986 Champagne Brut Blanc de Blancs Ambroise

2.2008 Issehara Arga Branca Kosyu-Blind-

3.2002 Chassagne Montrachet Les Morgeot BLain-Gagnard

4.1992 Ch. Leoville Barton St-Julien

5.1992 Ch. Leoville Poyferre St-Julien

6.2000 Giust di Notori Tua Rita Toscana I.G.T.-Blind-

7.1983 Ch. Leoville Poyferre St-Julien -Blind-

8.1983 Ch. Leoville Las Cas St-Julien

9.1975 Ch. Montrose St-Estephe -Blind-

10.1967 Ch. Leoville Las Cas St-Julien

11.2004 Clos de la Roche Vincent Lecheneaut-Blind-

この流れ・・・
難しいヴィンテージの92’では、バルトンとポワフェレの比較、
魅惑的なヴィンテージの83’では、ポワフェレを繋ぎとして、
ポワフェレとラス・カズの比較をいたしました!

そして、75’サンテステフのモンローズを挟めまして、
最後は、ほぼ熟成の極みに達している、67’のラス・カズでフィナーレを向かえる、と言う算段だったのですよ・・・

まあまあ、自分としては上手く進んだと考えております!

それにしても、ブルゴーニュは気持ちを高揚させ、
ボルドーは気持ちをシリアスにさせるのは何故でしょう?

会終了後も、ハードボイルドの映画を見終わった後の、
映画館を出るときの、眉間にしわを寄せる、あの表情に似た・・・

そんな気持ちにさせる、スタイリッシュな、良く解けたボルドー・・・
皆さんは、堪能して頂けたでしょうか?

個別のコメントは後ほど・・・
では

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83’ラス・カズの最安値はここかな?