普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

石原、安倍、渡辺、橋下の連携で官僚政治打破(2)

2012-11-08 17:16:03 | 政策、社会情勢
・第3極は衆院選では自党の公約を表にだして戦うが選挙後は官僚政治打破だけに就いての連携し統一会派を組む・国会の質疑、採決に就いては官僚政治打破に協調、原発、所得税などは自党の公約に基づいて主張・官僚は3党をを馬鹿にしているが安倍自民党もプラスすればそれ所でなくなる
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私の官僚政治の打破、政治主導の行政改革に就いていろいろ書いて来ましたたが、その後の頂いたコメントやマスコミのこの問題に関する反応です。
 最初にお断りしなければいけないのは「若手キャリヤー官僚の意見」で ">「キャリア官僚だって人間」―30歳元キャリア官僚の語る霞ヶ関の実態
を紹介しましたが、そのアドレスが結果的に全く違っていますので、改めて紹介します。 私の良く或るうっかりミスでご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
最初私に頂いたコメントです。
・私の官僚にもやる気満々の人の能力を活かせ。先進国の中で官僚の数が少ないので、官庁の合理化を先にして、当面は自然減に待つべきの意見に対して
まず仰せの通りになれば良いのにと思います。蛇足ですが、“先進国では米国についで公務員数の少ない日本”とのことなのですが、米国の公務員は、正職員数の数が少ないだけで、コントラクターと言って、下請けの民間企業からの派遣が、基本的に実働している人たちです。正職員の公務員は、身分保障を最大限に利用して、その上に胡坐をかいているというか、ろくろく働きません。トップの真のエリート以外は、まともに仕事をしていないのではないかと思うくらいです。従って、下請けの派遣職員が、身分保障もなく奴隷仕事をしているという構図です。さらに上から下っ端職員に至るまで、汚職もありまくりです。日本の公務員の方が一律に、はるかにちゃんと、『仕事』しています。そして米国のトップ公務員の給料は、これはもう、日本とは段違いに高級取りのようです。
 良く判りました大変勉強になりました。有り難うございます。
・石原、安倍、渡辺、橋下の各氏が連携して公務員制度改革に当たるべきと言う意見に対して、各氏とも総理になりたがっているし、誰も縁の下の力持ちなどやる気がない ので、連合などないと言うコメントを頂きました。
 私は政治、経済、政治などそれを飯の種にしている人の批判はしても他のブログの内容や私のブログにコメントしているアマと思われる方の内、上記のような(私が見て)良い意見は紹介しても批判は避けることにしています。
 それでたまたま読売新聞もやや似たような社説に対する意見を紹介して、私の文章の内容の不十分のところの補足してみました。
第3極」 主導権争いが映す政治の混迷
 民主、自民両党に続く「第3極」での主導権争いが激化している。
基本的な理念、政策で大きく異なるようでは、次期衆院選に向けた勢力結集に展望は開けまい。
として第3極と言われる党の公約の消費税、原発など政策の違うことを上げ、
 消費税や原発は、日本の将来を左右する政策だ。石原氏は勢力結集の前には「ささいな問題」と言うが、大衆迎合色の強い政策と折り合おうとするのはおかしい。
 いずれも次期衆院選では争点となる。重要政策の違いを糊塗して選挙で連携・協力し、国の機構、官僚制度の抜本的な変革を訴えても、有権者は戸惑うだろう。
 私は安倍さんも言っていましたが、自民党も第3極と言われる党もそれぞれ主張する「国の機構、官僚制度の抜本的な変革」を含む好きな公約をあげ選挙戦を戦い、選挙後に前記の共通公約に限って連携すれば良いと思います。
 有権者は各党の前記の公約と原発、消費税の公約を組み合わせて総合的な判断をすれば良いことで読売が言うように戸惑うことはないと思います。 (私の希望的観測ですが、仮に第3極と言われるA党の票が減ってもB、C党の票に移るだけで第3極全体の票が減ることは無いと思います。)
 詰まり選挙は選挙、その後は第3極の各党と自民党は共通の考え方の「官僚政治打破」に限って部分的に(連合ではなくて)連携しろと言っているのです。
縁の下の力持ち」でなく例えば石原さんの言うよう第3極の3党は統一会派を作り、国会の審議や採決では公務員制度改革に就いては同一歩調を取るが、原発、消費税ではそれそれぞれ好きなことを言い採決に当たれば良いのです。 (統一会派の発言時間は各党の議員数に比例して配分するのは当然です。)これくらいの譲歩と言うか、調整ができないのは他に何か意図があるか、なければ政治家としては失格でしょう。
・橋下維新の会の官僚の40歳定年反対の意見について
 実は週刊現代の広告に「石原慎太郎は怖くないが橋下徹は潰さなければならない」との見出しがあったのでそれから何か引用しようと思って本屋で立ち読みしたが、匿名官僚達の政治家への悪口ばかり、何も前向きの発言もなく、週刊現代も気が引けたのか「いつも傲慢な官僚たち」とサブタイトルがついていました。
そこで気になった点です。
・石原さん個人は怖くないが「立ち上がれ」の黒子に徹している園田さんが石原さんにつくと変わってくる。 (私は園田さんと片山さんを比較して、発信力から片山さんのサポートが必要と書いたのですが、園田さんでも良いような気がします。はっきりしているのは石原さんの個人だけでは官僚も言うように物事が進まないような気がします。)
 官僚達の意見は橋下さんは手ごわいが、官僚と協力するのなら良いが対決するのなら、長妻さん、田中真紀子さんのように潰す準備は出来ていると言っていました。
 官僚が橋下さんにどれだけ出来るはは別ですが、官僚の40歳定年は官僚の反発を喰うのは必至、仮に上手くいっても、彼らがノンリターンの原子力規制庁の役人が意欲を失って維新の会に入るかもと言っていたように、彼らの言葉を待たずとも先の芽を潰された官僚がまともに働くとは思いません。
 橋下さんは得意であり一枚看板の行政改革さえも失敗しないように、石原さんや安倍さんの意見も訊いてみてはどうでしょう。
 最後に上記の匿名官僚座談会では石原新党・橋下維新の会を小馬鹿にした発言をしていますが、これに渡辺みんなの党、特に安倍自民党が加われば、一転態度が変わると思います。
 そして改革の方向は官僚を巻き込んだ徹底的な官庁の合理化と、官僚の意見を取り上げ評価する施策を取れば官僚の考え方も変わって来ると思います。

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