普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

私のブログの基本的な立場

2010-04-20 16:56:08 | 鳩山内閣

 私のブログでコメントを頂いた中で、時々取り上げたテーマに応じてお前は何時から鳩山政権または自民党支持に鞍替えしたのだと言う批判があります。
 また、以前ブログ名を「無党派日本人の本音」としてとき、無党派を名乗っているのに、特定の政党や自民党政権支持するのはおかしいと批判されたことも何度もありました。
 それで私のブログを訪問された方のご便宜のために、私の考え方を纏めて見ました。
 私のような小ブログのことをとやかく書く価値は殆どないと思うし、読まれた方もそう思をれる方はどうぞパスされて下さい。
 
[私のブログ開設前]
 私は資本主義を受け入れ、それに社会主義的な思想を持ち込んだ、労資協調路線の旧同盟系労組を支持基盤とする民社党を支持していました。
 何故なら狭い国土を持つ日本は、完全な自由主義的な資本主義では外国に伍して戦って行けないこと。 (私は産学官一体の「日本株式会社」化賛成です。)
 労働者など下層階級の対策を無視しては今後の日本はないからと言う理由です。
 然し民社党は自民党との連立政権に参加後、自民党は民社党の政策の良い所を全て取り込んだために小党の民社党の存在意義がなくなって消滅しました。
 これは逆に言えば自民党も社会主義的な考え方を取り入れたのです。
 そして、自民党の一部と旧民社党や社会党の大部分が加わっている民主党も今の公約で見る通りに、基本は資本主義ですが、自民党より社会主義的な公約や運営が目立っています。
 だから両党とその政権には問題は多くありましたし、現在もありますが、政権交代が出来る良い環境が出来たと思っていますし、両党に対しても是々非々の立場に立っています。

[ブログ開設後・安倍政権時代]
評価:教育制度改革、憲法改正のための国民投票法成立(私は9条が問題があるのなら他の項目からでも見直すべきだと思っています。)、主張する外交とそのための(出来ないままに終った)情報機関の設立(鳩山さんの言う米国と対等の外交・安全保障を、米国頼りの情報で進めるなど夢と思います。)
批判と提言:小泉改革継承でなく、見直しまたは脱却、閣僚の「政治と金」の問題の対応の遅れ、情報蒐集システムを確立して裸の王様にならぬこと

[麻生政権]
評価:
リーマンショックから回復のための経済政策(たまたま昨日の麻生さんを出席の「たけしのTVタックル」でも彼の経済政策を評価していました。) 後期高齢者医療制度(批判していた民主党の長妻さんは当面継続を決定)
批判と提言:お友達内閣、勉強していない閣僚(国立マンガ喫茶の質疑では一言も言葉を発しない文科大臣)公務員制度改革の弱腰姿勢 (公明党提案の)定額給付金

[安倍~麻生政権時の提案]
「石油枯渇」 (石油価格冒頭) 、「米国への依存の見直し」 (ここでは米国のバブル崩壊前から同国の経済がおかしくなりかけていると言ってきたのですが)、「少子化対策」などの重要事項に研究するシンクタンクの設立

[鳩山政権]
評価:政治主導の公務員制度改革、良く勉強している若手政治家
批判:高速道路無料化・高校無償化・子ども手当て・農家の戸別所得保障などばら蒔きの公約、経済無策、普天間基地問題、公務員の経費二割削減の公約の実質は地方経費をに移すだけというインチキ公約、外国人参政権など一連の政策、物言えない政治家、選挙では何でもありの小沢さんに引きずり廻される鳩山政権などなど
 鳩山政権に対する批判が余りにも多い原因は、小沢さんの選挙優先の政策と、民主党の公約が自民党政権の政策の穴を突いた野党としての公約だからと思います。
 詰まり今の言葉で言えばニッチな政策(その適例が経済政策の殆どは中小企業支援策ばかりで、肝心の彼らへ発注する大企業の支援策は僅か一件しかない)ばかりで、国を背負う政権としての公約でないからだと思います。

[各党への期待と批判]
・民主党

 消費税増税を掲げて戦った岡田さん時代のように、真面目な政党に戻ること。
 民主党創設時のような率直で良く勉強している若手政治家中心の政党になること。
 日教組、社会原理主義に拘る人達を取り除くこと
・自民党
 大敗の総括をすること、何時までも支持率が上がらない原因の追及、そのための族議員や党の領袖による自党内閣のリモートコントロールの体質改善、若手議員の育成などなど
・公明党
 創価学会との縁を切ること(多分不可能?その場合は支持しない)
・共産党と社会党
 教条主義からの脱却、国民政党への転換(多分不可能?その場合は支持しない)
・国民新党、みんなの党、たちあがれ日本、日本創新党など
 国民新党を含めて、ねじれ国会、暴走国会での第三極として、是々非々を貫いて、国の方向を誤らぬようにして貰いたいし、その動きに対しては支持します。

[無党派日本人の本音のブログ名変更の理由]
 私は基本的には反自民や反民主などレッテルを貼ることが嫌いで、ブログ名にもわざわざ「無党派」の言葉を入れていました。
 その理由は一旦レッテルを貼ると、色眼鏡を掛けたの同じように、物事を真っ直ぐそのままに見えなくなるからです。
 然し私の「無党派」批判でふと気付いて私自身が嫌いな「無党派」と言うレッテルを自分自身に貼っていることに気付き、ブログ名を今のように変えました。 (この変更に対する批判もありましたが。)
 私は何時も言うように主な情報源は新聞かテレビ、それとネットしかない不勉強の「普通のおっさん」で、従って当たり前のことしか書けませんが、それでも前記のように、私のどちら側の偏らない、是々非々の当たり前の批判や提言のかなりの範囲が、意外と先見性を持っていること(アンダーライン部)に気付かれた方もおられると思います。
 当たり前のことばかり書いて、読んでもちっとも面白くない、またストレス解消にもならないと言う欠点もありますが、逆に言えば私のブログの存在価値がそこにあると思ってもうしばらく続ける積りですので、どうぞこれからもご支持とご教示、ご批判を宜しくお願いいたします。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

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