The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

DRCヴォーヌ・ロマネ 1er クリュはどうでした?

2009-03-29 22:28:56 | ワイン
昨晩、出張オテルが終了いたしました!
気が付けば午前2時の丑三つ時、最後は這い這いして帰りました。

大通りは『The Bar S藤』に出張したのは11名のワインヒート!
2本のシャンパーニュと1本の白、そして6本の赤ワインを飲みきりました。

序盤に並べた、ヴォーヌ・ロマネの流れは・・・
04’ヴォーヌ・ロマネ・オー・シャン・ペルドリ オーディフレッド、
05’ヴォーヌ・ロマネ レ・ジャッセ イヴ・ビゾー、
そして02’ヴォーヌ・ロマネ 1er クリュ キュベ・デュヴォー・ブロシェ DRCの3本です!

DRCへの感じ方は、様々だったようです!

02’のDRCを2009年に飲む・・・まずこのストロークを考えますと、
当然あの熟成によるDRCフレーヴァーは望むべくもない訳ですが、
ピュアーな赤い果実のアローマと静謐なる品格の調和は、正しくこの造り手だけのものでしょう・・・

凝縮したヴィンテージの、還元された黒系の果実の風味はありません!
しかしながら、その味わいは薄いのではなく、わずかに閉じて、
底に潜む濃密な滋味が、今か今かとその出番を待っていると言う感じでしょうか?

まあ、10年のウェイティングはもちろん!
でも他の6つのグランクリュよりは、姿を見せてくれているのも確か・・・

一番の問題は、コストパーフォーマンスの問題でしょう・・・
今の時点で、これ一本でオーディフレッドのオー・シャン・ペルドリが10本買えてしまうのも、偽らざる現実です。
さすがに、このワインは、このような形で開けるのが常套手段となります。

そういえば、DRCの12人の正規社員の一人だった、
アンリ・オーディフレッドのオー・シャン・ペルドリが、
DRCのプルミエと微妙にニュアンスが繋がって思えるのは気のせいでしょうか?

などなど、興味津々のヴォーヌの流れではありました。