普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

今こそ片言の憲法、現実無視の憲法のを見直そう

2022-03-31 13:29:48 | 憲法

戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。

   私の若かったころお世話になった「風林火山」さんのブログの親日家のケント・ギルバートさんの「平和憲法の神話を守りたい護憲派の“偽善者”たち」の意見です。

 私の嫌いな日本語の1つに「平和主義」がある。もちろん、「平和が嫌い」という意味ではない。日本の学校教育やメディアでは、定義すら曖昧な「平和主義」という言葉が、あたかも絶対的正義のような前提で使われる。私はこの「偽善主義」的な風潮が嫌いなのだ。GHQ(連合国軍総司令部)が草案を作成した日本国憲法には、前文と第9条に「平和」という言葉が計5回使われている。だが、私は約40年前の法科大学院生時代から、今日に至るまで「平和」の明確な法的定義を聞いたことがない。なぜなら、「平和」という概念は、主観的かつ相対的なので、明確に定義付けることが困難なのだ。例えば、学校でもそう習うようだが、「戦後の日本は平和憲法のおかげで平和だ」と信じている日本人は多い。他国との武力紛争さえなければ「日本は平和」と考えるらしい。一方、北朝鮮の工作員に自宅近くで家族を拉致され、そのまま何十年も生き別れとなった拉致被害者とご家族であれば、「日本のどこが平和だ!」と叫びたいだろう。自称「平和主義者」と、憲法改正に反対する「護憲派」は、ほぼ一致する。安倍晋三政権下での憲法改正に反対する左派野党は、護憲派の代表格である。左派野党は、北朝鮮による拉致問題の解決で、なかなか結果を出せない日本政府を批判する。だが、日本に「軍事オプション」が存在しないせいで、政府が北朝鮮との交渉を能動的に行えない現実は無視している。護憲派の政治家が拉致問題の解決よりも、「平和憲法の神話」を守りたい偽善者に過ぎないことがよく分かる。「平和憲法の神話」はとっくの昔に崩壊している。憲法施行後の1952年、島根県・竹島が不法占拠された際、韓国は日本の漁船を機関銃で襲撃し、船員の身柄を拘束して多くの死傷者が出た。彼らは日本が「戦争をできない国」だから生じた犠牲者である。護憲派が信奉する「平和憲法」が、日本の平和を全く守らないことは、この事件で立証済みだ。そもそも、多くの日本人が「平和主義」として語る話は、「何が起きても戦争してはならない」という内容である。私がTBS系情報番組「サンデーモーニング」のレギュラーだった時代、イラク軍がクウェートを侵略した(1990年)。番組に出演した瀬戸内寂聴氏は「クウェート人は我慢すればいい」と言い放った。これは英語だと「パシフィズム(Pacifism)」であり、正しい和訳は「不戦主義」である。私が考える「平和主義」は、「平和を守るには、時として戦争もやむを得ない」というものだ。感情論ではなく、理性的な反論であれば大歓迎である。

 Wikipediaの憲法9条についてケント・ギルバートさんの意見とそれに対する意見。

朝まで生テレビ!」に出演した際、「集団的自衛権個別的自衛権、これは両方とも国際法で認められているものであって、日本にもあるんですよ。そして憲法前文を読みますと『憲法は国民を守るためにある』と。その上で、憲法第9条は『しかし、武力は使わない』と言っているんだけれども、前文と国際法から考えれば、憲法第9条自体が、憲法違反だと思っている」と発言した。これに対してパネリストの小林よしのりは同意し、司会の田原総一朗も「もともとあの憲法はGHQが作った憲法であって、GHQは日本が再び戦争ができない、弱い国にするために作ったんだよ」と返し、ギルバートも「ペナルティなんですよ。制裁措置」とやりとりする場面があった]。

 

「私の意見」

・憲法9条死守の空気蔓延の当時からギルバートさんの意見に賛成の人もあったのですね。

・以下は前にも書いた事ですが繰り返します。

 ハーグの紛争で多くの他の国は軍隊を派遣。然し九条の国日本は多額の資金を提供しましたが同国から何も感謝の言葉が無かったのが大きな話題に。それと米国から「Show the flag」と言われた小泉さんはイラク紛争のときに地域の人達給水をする自衛隊を派遣しました。戦中の経験のある私から見れば、そしてイラクの反対勢力の立場から言えば九条違反の戦争に加担したのです。その後国会でイラク文書の多くの「戦闘」の字の存在が問題になりました。護憲派の言う「九条があるから今まで平和だった」と言うのは国内だけ通用する言葉です。戦時中の経験のある私から見れば飛行機で米軍の兵士や武器を輸送すると言うのは国明らかな戦闘行為です。ただ好運が重なって死者も障害者でなかっだけです。

 そして今はクエートにロシヤの侵攻に他の多くの国がロシヤの批判。ただ一つの例外は静観の国は中國。そしてクエート支援の国、特に米国の動きを見ている中國。同国が何処を狙っているのは台湾。事によれば尖閣も?

それに対して国会は憲法審議に入るか否か。米国はどうする???

私は何時も書いているように少なくとも当面は憲法の片言部分でも見直したら思うのですが。

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